櫻田大造のレビュー一覧

  • 「定年後知的格差」時代の勉強法 人生100年。大学で学び、講師で稼ぐ
    第二の人生、大学での学び直しも考えなくもない。会社の先輩で、定年後に大学生として学び、そして卒業。今では教員として活躍している人もいる。憧れる生き方だ。
    本書も大学で学ぶことを提案している。そして、修士号や博士号の取得を目指し、大学の教壇に立つような仕事で定年後を過ごすのも楽しいよと言っている。
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  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    「大学についての新書」や、「就活の新書」はたくさん出ているけれど、「入試の仕組み」を起点に大学生活と就職までカバーした本。

    前半はデータ満載で真面目、途中からジョーク満載で笑え(笑い事ではない事例を含むが)、後半はまたデータ主体という構成。

    そもそも多くの国では大学個別の筆記試験は実施されていな...続きを読む
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    大学教授が書いた大学入試に関するあれやこれやの話です。入試業務に関しては高校と変わらない部分もあり共感しました。後半はこれから大学に入ろうとする高校生に向けたメッセージだったかな。(笑)などの表現がちょっと引っかかりますが面白おかしく読めました。
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    面白かった。受験シーズンまっただ中に、大学の先生の様子が垣間見えてよい息抜きになった。
    海外(アメリカ)と比べた日本の大学入試の特異性、私立大学の入試の特徴、様々な入試方式にまつわる喜怒哀楽、入試に翻弄される大学の先生の実情が、軽い口調で語られてわかりやすかった。
  • 大学教員採用・人事のカラクリ
    いや確かに中の人が書いたものなのでかなり事実と言うかほとんど事実なのだろう.
    私も中の人の一人だが,知っていることも知らないこともあった.
    いずれにしてもよく分かったのは,私が公募に通ることはないだろうなということか・・・
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    入試経験が豊富で分析も鋭い。しかし、あくまで教員目線であり、真実とは言い難い面もある。教員はこう思うだろうなと感じた面を、やっぱりなと確信させてくれた。入試の役割の肥大化にスポットをあて教員目線で改善しても、他に歪がいく。大学の顧客は、未来の地域社会であり、そのために教職員が、学生とともに何ができる...続きを読む
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    著者は関西学院大学教授。作問,試験監督,採点といった入試関連雑務の実態(愚痴)が面白く読める。本業ではないのに間違いがあってはならず,相当な時間をつぎ込むのに,金銭的見返りは乏しく,さらに秀逸な解答を残した受験生は第一志望に行ってしまうという徒労感。自分の経験だけでなく,他大学の事情についてもデータ...続きを読む
  • 大学教員採用・人事のカラクリ
     とても実用的な本です。大学は文系ポスドクの惨状を経験していながら,同じ悲劇を生むことが容易に予想できた法科大学院を作った訳で,本当に酷い話だと思う。
     2010年末ころ同種の本を何冊かまとめて読んでいた。そのときは20歳で読んでおきたかったという思いが強くて,2011年は比較的そういうテンションで...続きを読む
  • 大学教員採用・人事のカラクリ
    妻が「そんな知っていることばかり書いてある本読んでどうすんの?」といみじくも喝破したように、確かに、現役大学教員(私学文系)に勤務している者にとってみれば、周知のことが中心であり、取り立てて目新しい事実、事例、分析があったわけではない。それでもやはりよそ様の事情は知っておいて損はなく、我が社はちゃん...続きを読む
  • 「優」をあげたくなる答案・レポートの作成術
    大学教授によるレポートの書き方指南。

    論文を書きなれた著者からの技術的なアドバイスに加え、「読む側=大学教員側」と「書く側=学生」の立場を行ったりきたりしながら、ジョークを交えつつ解説されている。

    また、「穴埋め」「記述式」「持ち込み可」「レポート」など体系別に対策法が書かれているのも良い。

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  • 対米交渉のすごい国~カナダ・メキシコ・NZに学ぶ~
    提言されている内容は人間同士の付き合いにも必要なごくごく常識的なもので、新規性は一切ない。しかし、これは結局、外交もつまるところは人間同士の丁々発止であるということを教えてくれる。そんな良書である。
    <要点>
    してはならないこと
    ・約束破り
    ・政権批判
    ・失言
    ・根回し不足
    すること
    ・丁寧にNoと...続きを読む
  • 「優」をあげたくなる答案・レポートの作成術
    さすがは関西の大学教授。
    面白いし、あっという間に読める。
    しかも内容が充実している。
    これは大学生のバイブルになりそう。
  • 誰も知らなかった賢い国カナダ
    あまりに情報が少ないカナダのことを全般的に解説している良書。アメリカとの違いを、福祉、治安、政治、文化、経済、教育、生活のしやすさなどから述べている。これを読むとカナダに住みたくなる。
    日本に比べて、地方分権が進んでいること、首都に経済、文化、政治の機能が集中していないこと。議員の質問が八百長でない...続きを読む
  • 対米交渉のすごい国~カナダ・メキシコ・NZに学ぶ~
    「弱小国」のカナダ、メキシコ、ニュージーランドが
    「大国」アメリカを相手にどのように交渉して勝利を
    納めたのか、を分析した一冊。

    マイミクさんが日記に書いていたのがきっかけで手に
    取ってみた。

    長らくカナダとアメリカの仕事をしたワタシにとっては
    やっぱりカナダについて書かれた過去の事...続きを読む
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    文字通りの「ぶっちゃけ」話で、大学入試の現場にどこかで関わったひとには、そうそう、と感じる場所がたくさんあるはずです。

    ここで語られているのは「今までの入試」であって、今、変わろうとしている「新しい大学入試」が一般的になるころにはすっかり過去の話しになっている可能性もあります。

    入試で苦労し、そ...続きを読む
  • 大学教員採用・人事のカラクリ
    大学教員希望者のために就活本です.採用方法はかなり特殊ですので・・・.

    とは言え,就職活動というよりも,我々大学教員の生態,実態がよく分かる1冊です.(笑)
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    2013/11/9 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2014/10/24〜10/31

    大学入試の裏側を描きつつ、大学教員の大変さのぼやき?が中心。確かに大変そうではあるが、多かれ少なかれいろんな仕事にはそれ相応の大変さがあるのだろう。しかし、文部科学省は大学の国際化をしきりに叫んでいるが、この...続きを読む
  • 大学教員採用・人事のカラクリ
     大学教員として採用されるためのノウハウや、大学教員としてのキャリアパスがどうなるのか、ということを20以上の実例を紹介しながら分かりやすく説明している。著者の専門は政治学で、人文系、社会系という前提がある。著者の軽妙な筆致が面白い。
     『大学入試 担当教員のぶっちゃけ話』が面白かったので、この本も...続きを読む
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
    入試がいかに大変かを軽妙に語るエッセイで、あまり重厚な提案とかもなくさらっと読めて面白い。
    まあ普通に考えて、教員たちがセンター試験の試験監督するってのは、人材の無駄遣いだなあと思うわな。
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話
     日本の大学入試がいかに「ガラパゴス化」しているか、世界的に見て特殊な大学入試の状況を解説している。さらに、その入試制度の中で、大学教員がいかに神経をすり減らして業務に取り組んでいるか、という大学教員の「ぶっちゃけ話」というか愚痴、が紹介されている。単なる愚痴に終わらず、どういう制度にすれば大学教員...続きを読む