某SNSでふとしたときに拝見し、そこからこの作品のトリコに。
ずっと"何気なく毎日をただ送っているだけ"、"時間を消費しているだけ"と感じ、特別な何かを求め生きてきました。
この作品に出逢ったことをきっかけに、自身の毎日を振り返ると「特別じゃない、ぜんぜん特別じゃないけど、少しだけ、ちょびっとだけ、心がふわっと舞い上がるような出来事」があることに気づきます。
トゲトゲだった心が、ふわふわまーるくなるような出来事。
何か新しい刺激を求めるのも楽しいですが、毎日のふとした日常に特別性を見出すことも大切だと気づかせてくれます。
自分の毎日は「本当は幸せでいっぱいなのかもしれない」と感じさせてくれます。
ほっこりと素敵な日常を切り取って、詰め合わせにしたような一冊です。
自然と微笑んでしまうあったかさをどうぞご堪能ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。
一緒に食べようバージョン
おいしい時間〜小百合ちゃんの誕生日、母子家庭だけどおかあさんは明るくて前向きでへこたれない。
手作りケーキに挑戦するが失敗続き…。
だけど小百合ちゃんもめげなくて、おかあさんにホットケーキにしようと言う。
実家がお弁当屋さんで両親も朗らかで協力的なところが良いね。
熱が出た日〜吉田くんが高熱でダウン。大家さんや純加ちゃんがお粥をもってきたり、戸塚さんが猫ちゃんを預かってくれたり…みんな優しい。
あなたと一緒に〜何も喋らなくてもそばに居ると気づくことがある。
だって2人とも焼きイモ買ってくるんだから…。
一緒のごはん〜和食ばかりじゃなく、メンチカツやコロッケを買い食いしたい気持ちわかる。
たまにガッツリ、油こってりのジャンクなものも欲しいときがある。
自分だけのトッピング〜ラーメン屋で働く戸塚さんは、仕事が丁寧でお客様のことをよく観察している。人の気持ちがわかる人なんだなぁと感じる。
この戸塚さん、うちの息子に容姿が似ているんだよなぁ…頑張ってるのかなぁ。
あの日の味〜おばあちゃんのものすべてを綺麗に残しているおじいちゃん。探していたのは料理ノート。
孫がちゃんと持っていた。孫も半分くらいは作れるらしい。
料理ノートは、自分の好みに味を調整してくれていた。
黒豆の砂糖の分量を訂正していて、「おかわりしてくれた!これで決まり!」とはなまるの絵。
絶対、このレシピで作りたくなるでしょ。
愛情たっぷりの甘々な黒豆。ご馳走様。
誰かと一緒に食べるって最高なのかも、改めて思った。
毎回心が温まる
3巻出版おめでとうございます。
本当に本当に毎回、登場人物みんなが優しすぎて心が温まって泣いてしまいます。
大好きです。
私も母の料理で大好きなものがあって、ふとした時に食べたくなるのでレシピ聞いておこうかな…
次巻も楽しみにしてます。
Posted by ブクログ
シングルマザーの伊吹さんと
娘ちゃんがケーキを作るおはなしが好き。
ヘタでも楽しくできるならいいね!
猫を飼ってる吉田君が風邪をひいて
そこから数珠つながりに
同じアパートに住んでいる人や
バイト先の仲間へと物語が展開する。
そういう描き方が
なんか皆それぞれに生活があるんだなぁと
ちょっと幸せな気持ちにさせてくれる。
Posted by ブクログ
この漫画のテーマである「特別じゃない日の当たり前のしあわせ」…うん、やっぱり好きです。
しかも今回はごはん…作ってくれる人がいる、作ってあげたい人がいる、一緒に食べる相手がいる、おいしいねと言い合える相手がいる、本当にしあわせなことですよね。
メンチカツと味玉をおかずに雑炊食べてデザートにホイップクリームのせたホットケーキ食べたい…。
苦手な母親のタイプ
話とかほっこりするけど、あた◯んちの母親みたいで出来もしないのに大見栄切るとことか無理だったし笑って誤魔化せたら良いみたいな感性が苦手でした。
いい加減な母親に見えてしまう。
この母親と感性が似てたり許せたり受け入れられる人にはすごく刺さる話だと思う。
でもいくら身内でも過度な期待と信頼をしたら痛い目見るっていう子供目線で見れば星5な気がする。