生きづらさがテーマの物語と思って読むと、予想を裏切られる展開に…!!
主人公は、毎日生きづらさに絶望している諫早依知(いさはや いち)。
ある日彼女の前に同級生を名乗る正木蒔人(まさき まくひと)が学生時代のお礼を言いに現れます。
ですが依知には全く心当たりがなく…。
女性ならではの生きづらさエピソードとして、仕事でインタビューをした男性の映画監督と上映会で再会した際、一緒にいた蒔人が依知と同じことを言っているにも関わらず反応が全く違っていたり、依知に対しては服装のことしか覚えてもらっていなかったというものがあります。
その他にも女性にとって“あたりまえ”となっている“生きづらさ”で依知は少しずつダメージを負っていきます。
マイペースな蒔人に対しイライラをぶつけてしまう依知ですが、彼も生きづらさを抱えている人だったのです。
女性としての生きづらさと戦っている依知や、イレギュラーな事態に弱い蒔人など、多様性が叫ばれる現代にマッチしているキャラクター達に注目いただきたいですが、そんな生きづらさを感じている人たちのライフスタイルマンガと思って読み進めると衝撃の展開が待ち受けています。
ラブストーリー・お仕事マンガ・トレンディな物語・ミステリと、色々な切り口から楽しめる作品です。
感情タグBEST3
「私の少年」が独特な雰囲気で引き込まれたので読んでみました。この作品もまた独特。諫早さんも正木さんも何か抱えてそうだけど、魅力があって先の展開が気になる。
予想外
Twitterで拝見し、絵が綺麗だったので購入しました。
男尊女卑社会への問題提起の作品なのかなぁ〜と思っていたら
クローン問題のような内容になりそうな展開。
1巻通して読者に引っ掛かりを持たせる言葉を残し、最後に主人公と同じ顔と名前の少女がでてくる流れでした。
思っていた内容と違う作品でしたが、絵がとても綺麗なので満足です。
Posted by ブクログ
2024年2月23日のぶくぶくラジオ#20にて、
愛萌さんのおすすめマンガということで読みましたが、ふつうに物語として面白かったです。
若い女性の生きづらさ(ジェンダー、性差別とまではいかなくても)女性が感じる性差別的な見方、目線、気苦労などが描かれていて、男の自分には新鮮でした。
黒髪の若いママが電車でベビーカー押してると舌打ちされるが金髪に染めた途端、そういうことがなくなった…という話を聞いたことがあるが、男の自分が想像する以上に、女性は大変なんだと思いましたし、
深夜2時にアイスを買いに深夜ラジオを聴きながらふらふら歩き回れる自分は気楽なもんなのだなぁ…と実感しました。
主人公の依知のいう「いいよね あんたらはあんたらの事だけ考えてりゃいいんだから。あたしたちはあんたらのことまで考えておかないと死ぬかもしれないっていうのに」というのが男の私には、共感はできないがそういう気持ちの女性もいるんだということは忘れずに生きていきたいと思いました。
一巻のラストが、SFチックな意味深な終わり方をしたので続きが気になりすぎました。
すぐに2巻も読みます!!
◯テーマ
女性、ジェンダー、SF
ラストがとんでもない!
女性の生きづらい社会でも、認めてくれたり応援してくれる人がいる。
前向きに明日を生きようと背中を押してくれる作品だと思いきや!
ラストが衝撃的でした!!!
続きも楽しみです。
いつの間にか新刊が出ててびっくりしました。
大好きだった「私の少年」が終わってしまい寂しかったですが、今回の作品もめっちゃおもしろいです。さきの展開が楽しみです。あと、やっぱり絵がものすごく綺麗です。
Posted by ブクログ
発売当初からとても気になっていて、最近やっと購入できた作品。
1巻からもうこの作品に出会えたことが嬉しくて仕方なかった。
主人公の言う「いいよね あんたらはあんたらの事だけ考えてりゃいいんだから あたしたちはあんたらの事まで考えておかないと死ぬかもしれないっていうのに」というセリフが、本当に胸に刺さった。
Posted by ブクログ
大好き。女性のスカートしか覚えてない男性も女性議員が増えただけでニュースになる世界も、とても身近なお話。それでも2話のラストページのハンズのフックをもらって主人公が歩き出すシーンは光が差し込んだように綺麗で続編が楽しみになる1冊です。依知には勿論のこと、薪くんにも生きやすい世界になってほしい。
終わり方が気になる!
