浜田信夫のレビュー一覧

  • カビの取扱説明書
    ウィルス系の本を読んでちょい疲れだ後で読んだら…
    めちゃめちゃ引き込まれてしまった!
    この本、おもしろかった!

    なんせテーマが「カビ」
    身近にあるアレですから、わかりやすい!
    そして生活に密着した内容から驚きの科学的な話まで!

    エアコンやら浴室やらパンやらゴムパッキンやら…
    なんにでも生えて切る...続きを読む
  • 人類とカビの歴史
    子どもの頃、箱でみかんを買っていたときに、最後の方でみかんにカビが生えていたことを思い出す。酸性の食品は細菌は増殖しにくいが、カビはそんな環境でも生きられる好例なのですね。水虫は白癬菌というカビが原因なのですが、地球と人類の関係を人間とカビの関係に投影した野坂昭如氏の作品を引用してきたあたりは思わず...続きを読む
  • カビの取扱説明書
    クーラーのカビのことなどが気になって読み始めたが、カビのさまざまなエピソードが多角的に紹介され、面白かった。

    読んでいる最中に、紅麹の青カビのニュースもあり、ますます興味深く読んだ。どのエピソードも「ほほう」と思えるもので、もっと深く知りたいと感じた。

    終わったところで紹介された中高生の研究の話...続きを読む
  • カビの取扱説明書
    カビ、カビ、カビ。これをテーマに身近な視点や専門的でマニアックな視点まで楽しめる一冊。私はあまり繊細な暮らし方をしないので、カビと上手く付き合えず、よく同居人に怒られる。身体に悪そうな気もするが、カビたチーズは口にする。そもそもカビとはどんなもの、という視点に答えてくれる。

    微生物を分類すると①原...続きを読む
  • 人類とカビの歴史
    専門家の口から「家庭のカビの原因は7割は家の構造か環境にある」とあって、少し安心したと同時に引っ越ししたくなった。
    多くのカビには強い毒性はなく、カビが全くない場所はカビも住めないほどの(乾燥しすぎな)場所とも言えるので、我々はカビに対して潔癖になりすぎているかもしれないとも思った。
    抗生物質のペニ...続きを読む
  • カビはすごい! ヒトの味方か天敵か!?
    水分と有機物と酸素があればどんなところにでもカビはいる。暑くても寒くても皮膚にも。
    発生させないためには、乾燥が大事。
  • カビはすごい! ヒトの味方か天敵か!?
    この本を読めばカビを身近に感じることができます。内容も読みやすく書かれていてサクサク読めます。生物の授業が好きだった人とかにはおススメです。
  • 人類とカビの歴史
    カビは、細菌が生きることができない酸性環境下でも生育できる。カビは2日間は胞子を作らず、胞子ができるとネズミ算式に増える。

    発酵は食品保存に利用された。牛肉を岩塩で漬けたものがコンビーフ。豚肉を乾燥、塩漬け、燻製などの処理を組み合わせたものが、ベーコン、ソーセージ、ハム。ブドウの果実にはたくさんの...続きを読む
  • 人類とカビの歴史
    菌類はおそらく存在するうちの10%程度しか見つかっていない。
    身近なカビはソトから入ってくるのだろうと放っておいたら、違うカビだったのだそうで。
    カビはなぜ生鮮食品ではなく保存食品に生えるのか。栄養が豊富な生鮮食品の場合、カビより先に細菌が頑張っちゃうから。つまり腐っちゃうから。言われてみればあたり...続きを読む