生きづらさがテーマの物語と思って読むと、予想を裏切られる展開に…!!
主人公は、毎日生きづらさに絶望している諫早依知(いさはや いち)。
ある日彼女の前に同級生を名乗る正木蒔人(まさき まくひと)が学生時代のお礼を言いに現れます。
ですが依知には全く心当たりがなく…。
女性ならではの生きづらさエピソードとして、仕事でインタビューをした男性の映画監督と上映会で再会した際、一緒にいた蒔人が依知と同じことを言っているにも関わらず反応が全く違っていたり、依知に対しては服装のことしか覚えてもらっていなかったというものがあります。
その他にも女性にとって“あたりまえ”となっている“生きづらさ”で依知は少しずつダメージを負っていきます。
マイペースな蒔人に対しイライラをぶつけてしまう依知ですが、彼も生きづらさを抱えている人だったのです。
女性としての生きづらさと戦っている依知や、イレギュラーな事態に弱い蒔人など、多様性が叫ばれる現代にマッチしているキャラクター達に注目いただきたいですが、そんな生きづらさを感じている人たちのライフスタイルマンガと思って読み進めると衝撃の展開が待ち受けています。
ラブストーリー・お仕事マンガ・トレンディな物語・ミステリと、色々な切り口から楽しめる作品です。
感情タグBEST3
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予想外
Twitterで拝見し、絵が綺麗だったので購入しました。
男尊女卑社会への問題提起の作品なのかなぁ〜と思っていたら
クローン問題のような内容になりそうな展開。
1巻通して読者に引っ掛かりを持たせる言葉を残し、最後に主人公と同じ顔と名前の少女がでてくる流れでした。
思っていた内容と違う作品でしたが、絵がとても綺麗なので満足です。
終わり方が気になる!
"書店員おすすめ"に上がってたので試し読み
冒頭主人公の「はぁ〜〇〇がよ」という言葉を選んでしまうのわかる…似たようなこと心の中で呟いて静かに怒ることがある
うん、気になる!と思わず購入です!
途中までは女"性"として扱われる事のもどかしさ・絶望感に主人公はどう消化していくんだろうと気になりました
そして、1番最後持っていかれました!どういうこと!?名前の謎と内部と外部…次巻楽しみ過ぎます!
毎日新鮮に絶望する…ホントそれな!と思いました。
名言きた!笑
ドウェイン・ジョンソンかマ・ドンソクになりたいってよくわかる…!
奴らを一掃できたら気持ち良いだろ〜な〜笑
現代の東京なようでいて、霧で公共交通機関がマヒするなど、ちょっとSFも入ってるのかな?
始まりと終わり方ではぜんぜん違うお話みたいで、この先がとても楽しみです。
「はァ〜うんこたれがよ」
レビューのタイトルに引用させていただいた本編冒頭のセリフがこの漫画の内容を象徴していると思う。
女に生まれたばかりに遭遇する数々のこの世の不条理。
これは、それらに日々絶望しながらも怒っている主人公と、その日常へ突如現れたヒーロー、ではない男性を中心とした物語。
かと思いきやSFなのだ。すごいストーリー構成。
Posted by ブクログ
絵が気に入って買ってみると内容もすごくおもしろかった。キレイな女の人の生きづらさがよく描かれていて、私も社会に出たらこんな思いをするかもと考えると少し身構えた。
準主人公?の男の人がかなりの変わり者で、だけどそのキャラによって主人公の女の人がちょっとだけ救われる。一見恋愛に発展しそうに思えるけどそれを超える変人っぷりですごく好感が持てた笑
最後のシーンで少し思ってた感じと違う?となったけど次がすごく楽しみになった。