渋谷直角のレビュー一覧

  • ビッグコミックオリジナル 2023年22号(2023年11月4日発売)

    はじめての青年雑誌

    先日、ミワさんなりすます、のコミックに沼落ちしました。ミワさんが神と崇める八海に私まで心ときめいてしまい、次がどうなるのかと気になっての購入。少女漫画派の私のはじめての青年漫画雑誌です。なんと、アキコ様も連載されておられ、気になる漫画も出てきました。が、あくまでも宝物としてコミックを持ちたい私、今回...続きを読む
  • ビッグコミックオリジナル 2023年5号(2023年2月20日発売)
    僕らはそれを乗り越えてゆくは高校野球の漫画でとても面白く読んでおるが、今回のラストに新型コロナの記事を見て愕然。
    そうきたのかと、リアルで読むことがどんなに心を揺さぶることになるのか知った。
    彼らは知らない、でも読み手はそれだけでわかってしまう神の気持ちになることに、どんなに辛いのか、どう克服するの...続きを読む
  • 世界の夜は僕のもの
    うわっ、この雑誌の表紙覚えてるよ懐かしいっっ。PARCOブックセンターに降りていく、あの階段の踊り場とか、BEAT UKのオープニング映像とか、あの頃を鮮明に思い出させるパーツパーツが丁寧に描かれていて、懐し死にしそうでした。登場人物たちの喋り方なんかも、あの時代らしい感じで、痛々しくて愛おしいです...続きを読む
  • ビッグコミックオリジナル 2022年4号(2022年2月4日発売)
    ご批判の矢が自分に当たってる 100年川柳
    自分に突き刺さることはよくあること。
    コミックも然り。
    買ってしまったので読むしかないが、面白くない漫画に出会うと同じ気持ちに。
  • ビッグコミックオリジナル 2022年2号(2022年1月4日発売)
    最近は歴史に関するコミックが多い。なので楽しみにしていることも多い。大人が読むコミックとしてこれからも読み応えのあるコミック連載を続けてほしい
  • 世界の夜は僕のもの
    地元にいた10代の頃に憧れて追いかけていたトーキョー!って感じで、懐かしくもあり、当時の自分を思い出して恥ずかしくなったり甘酸っぱかったりで、面白かった!!!
  • ビッグコミックオリジナル 2021年20号(2021年10月5日発売)
    しっぽの声が秀逸。どんな良いことや良い方向にに向かっても、そうではない力が存在する。
    それを無力感で諦めるのか、一歩づつでも前に向けて歩くべきなのか、考えさせられる
  • ビッグコミックオリジナル 2021年15号(2021年7月20日発売)
    今はこの雑誌のみ定期購読。ロングセラーの漫画が続く限りは読み続けたい。そして他にもロングセラーがこの雑誌から生まれることを期待したい
  • 完全版 奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール
    なぜか読み終わった時に爽快感を感じました。ドロドロしてるのに。編集者さんが現実こうなってたら…と思うとワクワクします。
  • ビッグコミックオリジナル 2020年1号(2019年12月20日発売)

    ほぼ楽しめます

    若干青臭いマンガもあるけど、じっくり楽しんで読んでます。
  • カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
    恐ろしいほどのペルソナ設定。
    ボサノヴァカバーを歌う女の結末恐ろしさたるや。
    渋谷直角さんの本、奥田民生になりたいボーイ等身近にいる人を描く天才。現実を超えてるんだよな、詳細すぎて…。
  • ビッグコミックオリジナル 2019年10号(2019年5月2日発売)
  • ビッグコミックオリジナル 2019年8号(2019年4月5日発売)
  • カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
     あいたたたたたー!!!!!胸が痛い、でも絶対にこういう人いるよな…と思える、サブカル好きを描いた短編集。自意識の塊で周りにいたら本当に嫌になりそうな人ばかりが出てきて、これほどまでに痛々しい気持ちになった漫画は初めて。作者の観察眼の鋭さにしてやられた感じ。
  • カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
    題名からして「これはキテるマンガでは?」と思わせる雰囲気。表紙の女性の目つきが危なすぎる。この本は短編集だが、やはり表題作の感想を書きたいと思う。カーミィ(本名ミツカ)は「手段を選ばずして有名になりたい女子」。バンドで開花するのを期待するも、解散しソロになる。ソロになってからのカーミィが常軌を逸して...続きを読む
  • カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
    どっかの寺の本堂の、すげえたくさん安置された仏像の中には必ずあなたと同じ顔のものが存在しますという僧侶のコトバや、船底一枚下は地獄とかそういうフレーズが思い浮かんだ本。
    サブカルをこじらせた者には思い当たる事象が山ほど。危ないところだった。いや、まだ油断はできまい。それにしても本のタイトルが秀逸すぎ...続きを読む
  • 【マンガ訳】太宰治
    最近時間もあるし、いわゆる「文学作品」でも読もうかなと思っていたころに出会ったこの本。
    太宰に対して厭世的で難解というイメージを勝手に抱いてたけれど、なんだ意外とお茶目で鋭くて優しいじゃん、とこの本読んで思った。

    なので、「文学作品」への挑戦は太宰から始めていきたいと思う。
  • カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
    このタイトルにビビッとくる人はきっと、現役・退役・程度の差こそあれ、サブカルクソ野郎なんでしょうね。この時点で読者を選別していてお見事です。
    人となんか違うことがしたい、認められたい、そういう欲望でギラギラしてるのに空回って焦りばかりが募るあの感じ、わかる。わかるから笑えるけど笑えない。自分を守って...続きを読む
  • カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
    うわー痛い(^^;。
    作者さん曰くは「人生いろいろ」なんですが、
    自意識にはまりこんだ人々の、
    あまり幸せとは言えない部分がクローズアップされてます。

    笑えなくはないけど笑うような話でもなく、
    彼・彼女のような部分は誰にでもあることだし、
    どうしたらいんだろうと…(^^;。
    絵の絶妙な?崩れ具合も...続きを読む
  • 【マンガ訳】太宰治
    作品はもとより作品性そのものや作家本人とか、色々な形で愛されている作家だと思えるバラエティ。この人目当てで買ったサダカネアイコ『葉』、原作の手法ごとスクラップ&ビルドして太宰であり『葉』でありつつ全くオリジナルの名編にして良オマージュになっていて素晴らしい。