作品一覧 2021/12/21更新 一生に一度のこの恋にタネも仕掛けもございません。(新潮文庫nex) 試し読み フォロー 下北沢であの日の君と待ち合わせ 試し読み フォロー シャドウ 試し読み フォロー しょっぱい夕陽 試し読み フォロー 女子芸人 試し読み フォロー 七色結び 試し読み フォロー 母のあしおと 試し読み フォロー ふたり 試し読み フォロー ぼくの守る星 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 神田茜の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 母のあしおと 神田茜 良い小説だったなあ。ラストは目頭が熱くなったよ。道子の人生を遡っていく構成がいいぞ。しかも、全てが理に落ちる(こんな経験をしているから、あんな性格になったのか、など)こともなく、人間を人間らしく描いている(息子の婚約者にあんなに辛く当たるのは自分がそうされたから、というわけでもなさそうだし)。他のも...続きを読む読んでみるかな。 Posted by ブクログ 下北沢であの日の君と待ち合わせ 神田茜 30年前の若かりし頃の自分と今の自分を比較する。 若い頃は目の前に見えるモノしか見えていない。 お金もないしお腹もすぐに減るし世の中を巧く渡る知識もない。 プライドだけは高く劣等感にいつも苛まれている。いつかきっと、と夢の明かりを常に灯しながら。 同年代の女友達と共に過ごしたオンボロアパートでの暮...続きを読むらしぶりは優雅とは程遠い。風呂もないしトイレは共同。家具だって拾ったものだし食べものだってありあわせ。大人になった今なら絶対にそんな暮らしに戻れない。 けれど巧くいかず落ち込んだ時は共に憂さを晴らし、悲しい時には共に泣き嬉しい時は共に笑う。相手に非があれば注意もするし叱りもする。 そんな若さが羨ましい。 あれから30年。 いいことばかりでもない。後悔もたくさんある。 けれどあの頃の記憶があるから今がある。 あの頃の思い出があるからがんばれる。 自身の”あの頃”にいつまでも浸っていたくなる物語だった。 Posted by ブクログ ぼくの守る星 神田茜 ディスレクシア(読字障害)を持つ中学生男子、夏見翔と、その周りの人たちの、6つの物語です。 困難を抱えて一生懸命生きている翔、息子を懸命にサポートしようとするお母さん、それぞれの問題を持つクラスメートたち。 内容はけっこうヘビーというか、それぞれの人が抱えてるそれぞれの問題がけっこう深刻なのですが...続きを読む、中学生が主人公だからか、それとも作者の力量なのか、きらきらした爽やかな読後感でした。 Posted by ブクログ ぼくの守る星 神田茜 みんな懸命に生きているのだと思いました。懸命が故、噛み合わないもどかしさも感じました。章ごとに語り手が代わり、色んな登場人物の悩みや心情がわかります。物語を通してそれぞれが殻を破っていく様子がいいです。最終章で作品名に辿り着いた時、ほっこりしました。素敵な作品です。 Posted by ブクログ 七色結び 神田茜 主婦がある日アイドルに恋をする。 その思いが日々のエネルギーに変わるのわかる。 全然知らないPTAの世界の大変さもわかった。 とにかくおもしろくて止められず一気に読んだ。 水引の内職もやってみたい。 Posted by ブクログ 神田茜のレビューをもっと見る