【感想・ネタバレ】春の戴冠1のレビュー

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Posted by ブクログ

ボッティチェルリとフィオレンツァの回想録

街の栄枯盛衰、限りある生命と美、永遠の愛 がテーマ であると想像しながら読んでいる

起承転結の ハッキリした物語だと思う。10章は 転 であり、目線が大きく変えられた

著者が伝えたいのは フィオレンツァ、メディチ家の歴史の中で、ボッティチェルリが、永遠の命を吹き込んだ ヴィーナス画を どう描ききったか

と言うことだと思う

ボッティチェルリの画集と一緒に 読む方が わかりやすい

塩野七生さんが描く人物より 内心や背景が詳しく記述されているので、長く感じるが、理解しやすい

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2017年11月11日

Posted by ブクログ

辻邦生という方の作品ははじめてだし、イタリアのことも、ボッティチェリのことも全く知らないので、読むのに苦労するだろうなと思いきや、読みだしてみるとはまってしまいました。

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2013年06月28日

Posted by ブクログ

ボッティチェルリの回顧を友人が老境のみになって
することによって、またフィレンツェを舞台とする
ことにより永遠とは、存在とは、生きるということ、死とは
何かを問いかけていると思われる小説。

平明だけど教養と優しさと死と輪廻を感じる。。

あと3巻長いけど気長によもうー。

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2011年08月30日

Posted by ブクログ

15世紀フィレンツェの社会状況を、ボッティチェリの親友で古典学者が70代になってから、昔を振り返る形で描いた歴史小説。
全4巻の長編で、心情や社会状況が克明に描かれている。15世紀半ば~後半の全盛期のフィレンツェを振り返りながら、全盛期と言われる時代に、凋落の兆しがあったことを丁寧に記述していく。
現代は経済社会の変化が激しく速いのかと思っていたが、当時もさほど変わらないなと思いながら、読んでいる。

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2011年07月10日

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