やさしくて料理上手な「カメちゃん」とにぎやかでよく食べる「ツル」は、付き合って5年目、2人暮らしを始めて3年目の男性カップル。
そんな2人が、仲良くスーパーマーケットで買い物をしたり、片方が寝ぼけていても一緒にゴミ捨てに行ったり、2人でごはんを作って2人で食べたりする、なんてことのない当たり前の日常をポツポツと描いた作品です。
合間に、2人の出会いから告白しあうまでのお話やお隣さんとの交流を深めるお話、会社の同僚にバッタリ会うお話などを挟みつつ、2人がやきもちをやいたりモヤモヤしたり将来を考えたりと、お互いに気持ちを揺らしながらも関係を少しずつ熟成させていく感じがとにかくいいんです! 読んでいるこちらがひたすら癒されます…。幸せな気持ちになりたい方におすすめです!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
あ~!よかったぁ~
ほのぼのだった~
最初はほのぼのすぎてBLぽくなかったけどBLなんだろうなぁ~
でもツルちゃんはノンケだったのかぁ~
ツルちゃんの好きはLOVEなのかな?
そこはやっぱりちょっとひっかかったなぁ~
LOVEであってほしいな。。
波風たたずにこのままハピエンで終わってほしいな。
何気ない日常のストーリーなのに…読み終わったらまた読み返したくなる作品でした。二人の食事を作るシーンや食事の時の会話が、心の琴線に触れて涙が出そうになりました。料理も真似して作りたくなりました。
他の方のレビュー通り、日々の営みの中で紡がれていく小さな愛情がそこかしこに見え隠れしている素敵な作品です。
BLのメインディッシュがらぶらぶえちちの方にはお勧めしません。
試しに購読したのだけど、続刊も購入しようと思いました。気になるのは、ツルくんがフラッシュバックする出来事が今後、どうなるのだろ、ということ。カメくんと穏やかなだけの展開でも無さそうで…?
匿名
出会いに感謝!
おすすめ作品でたまたま出会った作品でした。BLに分類されてないけど、好きな感じな気がしたので3巻一気に読んでしまいました!すごく良かった!
二人の出会いから日常生活の描写も丁寧で面白くて、お腹が空きました。これで完結と言うのが残念です、引っ越してからの二人もまたどこかで見かけたい!
匿名
二人とごはん
カメちゃんこと亀山美詞(26)とツルこと鶴田聡介(25)は付き合って三年目のカップルだ。
食料品も日用品も二人で一緒にスーパーに買い物に行くが買うものを決めてちゃんとその通りに買おうとするカメちゃんに対し、ツルは売り場を自由にうろちょろしていらないものをカゴに放り込んだりする。
そんな二人のその日のごはんはナポリタンを予定しているのだが、主に作る人であるカメちゃんはツルが苦手でいつも最初にまとめて口に入れてしまうことが多いピーマンを材料から除外することを彼に告げる。
別にピーマンが食べれないわけではないのだが彼のそういった気遣いがうれしいし、一緒に暮らしているからこそそういったこともわかるのかなぁと嬉しくなるツルだった……。
一緒に買い物をしながらたまに脱線して必要ではないものを見たりその中で掘り出し物を発見したりと一人では味わえない楽しみを誰かと共有するうれしさに満ちた作品だった。