感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ボッティチェルリとフィオレンツァの回想録
街の栄枯盛衰、限りある生命と美、永遠の愛 がテーマ であると想像しながら読んでいる
起承転結の ハッキリした物語だと思う。10章は 転 であり、目線が大きく変えられた
著者が伝えたいのは フィオレンツァ、メディチ家の歴史の中で、ボッティチェルリが、永遠の命を吹き込んだ ヴィーナス画を どう描ききったか
と言うことだと思う
ボッティチェルリの画集と一緒に 読む方が わかりやすい
塩野七生さんが描く人物より 内心や背景が詳しく記述されているので、長く感じるが、理解しやすい
Posted by ブクログ
辻邦生という方の作品ははじめてだし、イタリアのことも、ボッティチェリのことも全く知らないので、読むのに苦労するだろうなと思いきや、読みだしてみるとはまってしまいました。
Posted by ブクログ
ボッティチェルリの回顧を友人が老境のみになって
することによって、またフィレンツェを舞台とする
ことにより永遠とは、存在とは、生きるということ、死とは
何かを問いかけていると思われる小説。
平明だけど教養と優しさと死と輪廻を感じる。。
あと3巻長いけど気長によもうー。