【感想・ネタバレ】福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1のレビュー

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購入済み

長編を読んでみたい

2014年02月22日

ドラマ化されてるので、きっと大げさで分かりやすいミステリーだと思って読んでみたら、地に足がついたしっかりしたミステリーで思わぬ拾いものでした。静かに、慌てず、証拠を集めて犯人を追いつめて行く主人公。気持ちよかったです。長編を読んでみたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

軽快に読める短編のミステリーです。事故死ではないことや容疑者に気づくまでの展開が速く、テンポよくクライマックスに進みます。といっても、関係者の聞き込みといった捜査についても無駄なく書かれていて、犯人との対決は論理的で納得のいくものです。事故の隠蔽ミスが手がかりになりますが、そのミスはうっかりしたもの...続きを読むでなく、犯人の性格による理由のあるものだったりします。そのため犯人も魅力的であり、読後感も爽やかでした。

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Posted by ブクログ 2024年02月28日

倒叙ミステリ。古畑任三郎に1番近いかも。
警察に見えない小柄な福家警部補が鋭い観察力と記憶力で事件を解決する短編集。犯人はわかっているのでどうしてもそっちに感情移入してしまい、徐々に追い詰められていく感じが良い。

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Posted by ブクログ 2024年01月10日

作者がコロンボ好きなんだろうな〜というのが端々から伝わって来ます。
短編集で倒叙モノなのでまさにドラマのようにサクサクと読み進められました。
毎回出てくる寝てないアピールがシュールで笑ってしまうのですがストーリー自体は引き込まれる作りになっており、面白かったので続刊も読み進めたいと思います。

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Posted by ブクログ 2024年01月05日

初の大倉 崇裕作品。刑事コロンボや古畑 任三郎のような、倒叙形式の四編を収録したミステリーのシリーズ第1巻。情景描写よりも会話を中心に展開されているため、とても読み易く本格ミステリーというよりは、ライトノベルスに近いミステリーでした❗

犯人達が少しずつ福家警部補に追い詰められていく様子は、丸で読ん...続きを読むでいる自分も一緒に追い込まれているようで、とてもドキドキします❗中でも、『オッカムの剃刀』が非常に気にいっています♫第2巻も勿論読みます。

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Posted by ブクログ 2024年01月02日

始めに犯人の視点から犯行の経緯が書かれ、その後に事件の真相が明らかにされる。これを倒叙形式のミステリーというそうだ。その代表的作品とされるのが、刑事コロンボ、古畑任三郎。本作の福家警部補も男女の違いはあるが、同じく個性的な刑事である。その福家警部補の活躍4編を収録。ちなみに福家警部補は、年齢は30歳...続きを読む台、童顔、縁無し眼鏡をかけ、身長152cm、徹夜仕事をこなし、酒豪のようである。

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Posted by ブクログ 2022年02月08日

星3.5

古畑任三郎のような感じ。
あとがきを見たら、コロンボかぁー

両者ともドラマで
キャラが立っていたのですが、
福家さんは、もうひとつかな。

シリーズ化されているようなので、
次を期待して星印は4つにしました。

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Posted by ブクログ 2021年11月15日

倒叙ミステリー初⁈

最初に犯人の犯行現場が描写されてそこから犯人逮捕に向けて徐々に紐解いていくタイプの小説。

面白い。パズルのピースが埋まって行く感じのような。
この本シリーズ化してるし他のも読んでみたいと思った。

「33分探偵」も倒叙ミステリー?なんかな
絶対違う笑

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購入済み

福家警部補ファン

2021年06月24日

刑事コロンボや、古畑任三郎の形式で、犯人がまず犯罪を犯してから、警部補が現れる犯人を追い詰めていく形式です。警部補のキャラが好きで、シリーズを読んでいます。軽く楽しめます。

