【感想・ネタバレ】完全なる首長竜の日のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年06月05日

久しぶりに一気読みしました。気になってほんとに止まらない。色んな布石が繊細でリアルで(でもほんとのrealではなくて)…ナッツのように後引く話でした笑 そして最後がまた…終わり方が良いですコレは大賞とりますね。ぜひ読んでいただきたい作品です。メチャクチャ面白かった。

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Posted by ブクログ 2019年03月26日

最後のどんでん返しは圧巻!!!

文章能力の高さがもうほんとに素晴らしいです(語彙力)
これはもはや物語というより建築物…
細かな情景描写、主人公の回想、所々伏線を交えながら丁寧に丁寧に結末へと向かっていきます

是非とも読んでいただきたい

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Posted by ブクログ 2019年01月05日

第9回『このミステリーがすごい‼』大賞受賞作

植物状態になった患者とコミュニケーションがとれる医療器具「SCインターフェース」が開発された。少女漫画家の淳美は、自殺未遂により植物状態となった弟の浩一と対話を続けている。
なぜ?弟は自殺を図ったのか?淳美はその答えが聞けぬまま時間だけが過ぎていく。
...続きを読む淳美が15年連載を続けていた漫画が終わることになり、そのタイミングで次から次に不可思議な出来事が起こり始める。夢なのか?現実なのか?そもそも現実も夢の一部なのか?
衝撃の結末と静謐な余韻が心に響く・・・
あとから知ったのですが、本書は綾瀬はるか、佐藤健で映画化されてました。予告編を見ると、設定が少し違いますが、是非この世界観を見てみたい♪

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Posted by ブクログ 2018年10月28日

主人公は人気少女漫画家の和淳美。どの辺がミステリ(謎)なのか分からないままに読み進み、どちらかと言うとホラーな雰囲気になっていく(おどろおどろしい系ではないが主人公の身に起こることが心理的にホラーな感じ)。最後まで読み切っても、これはミステリなのか?と思うけれど、惹き込まれ、引っ張られるのは事実だし...続きを読む、様々な「ホラー」も解消されていくのは、やはりミステリなのかもしれない。ただし、最後の場面で読後まで大いに引っ張られるが。。

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Posted by ブクログ 2024年02月07日

不思議な読後感。
ミステリというよりはSF小説だと思う。
SCインターフェースという架空の医療機械を通して夢と現実を行き来する。
日常がいきなりグニャと非現実に変わる場面が何度もあるが村上春樹のような感覚。
もう少し物語のスケールが大きければもっと面白かった気がするのだが、設定やアイデアなどがとても...続きを読む新鮮で新しい読書体験ができた。

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Posted by ブクログ 2024年01月07日

SFミステリー初めて読んだな。
現実と夢、過去と未来の描写が目まぐるしく入れ替わり読みながら混乱したが、ラストにかけての回収でなるほどーってなる感じ。
面白い作品だった

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Posted by ブクログ 2023年02月15日

植物状態になった患者と、意思疎通ができる医療器具が発明された世界。少女漫画家の和淳美は、自殺未遂を起こした弟と意思疎通をはかる。
現実の世界と精神世界が交互に混じり合い、双方を行き来する、不思議な世界観。SFミステリというのだろうか、初めて読む読み味の作品。しかし、この世界観と文章に惹き込まれた。と...続きを読むても、面白かった。
完全にタイトルで購入したけど、当たりだった。

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Posted by ブクログ 2022年08月17日

ミステリを得意とする乾さんの約10年前の作品。映画化もされ覚えている方もいるはず。意識不明の弟はなぜ自殺を図ったのか、主人公は夢と現実を行き来しつつ謎に迫っていく。夢なの?現実なの?という展開からラストは爽やかめ。乾さんの作品のなかではちょっと変わり種?かなと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月09日

SFインターフェースという近未来な機器を介して繰り広げられる夢と現実に魅せられた作品だった。

どこまでが夢で、どこまでが現実なのか、、

序盤はミステリー要素がなかったが、徐々に歪みが明かされるのが面白かった。

アートとか医療の難しい用語多すぎだったけど、ざっと読んでいくと読みやすかった。

...続きを読む画化されているらしいので観てみたい。

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Posted by ブクログ 2021年10月12日

現実と虚実が混ざり合う世界を、納得の描写力で書く力量はすごいと思う。最初から最後まで読んでて心地良い。
しかし これがミステリーかと言われると疑問に思う。僕的には サイエンスフィクションかなー?
雰囲気を味わう作品かと思う。

