神田茜のレビュー一覧
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30年前の若かりし頃の自分と今の自分を比較する。
若い頃は目の前に見えるモノしか見えていない。
お金もないしお腹もすぐに減るし世の中を巧く渡る知識もない。
プライドだけは高く劣等感にいつも苛まれている。いつかきっと、と夢の明かりを常に灯しながら。
同年代の女友達と共に過ごしたオンボロアパートでの暮...続きを読むPosted by ブクログ -
就活のため、初めて東京に行き、下北沢に観光しに行った。帰りに神保町に寄り見つけた本である。タイトルに惹かれ、即購入。
何気ない過去の日常。友達との出会い、交流そして疎遠。そのような日常が楽しかったと思える日はいつか来る。なのでそのような思い出を作っていきたいなと強く感じた。Posted by ブクログ -
下北のパン屋「アンゼリカ」。かつてそこでバイトしていた二人。30年ぶりの再会。あの懐かしく、若く、無責任だった、けど、それなりに一所懸命に生きていた日々を思い出す。
タイトル通り、ノスタルジーの塊です。私も下北に通っていたクチなので、とても懐かしいです。今の、変わってしまった駅前は、下北とは思えま...続きを読むPosted by ブクログ -
初読み作家さん。
まさに年齢的にドンピシャなので、色々思い出しながら読みました。
寮生活や寮を出た友だちのアパートに泊まりに行ったり、くだらないことで笑って怒って落ち込んで。
銭湯も行ったし、酷いことも人に発してた。
あれからずいぶん経つけど、あの頃の友だちとはほとんど疎遠になって、それでもいい思い...続きを読むPosted by ブクログ -
1980年代、バブル真っ只中の下北沢が舞台にした女3人の友情物語。思い出したのが新橋烏森口青春篇。
不器用で危うい暮らし。収入は不安定で乏しく、食事も睡眠も不規則不安定、横行する詐欺まがいに引っかかり、男に騙され、それでも夢と若さと体力で毎日を乗り切っていく。
全力でぶつかった若い日の日々は、実...続きを読むPosted by ブクログ -
下北沢が、最も活気があったと思われる昭和の終わり頃。当時、下北沢で、女性専用のコーポ、と言えば聞こえはいいが、安下宿に住んでいた理夏は、バイト先だったパン屋が閉店するということで、30年振りに下北沢を訪れた。そして思い出す当時のこと。これは、理夏と同年代、同じく北海道出身で、服飾専門学校に通っていた...続きを読むPosted by ブクログ
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何て不器用な人たち!
理夏も秋子もちはるも、
どの人とも、私は友達にはなれんなあ。
でも、ちょっと離れたところから、
不器用な友情をみていたかった、いつまでも。
そんなこと無理だとわかっていても。Posted by ブクログ