#カッコいい

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年11月15日

「さよならの手口」で出ていたので。
叙述ミステリフェアの目玉だった。

これはコロンボ警部を意識した小説だとすぐにわかったが、
後ろの解説によるとそれ以上で、
著者はコロンボ警部のノベライズを手掛けたらしい。

コロンボ警部自体は好きなドラマだし、
それを小柄な眼鏡をかけた若く見える女性に設定したこ...続きを読むとに
文句をつけるつもりはないが、
今一つ彼女のイメージが固まらない。

例えば、事情聴取に行った相手の金貸しが、
話している途中で急に福家警部補をあなどってはいけないと悟る場面があるが、
彼にそうさせた理由がよくわからなかった。

それは犯人側にも言える。
殺人シーンから始まるコロンボ警部の場合は、
ゲストスターがすでに持っている強烈な個性とイメージを持って登場してくるので、
説明するまでもないところを、もう少し説明してもらわないと。

とりあえず、福家警部補が死ぬほど酒に強いのは理解した。

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Posted by ブクログ 2020年11月12日

好き。

倒叙ミステリってやっぱり面白いなと再認識。
「オッカムの剃刀」はタイトルから福家警部補の秀でた観察眼から何から何まで一級品。

というか、「最後の一冊」も「月の雫」も「愛情のシナリオ」も面白すぎる。結局全部面白い。このシリーズ、はずれはないに違いないと思うほどのハイクオリティ。

ドラマで...続きを読む知った福家警部補。やっと読めた原作。「古畑の女版」とはまさに。

刑事コロンボも読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2018年04月23日

2018年26冊目。
倒叙ミステリーの名作、ということで読んでみた。
やっぱり名作の呼び名が高いのも納得で、どれもよく出来てるなぁ・・と感心。
オッカムの剃刀は、ラストまで最高でした。
あたしは刑事コロンボを見たことがないので、大倉氏の思いは計り知れないけども、この形式は古畑任三郎形式だ!ということ...続きを読むで、犯人当てとは違う楽しさがあって好き。
続編もあるようなので、もちろん読みたい。
そしてドラマも見てみたいな。

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Posted by ブクログ 2017年12月17日

最初に犯行現場が描かれていて、その後、福家警部補がじわじわ犯人を追い詰めていくというような展開の話が集まった短編集。
背は小さいけど、お酒に強くて、常に冷静沈着というキャラクターの福家警部補に魅力を感じるけど、やっぱり最初から犯人分かってると、なんとなくご都合主義を感じてしまう。たぶん、ちゃんと設定...続きを読むされてるんでしょうが。

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Posted by ブクログ 2016年08月26日

四編すべておもしろいけど「愛情のシナリオ」はほろっとしてしまった。「月の雫」もいい。福家さん、ものすごい酒豪!やはり私も古畑任三郎を想起しました。犯人たちが魅力的だという所も同じ。だからこそよりいっそう犯罪が悲しく感じられて効果的なのです。続きも追います。

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Posted by ブクログ 2016年06月11日

いわゆる「刑事コロンボ」方式の、倒叙ミステリ。
一見警部補に見えない若くてちっちゃい女性の福家警部補が、実は右京さんのごとく頭脳派で、次々に犯人を追い詰めていくという…ザ・ミステリって感じで非常に好ましいわ〜(^ω^)
特に目新しいとこはないけど、落ち着いて読めるのがナイス☆

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

女性警部補福家が活躍する倒叙ミステリー。刑事コロンボや古畑任三郎などと同じ、最初に犯人が殺人を犯すシーンから始まり、福家警部補が徐々に犯人を追い詰めていくストーリーでその過程が面白く読めた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月26日

2008年12月発行
「刑事コロンボ」のような倒叙ミステリ
・小柄な女性警部補→コロンボ的役割
(映画好きでお酒が凄く強い)
・専門知識があり
地位と名誉を手にした成功者→犯人
4つの話
見かけは子供みたいな福家警部補が
事件を切れ良く解決する
解説には
「大倉崇裕」
「町田暁雄」(コロンボの研究...続きを読む家)
の合作と書かれていた
一話完結のドラマ見ているようで
面白かった
このシリーズをまた買おうと思った