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Posted by ブクログ 2021年06月20日

SFサスペンス。
これにアクションが加わればもうハリウッド映画みたいな設定。
現実と夢の区分は当事者には難しい。
誰もは一度は考えるテーマかもしれません。
びゅんびゅん話は飛び、恐ろしいと思った。
「この世界が現実かどうか試したくなった」
っていうセリフが印象的でした。

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Posted by ブクログ 2020年12月11日

2011年のこのミステリ大賞。ミステリーというよりちょっとサイコスリラーでちょっとSF。でも文体やラストは良かった。わたしがSF好きなのでそう感じるのかも。

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Posted by ブクログ 2020年07月31日

大転換までのストーリーが長く感じるも、そこまで描かれるものに愛着を感じさせることで、大きな変化への進行をスリリングにしているとも言えそう。中盤までに描かれた様々な挿話や小物が全て伏線になっていく仕掛けは目を見張るものがある。読み終え、最初から振り返ってみたくなる面白さも。

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

第9回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作。

審査員が全員一致で決まったそうで、そんなことを不意に思い出したので読もうかなと積読の山から下ろしてきた。
テーマは映画「胡蝶の夢」らしいが。読んでいくうちに、あの不思議な胡蝶の夢の雰囲気もどこか感じられるようになってきたが、映画のテーマは別に...続きを読むしても時代が違う。今なら病院に収容されても、夢を探る機器も現代的で、主人公はこれが夢なのか現実か迷う事も記録に残せる。あるいはときには冷静に向き合うことができるかもしれない。

主人公の女性は漫画家で成功している。子供のころ一家で行った奄美の島で幼い弟が波にのまれた。
西湘にある病院では、それ以来入院して昏睡状態の弟に、技師が立ち会って意識と繋がる実験(セッション)を行っている。そこで弟の意識に強い自殺願望があるのを知る。
姉もともに被験者になっている。一時的に頭にチップを埋め込むSCインターフェイスを採用して、脳を刺激してお互いの感情を呼び出し、弟とドリームボディを共有する(センシング)、これは技師者が常に記録をとっている。


漫画を描くには様々な行程がある、作品の評判がよく忙しくなったので助手を雇い、自宅にはデビュー当時から指導をうけた編集者も加わっていた。だがプライベートに使うリビングには誰も立ち入らせない孤独な生活をしている。
時代の波で漫画雑誌の読者傾向の変化とともに、月刊の連載が打ち切りになった。仕事の後始末の段階になったがまだ当分暇がない。

リビングに不意に弟が現れる。そして部屋でピストルを撃って自殺するが、気がつくと弟は既に跡形もない。

編集者にその様子を話すとまるで「胡蝶の夢」のようだねといった。姉の意識か、弟の意識か。現実なのか、幻なのか。根拠なく現れたり消えたりするようになる。
繰り返し、子供のころ遊んだ奄美の海を思い出す。磯で満ちてきた潮にさらわれていく弟を助けようと懸命に繋いだ手を離してしまったのだ。
事故の後、父は母と別れて去り、母は死んだ。
時々、それも不意に現れる弟は、いつも自殺をして消える。弟はなぜ自殺したいのか。

そのうち新たな人物が現れるようになる憑依(ポゼッション)なのか。
そしてついに、それが日常生活にまで入り込んでくる。
現れる人たち、現れては死んでいく弟。頻繁に異常が日常になってくる

ついに奄美のあの島に行ってみる、歳月の影響はあるが確かに記憶の場所に家があり、海岸は護岸工事で形は変わっているが海は満ち干を繰り返し、若い両親や伯父たちが周りにいる。そして耐え切れず過去の風景から逃げて帰ってくる。

病院のそばの海岸を散歩して、首長竜の置物を見つける。それは仕事部屋にあったあの置物なのだが、なぜここに。

この物語は様々なモチーフがちりばめられている、それらの作品が何らかの形で、テーマを繋ぎ、弟や周りの人たちとの意思疎通の形を支え、インパクトを次第に強め、読者を物語の中に引き込んでいく。
まず最初に「胡蝶の夢」。サリンジャーの「ナインストーリーズ」。マグリットの非現実的な風景画等々。こうして主人公の前に現れていた現象が(夢か現実か)終盤になって、主人公を伴って大きな展開を見せる。

「胡蝶の夢」のようでもあり、また夢から醒めてもまた夢の世界のようでもあり、現実はどこにあるのか。こういった構成がいい。
ただ、登場人物を語るには、現象が統一されないままに多すぎる、主人公の混沌がそのまま読者に手渡されてくる。それを最後に、姉の存在理由を一気に閉じることは、無理があるように感じる。本人にもわずかに自覚されてきた病状が、終わりに向かって失速気味なのはとても残念だった。