"書店員おすすめ"に上がってたので試し読み
冒頭主人公の「はぁ〜〇〇がよ」という言葉を選んでしまうのわかる…似たようなこと心の中で呟いて静かに怒ることがある
うん、気になる!と思わず購入です!
途中までは女"性"として扱われる事のもどかしさ・絶望感に主人公はどう消化していくんだろうと気になりました
そして、1番最後持っていかれました!どういうこと!?名前の謎と内部と外部…次巻楽しみ過ぎます!
すごく良い。続きが気になる!
女性を取り巻く環境のこととか、ほんと「うんうん!」って共感しながら読んでました。で、話の中でちょっとした謎がちらほらとあるな〜と思ってたら……!次の巻も絶対買います。
毎日新鮮に絶望する…ホントそれな!と思いました。
名言きた!笑
ドウェイン・ジョンソンかマ・ドンソクになりたいってよくわかる…!
奴らを一掃できたら気持ち良いだろ〜な〜笑
現代の東京なようでいて、霧で公共交通機関がマヒするなど、ちょっとSFも入ってるのかな?
始まりと終わり方ではぜんぜん違うお話みたいで、この先がとても楽しみです。
「はァ〜うんこたれがよ」
レビューのタイトルに引用させていただいた本編冒頭のセリフがこの漫画の内容を象徴していると思う。
女に生まれたばかりに遭遇する数々のこの世の不条理。
これは、それらに日々絶望しながらも怒っている主人公と、その日常へ突如現れたヒーロー、ではない男性を中心とした物語。
かと思いきやSFなのだ。すごいストーリー構成。
Posted by ブクログ
いや〜〜これは…すごい。
Twitterで1話を目撃して衝動買いし、止まらず読んだ。
男前な美女と不条理とミステリー。
早く2巻を読みたい…!!
テーマ設定が面白い
テーマに惹かれて購入しました。
絵がとても綺麗、登場人物は華やかですが画面はシンプルなので読みやすくて良いです。
女性の抱える多くの問題(あえてフェミニズムとは言わない、ややこしいので)を取り上げていらっしゃって、同じ女性としてこのご時世とても心強い作品だなと思いました。
ですがその反面、作中で取り上げられる事柄については個人的に縁遠いものばかりで、「女性だから」ではなく「美人だから」起こった出来事なのでは?と感じてしまいました。主人公の悩みにいまいち共感しきれないというか……。まぁ共感できない自分は女性として残念な部類なんだと思います。
現代社会の社会問題をテーマにしていますが、SF展開もあるのか……?というラストだったので、今後の方向性が非常に気になります。
わかる。
女性として生まれたが故の面倒くささや理不尽さが詰まってる。
この男性みたいに辛さをわかろうと調べる人なんてほぼいないから世間からみた女性像みたいなの捨てたなー。
Posted by ブクログ
絵が気に入って買ってみると内容もすごくおもしろかった。キレイな女の人の生きづらさがよく描かれていて、私も社会に出たらこんな思いをするかもと考えると少し身構えた。
準主人公?の男の人がかなりの変わり者で、だけどそのキャラによって主人公の女の人がちょっとだけ救われる。一見恋愛に発展しそうに思えるけどそれを超える変人っぷりですごく好感が持てた笑
最後のシーンで少し思ってた感じと違う?となったけど次がすごく楽しみになった。
Posted by ブクログ
フェミニズムということばを使わずに性差別についてまろやかに、でも、しっかりと描き出している。教訓的なものだけでなくストーリー的にも面白くなりそうな予感がする。
Posted by ブクログ
面白かった!!!
女である生きづらさを感じた時は、わたしもドウェイン・ジョンソンかマ・ドンソクになって、全部ぶっ飛ばしたい。
まさか壁掛けフックが3wayって笑った。
続きが楽しみ!
表紙に魅かれ
表紙の絵がすごく綺麗で、どんな話かわからないまま試し読みをしました。そうそう、「女」っていうだけで色々あるよね。それは本当にムカつく。世の中、絶対間違ってると思う。
前作が好きだったので購入しました。が、クセの強いキャラクターに引いてしまいました。ちょっと後悔…。ラスト、面白くなりそうな展開だったので次巻に期待です。