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Posted by ブクログ 2023年05月29日

サクサクと読めた。中だるみや飽きがなく、読みやすかった。福家のブレなさ、推理力等圧巻。倒叙形式のミステリは初めて読んだかもしれない。福家の人間性などあまり描かれていないが、淡々と犯人を追い詰める姿に惚れ惚れしてしまう。

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Posted by ブクログ 2022年04月24日

『刑事コロンボ』を敬愛する作者が、恐らく満を持して発表したと思われる、倒叙ミステリの短編集です。

小柄で童顔、地味なスーツを着用したその見た目は、まるで就職活動中の女子大生のよう。
およそ刑事らしからぬ印象を受ける、そんな福家警部補ですが、披露される推理は鋭利で些細な綻びも見逃しません。

先行作...続きを読む品のコロンボや古畑任三郎のような、強烈な個性は感じないかもしれませんが、ある意味犯人が主役と言える倒叙ミステリでは、その存在感は遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。

ミステリは好きだけど、最初から犯人が分かってる倒叙ものはちょっと…と思われてるミステリ好きの方々にも、機会があれば読んでもらいたいですね。

今後が楽しみなシリーズものが、また一つ増えました。

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Posted by ブクログ 2022年04月22日

両親の影響で『コロンボ』や『古畑任三郎』など見たことがあるので、この形式には馴染みがあります。
個人的には「月の雫」が好きです。

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Posted by ブクログ 2022年02月26日

鋭利な推理力で犯人に迫る福家警部補の描写がクール! コロンボ、古畑の流れを汲む倒叙ミステリーの秀作。

倒叙ミステリー独特の面白さがたくさん詰め込まれていて面白いっ
少しのほころびから導く推理、犯人とのヒリヒリした駆け引き、とどめの論証と根拠。いやーたまりません。

ただ本書にどこまで求めるかは難し...続きを読むいですね。倒叙ミステリーの骨子はホントに素晴らしいのですが、お話としてはシンプルです。
殺人事件としての倫理感、人間の業などの描写は少なめです。また主人公のキャラクターづけも良くできていますが、コロンボ、古畑と比較してしまうと、若干人としてのセクシーさが足らないかな。

とはいえ気軽に読めるミステリーとしては最高なので、ミステリー初心者、ドギツイ社会派ミステリーの次に読む本としてはオススメですね。次作もまだまだあるようなので、読んでみようと思います!

【作品ごとの一言コメント】
■最後の一冊 ★3
犯人役が怖い! こういう人を怒らせるのが一番怖いと思ってます、わたし。

■オッカムの剃刀 ★4
このまま2時間ドラマでイケそうなストーリーの完成度(実際ドラマ化されてるけど)。狡知な犯罪者と、抜け目のない主人公の追っかけっこが見どころ。

■愛情のシナリオ ★5
大好きな作品、人間身あふれた登場人物たちが完璧。
女優の執念と優しさが垣間見れる名作!

■月の雫 ★3
推理パートのプロットが見事。鮮やかな論証がされて気持ちいい!

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Posted by ブクログ 2022年01月31日

犯行現場から物語が始まり、読者は犯人が誰かわかっている形式の小説。
そこから捜査一課の女刑事が調査し犯人を追い詰めていく内容。
どんでん返しも伏線もなく、ただただ淡々と進んでいく短編の推理小説。事件は推理小説の王道の計画的な殺人事件。
犯人視点から始まるので、自分はついついこの形式の推理小説は、犯人...続きを読むを応援してしまう。
そして犯人側に心情的に肩入れして読んでいるのに、おいつめていく探偵側の刑事の魅力がよくわからなく、おいつめられた犯人はそこまで決定的な証拠と言えないのにあっさり認める……となるとあまり面白く読めなかった。
ただ、実際に計画殺人が起これば決定的な証拠がいつもある方がおかしいし、いくつもの矛盾と状況証拠の積み重ねで犯人である可能性を高める、というのはわりと現実的な話なのかな、と思ったりした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月31日