随分前に「胡蝶の夢」らしい映画を見た。モノクロで、老人(荘子だったのだろうか)が若返って美女に会いに行くというようなストーリーが妙に幻想的で現実離れはしているが、見る夢が、跡を残さずかすかに心理的な痕跡だけを残す、そういった世界を、姉と弟のつながりの中で一種のオマージュのように書こうとしていることが理解できる。

こういった感情や意識が、正常だという自覚があっても時にふっと心が流されていくことがあるが、読んでいると、この過去にトラウマのある姉が見る世界に誘われそうになりつつ、物語は不思議な風景と世界をストーリーは行き来する。
この不安定な精神は過去の出来事に常にリンクしているようで、その心理は非日常に形を変えて派生して取り留めもなく、現実に溶け込みそうになる表現がこの作品全体の非現実感で覆いつくしている。ときに誰しも支えもない危ない淵に立っているように思えることがあり、そう言った感覚に共感を持った。


作者の手にかかり夢は予期しない形で終わる。揺れ方が非日常に見えて現実でもあるように。

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Posted by ブクログ 2019年09月22日

読み始めるまで、殺人事件が起こるミステリだと思ってたけど、これも悪くないです。SF要素が入ってる分好物な方でした。
主題と副題が交互に混じりながら全体的なラストへと向かうまとめ方は、ほんとに芸達者な作風。
主人公の夢か現実か分からなくなる気持ち悪さを共有して、不思議というか不気味な感覚に陥るけど、続...続きを読むきが気になって読み進めてしまう。
そして、ラストのラストに劇的に締める感じがまた良かった。素直にハッピーエンドで終わらせてくれないんやなぁ。

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Posted by ブクログ 2018年12月09日

どうしても内容的に夢落ちになってしまうが、きちんと伏線は回収できていた。物語の軸になるセンシングによって、常に着地点がない感じで、ラストまで惹きつけられた。

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Posted by ブクログ 2018年11月17日

この本も東京の景色とともに記憶されている本。2013年に読んだ本は、やけにどれも鮮明に覚えている。

佐藤健・綾瀬はるか主演で映画化されたときにあわせて読んだ本。乾緑郎の本ははじめてだったが、海外文学を意識している?ような文体に惹き込まれた。

途中から鮮やかにひっくり返る衝撃。こんな風なミステリの...続きを読む見せ方もあるのかと驚いた。よくわからないまま展開が進み、突然日常が破壊される感覚はホラーとどちらかというと近い。

作中に出てくるサリンジャーの本を読みたいなと思っていたら、あっという間に5年経ってしまった。胡蝶の夢のごとく夢と現実の境目は実は曖昧なので、その境目がぼやけてくる前に、やりたいことはやらねばもったいないと思う。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

意識と認識と視点の相対性をテーマにした、どこにも行きどころのない静けさが余韻で残る興味深い小説。サリンジャーのバナナフィッシュやデカルトの話が面白い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月12日

【2023年7冊目】
物語の中にゆるゆると絡み取られました。どこまでが夢で、どこまでが現実なのか。覚めたと思った途端にまた夢に陥っている。今この感想を書いている私は現実にいるのだろうか、それとも。

現実だと思っていた世界から徐々に夢と現実の狭間に陥っていき、最後ははっと息を呑む終わり方でした。

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Posted by ブクログ 2022年09月11日


どこからが現実で、どこまでが夢なのか。度々取り上げられるテーマなので、作者の力が試される。
ラストに至るまで特に驚きが感じられず、淡々と進んでいく印象を持った。

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Posted by ブクログ 2022年02月22日

SFでマトリックスのような世界観で夢オチのような最後。
もう少しどんでん返しが欲しかった
実は姉が入院で全部が想像でした、ってオチで全てを回収してる感じ
あの狂ってるお爺さんがもっといい味するかと思いきや、そこまで登場してこない
映画では設定が原作と違うらしく、時間のある時にでも映画も見てみようと思...続きを読むいます。

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Posted by ブクログ 2021年08月28日

映像が見えてくるレベルで鮮やかでした。結構な長文でリフレインとか、それが嫌らしくならないのが不思議。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年06月10日

裏表紙の惹句を読んだ時に、まさか○○じゃないよな、と思ったらその通りだった。十年前の話だし、二十年前ならホントにこれを「衝撃の結末」と真面目に言う向きはいたろうから、時代の流れはあるかも知れない。けれども結末まで完全に予想通りで、これはもう様式美の域だと思う。乾緑郎氏は「ライプツィヒの犬」でも、予想...続きを読む通りのオチだけれど、つまらないわけではないという感じだったから、プロットのひねりより、ディテールの作家さんなんだろう。実際ヒロインの日常生活の手触りとかはよかった。しかしまあ、さすがにこれを「衝撃の結末」と煽られると絶句する。

