下北沢であの日の君と待ち合わせ

下北沢であの日の君と待ち合わせ

1,760円 (税込)

8pt

1967年生まれの理夏。アパレル業界に憧れて上京した19歳の頃バイトをしていたパン屋さん「アンゼリカ」が閉店すると聞き、30年ぶりに下北沢を訪れた。コーポ服部で楽しくすごしたバイト仲間の秋子、元住人・ちはるとは、秋子に恋人ができてからすれ違いが生まれ、バラバラになってしまったままで……。下北沢に実在した人気パン店「アンゼリカ」を舞台に、青春の輝きと苦みを知る大人のための物語。

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下北沢であの日の君と待ち合わせ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    就活のため、初めて東京に行き、下北沢に観光しに行った。帰りに神保町に寄り見つけた本である。タイトルに惹かれ、即購入。
    何気ない過去の日常。友達との出会い、交流そして疎遠。そのような日常が楽しかったと思える日はいつか来る。なのでそのような思い出を作っていきたいなと強く感じた。

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    下北のパン屋「アンゼリカ」。かつてそこでバイトしていた二人。30年ぶりの再会。あの懐かしく、若く、無責任だった、けど、それなりに一所懸命に生きていた日々を思い出す。

    タイトル通り、ノスタルジーの塊です。私も下北に通っていたクチなので、とても懐かしいです。今の、変わってしまった駅前は、下北とは思えま

    0
    2022年11月23日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん。
    まさに年齢的にドンピシャなので、色々思い出しながら読みました。
    寮生活や寮を出た友だちのアパートに泊まりに行ったり、くだらないことで笑って怒って落ち込んで。
    銭湯も行ったし、酷いことも人に発してた。
    あれからずいぶん経つけど、あの頃の友だちとはほとんど疎遠になって、それでもいい思い

    0
    2022年11月22日

    Posted by ブクログ

    懐かしい気持ちと切ない気持ちが心から溢れ涙を流しました。
    いま一度、青春を振り返りたい中年世代にオススメの一冊です。

    0
    2022年06月06日

    Posted by ブクログ

    下北沢が、最も活気があったと思われる昭和の終わり頃。当時、下北沢で、女性専用のコーポ、と言えば聞こえはいいが、安下宿に住んでいた理夏は、バイト先だったパン屋が閉店するということで、30年振りに下北沢を訪れた。そして思い出す当時のこと。これは、理夏と同年代、同じく北海道出身で、服飾専門学校に通っていた

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    2022年06月04日

    Posted by ブクログ

    1度は挫折した人達の、パン屋アンゼリカを通してちょっとずつ進んでいく話。まさかのラブライブがあるとは思わなかった!

    0
    2022年04月19日

    Posted by ブクログ

    何て不器用な人たち!
    理夏も秋子もちはるも、
    どの人とも、私は友達にはなれんなあ。

    でも、ちょっと離れたところから、
    不器用な友情をみていたかった、いつまでも。

    そんなこと無理だとわかっていても。

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    「イエローポリ袋」「下北スイート」「カレーパンサイドライン」「しあわせパン工房」

    「みそパンワイド」「かたばみの葉」「謎のチカラパン」
    7話収録の連作短編集で実在した人気パン屋『アンゼリカ』を舞台に描いた作品。

    80年代の下北沢を共に過ごした、ちはる・理夏・秋子。その頃の時代背景を盛り込みながら

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    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    30年前の若かりし頃の自分と今の自分を比較する。
    若い頃は目の前に見えるモノしか見えていない。
    お金もないしお腹もすぐに減るし世の中を巧く渡る知識もない。
    プライドだけは高く劣等感にいつも苛まれている。いつかきっと、と夢の明かりを常に灯しながら。

    同年代の女友達と共に過ごしたオンボロアパートでの暮

    0
    2022年03月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1980年代、バブル真っ只中の下北沢が舞台にした女3人の友情物語。思い出したのが新橋烏森口青春篇。

    不器用で危うい暮らし。収入は不安定で乏しく、食事も睡眠も不規則不安定、横行する詐欺まがいに引っかかり、男に騙され、それでも夢と若さと体力で毎日を乗り切っていく。

    全力でぶつかった若い日の日々は、実

    0
    2022年10月17日

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