私は刑事コロンボが大好きです。高校生の頃から再放送
されるたびに何度も見てきました。旧シリーズといわれる
45話までが最高です。以降の新シリーズはレベル的には
ちょっと落ちますね。

ところで今回の福家警部補の挨拶です。
面白かったがちょっと露骨に刑事コロンボをリスペクト
し過ぎでは?と思った。セリ...続きを読むフや設定などがコロンボの
エピソードを思わせるものだった。例えばオッカムの
剃刃では「あなた方、今の教授の行動を見たわね」は
コロンボの逆転の構図。月の雫は設定が別れのワイン。
福家警部補のキャラも面白いのですが、ここまで露骨に
似せるとちょっと興ざめする部分も。とはいえ次作も
読んでみるつもりです。

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Posted by ブクログ 2021年05月12日

05月-10。3.0点。
警視庁の福家警部補シリーズ。女性刑事で、現場の違和感から地道に捜査し、解決へ。短編4編。

刑事物短編の王道。次作も期待。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月19日

筋金入りの刑事コロンボ愛好家による倒叙ミステリ。ちょこまかと神出鬼没で、気配は薄く、感情が表に出ない福家警部補。やや人間離れしていますが、そういう生き物、と思えば深く考えずに読めます。収録作品のひとつで警部補が語る『月の雫』の持ち味が、そのまま小説を読んでの感想と重なりました。実在してほしい日本酒で...続きを読むす。

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Posted by ブクログ 2020年11月03日

オッカムの剃刀、という言葉が好きで、「きっとこのタイトルの推理小説があるに違いない」と思って探したらあった、という経緯で読んだ。まずまず面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年10月17日

星3.1→3.3

コロンボ式の連作短篇集である。
誉田哲也作品ほどのセクシャルハラスメント的なマイナス点は作中にみつからず、その点でひっかからずに読める(ありがたい)。他方、横山秀夫や古野まほろなどが取り組んでいるような「職業としての警察」小説という側面は薄い。しかし、特別扱いされすぎない程度に「...続きを読む女性警部補」を淡々と書いていることは、ミステリ小説における女性警察官の位置づけのフラット化に貢献していると思う。

(2020-10-17更新,第4話「月の雫」がなぜか気に入った)

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Posted by ブクログ 2018年11月15日

「可もなく不可もなく」

女性版コロンボ。カルト映画に興味があったり、やたらお酒が強かったりと個性は面白い。でもストーリー的にはそれぞれ短編から中編といった作品なので、若干説明不足の感あり。シリーズ化されているが、続けて次作を手に取る程では無かった。。。

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Posted by ブクログ 2018年06月09日

コロンボへの崇拝から倒叙スタイルを用いて書いたという作品。
犯人の一挙手一投足に鋭い推理をはたらかせるところは往年の名探偵顔負けですが、重要な手掛かりを持つ関係者やその背景が、あたかも最初から用意されていたかのように突然出てくるところが少し興醒めでした。少ない頁数に収めるためにやむを得なかったのであ...続きを読むれば、長編を読んでみたいです。

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Posted by ブクログ 2017年07月20日

倒叙ミステリの短編集。短編であるからでもあるが、ちょっと突っ込みどころがあるぐらいサクサクと推理していく。ドラマ化されたようだが、まさにそれ向きな作品。まずまず面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月01日

読んでいるこちらが追い詰められている気分になるくらい、切れ者で鮮やかな推理。
ただ、警部補の容姿・雰囲気についてのやり取りが繰り返されるのが引っかかる。読んでるとそんな風に見えない。
解決したらサッパリと次のお話に移ってしまうので、できれば心理描写も沢山読みたかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月15日

ドラマ見てたので読んでみました。
★3つけてますけど、3.5って感じ。4つけるかどうか迷った。
結構面白い。刑事コロンボは世代じゃないのでよく知らないが、古畑のような倒叙ミステリーって言うのかな?好きかもー。
千里眼というか、ほんのささいなことも見逃さず疑問を抱き、矛盾を追及し犯人を暴く。最後はすっ...続きを読むきりー。シリーズ全部読むぞ。

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