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Posted by ブクログ 2021年03月05日

タイトルから、ひかれた。
今の現実が本当にリアルなのか?
この感想を書いていることさえ。
見事などんでん返しでした。
次の作品に期待。

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Posted by ブクログ 2020年09月09日

これをミステリーと呼んでいいのかどうか。
一人称の語り部が、実は虚構の中の出来事を、こうあったらいいと思い描いていることが、実際の現実とオーバーラップして錯綜している。
それはどこか、虚構なのにあまりにもリアリティがあって、逆につかみどころがない。
首長竜の出番もあまりなくて、少しふに落ちない。

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Posted by ブクログ 2020年05月08日

映画「リアル」の原作で、「このミステリーがすごい!」2010」年大賞受賞。

昏睡状態にある患者とインターフェイスという機械を通じてコミュニケートできる世界。自殺未遂を図り意識障害に陥った弟とのインターフェイスを通じて、自殺の原因を探ろうとする少女漫画家の主人公。
時折思い出す昔の風景やフラッシ...続きを読むュバックする記憶をたどっていくうちに判明するのは・・・。

話の内容はさておき、巻末にある「このミス」の選考メンバーによる選評が想像以上に厳しくてびっくりしました。面白い作品を生み出すのって、大変なんだなと改めて思いました。

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Posted by ブクログ 2019年12月18日

漫画家の和淳美は、意識不明のまま入院中の弟の浩市と最先端の医療技術を使ってコミュニケーションを取り続けていたが、浩市の自殺未遂の謎は解けぬまま。そんな折、自身の長年の連載終了が決まったり、ふとしたことで子供の頃の遠い記憶を思い出したり、様々なことが起こるが、どれも夢のような現のような不思議な雰囲気を...続きを読む纏って話は進む。
後半の展開は「そうきたか」という感じ。拾いきれていないけれど、今思えばたくさん伏線もあった。エンターテイメントとして読めば面白い話だ。でも、この話を「自分だったら?」と思ったとたん、とても怖くなる。読み終えた今は、私は怖い気持ちの方が強い。
これの映画は、一体どんな感じだったのだろう。

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Posted by ブクログ 2019年08月13日

現実と虚構の世界を行き来するというのは、割とよくある展開(クラインの壺とかパラレルワールドラブストーリーとかね)と思うけど、この作品は2つの世界の切り替わりが曖昧ということろが少し変わっている。まあ、その辺りとか、他にも色々違和感がある部分の原因は、読み進めていけばわかってくる。この結末はちょっと解...続きを読む釈が難しいな。
ていうか、映画と全然違う話なんだね。

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Posted by ブクログ 2019年05月26日

冒頭数十頁の南国の島の描写や、主人公の職業である漫画家の生活などの細部の描写は素晴らしく、かなりのリアリティがある。全体的に文章も読みやすく、夢と現実が交錯するやや気怠い流れでも読ませるだけの筆力は感じた。反面、謎そのものである主人公の立場や編集者との関係はすぐに分かってしまったのが残念。リアリティ...続きを読むのある描写だけに、違和感は浮き彫りになりやすく偽装が足りなかった。あとサスペンスではあるものの、主人公の行動理念が非常に薄く、いまいち心証が掴み難かった。現実と夢が交差するからこそ、主人公には明確な立場と動機が求められると思ってしまっただけに、この乖離した感覚は引っかかってしまった。テーマに含まれると言うには少々朧気過ぎるだろう。

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Posted by ブクログ 2019年02月28日

第9回『このミステリーがすごい!』大賞受賞。選考委員が満場一致で即決した作品です。

自殺未遂を起こし意識不明になった弟と、『SCインターフェース』を使って弟と対話を続ける姉の淳美。SCインターフェースとは、植物状態の患者とコミュニケートできる医療器具のことだ。

弟が淳美に自殺の原因を話そうと...続きを読むしないまま月日は流れる。弟の記憶を探り続けていた淳美は、次第に現実と夢の区別がつかなくなっていく……。

作品のタイトルが好きで前々から気になっていたのですが、文庫化されたと知り早速読んでみました!

“このミス”の選考委員が満場一致した作品!と期待していたせいか、『そんなに面白いか?』というのが僕の正直な感想。

著者の筆力は凄いと思います。ただ、読後感がモヤモヤしていてあまり好きではない。この読後感のせいで、マイナスイメージが拭いきれないのかもしれません。

ミステリというよりはSF要素がかなり強いので、『さぁミステリ読むぞ!』って方には向いていないので要注意。

作品を読んでいる時の不安定感というか、酩酊感というか、そういった"物語の迷宮に迷い込む"感覚は結構好きです♪

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