清涼院流水のレビュー一覧

  • どろどろの聖書
    2023.12.05
    聖書のダイジェスト版として大変優れていると思う。ユダヤ教徒、イスラエルの人々の思考法を理解する一助となった。イスラエルとハマスの哀しい闘いのなかで読んでいることにいぎある。
  • どろどろの聖書
    聖書を愛憎劇と銘打ったところに心打たれて読みました。
    間違いなく世界最古のベストセラーだと思わされるケーススタディが満載です。
    救世主思想はキリスト教徒圏の最大の発明です。自分の少年時代に親しんだマンガ(北斗の拳)やゲーム(ドラゴンクエストなど)はこの思想のコンテンツ化だと言ってもいいくらいです。
  • どろどろのキリスト教
    初代教会の誕生から現代に至るまで、キリスト教の変遷を辿る一冊です。
    信仰だけでなく政治や愛憎による理由で揺り動かされてきた宗教ですが、特にキリスト教においては戦争や内乱へ発展する事案が多いようです。
    カトリックは受けた迫害の苦しみを反動にして強固で敬虔な体制を貫いたために、他宗教との争いや同胞との分...続きを読む
  • どろどろのキリスト教
    高校で世界史選択の方も宗教という視点から読み直してみると、
    歴史はめちゃくちゃ面白いというか「は!?」とか「なんでやねん!」「めちゃくちゃやろ!」と突っ込みながら読めると思います。

    新約聖書の成立には、教団内のグノーシス主義やマルキオンの偏りすぎた考えに対抗するために編纂された過程があったり、
    ...続きを読む
  • ジョーカー
    JDCシリーズ2作目。魅力的なキャラが盛りだくさん!ずっと読んでいたく、1ページ1ページを大切に読んだことを忘れません!
  • コズミック 世紀末探偵神話
    とにかく面白い。探偵一人ひとりに推理法があり、班ごとに分類されたり…そして本でしか味わえない魅力的な謎と犯人! 時代が早すぎた作品。JDCシリーズの再開を熱望しています!!
  • どろどろの聖書
    聖書における「スキャンダルやゴシップ」(p5)を集めた新書、というまえがきに偽りなく、思っていた以上に肩の力を抜いて楽しく読めた一冊。
    まえがきに曰く「いつの間にか聖書の全体像を把握でき、聖書にちょっとくわしくなってしまう」(p8)本。

    10年くらい前だったか、唐突に聖書を読んでみたいと思い立った...続きを読む
  • どろどろの聖書
    「どろどろの聖書 清涼院流水 朝日新書 2021年 869円」欲望にまみれたどろどろの中東史が書かれていて、わかりやすく読みやすい。倫理観も全く違う世界なので動物的な話の数々。面白いが、これを信じる?救われる?に繋がる事が理解できない。人間の欲望が普遍的な事は理解できるが。
  • 50歳から始める英語 楽しいから結果が出る「正しい勉強法」74のリスト
    序盤はいかに50歳からでも学習が遅くないか、精神的な話が長くてちょっと飽きた。やってることは突飛なことはないが、実際に著者の実体験があるので説得力がある。
    最後の初級者、中級者、上級者向けの復習リンク集は便利で良かった。電子書籍で買うべき本だと思った。
    今度TOEIC受けたいなと思ったし、英語に限ら...続きを読む
  • きみと行く 満天の星の彼方へ
    TOEICの点数の取り方について、物語風に端的に記載されています。自分でも900点以上いけるのでは?と自信につながりました。あとは手順を踏んでやるだけ。頑張ります。
  • 50歳から始める英語 楽しいから結果が出る「正しい勉強法」74のリスト
    レビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。

    私はタイトルに魅かれて、この本を手に取りました。
    著者まえがきにもありますが、50歳から英語が得意になるなんて、絶対に無理だ!と思いながら読みました。
    ちなみにわかりやすい指標として「50歳」と掲げていますが、40代以下でも60代以上でも本書...続きを読む
  • コズミック 世紀末探偵神話

    色々と、「デカい」作

    今、読み直すとびっくりするくらいまともに
    ミステリーだな、と。

    JDCのような組織や、それに所属する個性も能力
    も豊かな探偵たちも、今では様々な作品に普通に
    登場しているせいだと思う。

     発売当時こそ叩かれていた印象だが、むしろ後に
    続く作品たちのために道を開いた作品としても評価...続きを読む
  • 清涼院流水の小説作法
    意欲的でスマートな作家の書いた小説についての本。オーソドックスな小説家ではないからこそ小説の輪郭をクリアにとらえているような気もする。筒井康隆「創作の極意と掟」とこれを読むことできっとある種の書き手は何かから解放される。小説という枠でなら大方この二冊で枠組みやら形式やら方法について気持ちの整理がつく...続きを読む
  • 社会人英語部の衝撃
    適切な英語学習方法指導書。
    どのような本をどうしたらいいのか書かれており
    一番気に入ったのは「「アウトプット」に力点を置かれていたこと。
  • 社会人英語部の衝撃
    著者が仲間内で立ち上げたTOEICスコアアップを目指す英語部の活動のノンフィクション。
    TOEICが、英検よりもTOEFLよりも、日常で使える英語力を精確に測定できるツールであること。スコアを高めていくことが実用的な英語力獲得にもつながること。そのスコアを高めるにはコツがあること。本気になって取り組...続きを読む
  • TOEIC(R)テスト300点から990点へ、「7つの壁」を突破するブレイクスルー英語勉強法
    今、英語ができない人にも頑張れる学習法として、レベル別に具体的な教材を上げながら、着実にステップアップしていく方法を示してくれる本。
  • 不思議の国のグプタ
    この発想はすごい!TOIECの問題から小説を作ってしまうなんて、ちょっと思いつかないんじゃないかな?「飛行機は今日も遅れる」というサブタイトルもいいね。

    次の試験が楽しみになること間違いなし!
  • コズミック・ゼロ 日本絶滅計画
    ある年の大晦日、初詣に集まった人たちが次々に消え、警視庁、県警本部などもあっという間に何者かに占拠されてしまう。どうやらセブンスと呼ばれる7人組が主な犯人グループのようだが…。このままでは日本から本当に人っ子一人いなくなるのか。こういう話だと、よくあるのは犯人グループに立ち向かおうとするヒーロー側が...続きを読む
  • ジョーカー
    龍宮城之介!龍宮城之介!

    とある登場人物が犯人に殺された時、その人の突然の死も悲しかったが、その時犯人の計画を読めずに、その人を救えなかったと悔やむ龍宮の台詞が、とても胸に刺さった。
    普段は飄々としている人物なだけに、こちらも読んでいてビックリした。

    このキャラクターが今でも好きだ。
  • コズミック 世紀末探偵神話
    龍宮城之介!

    初めて読んだ時は、最後にびっくりした。
    面白すぎてハマるか、壁に叩きつけるか、そのどちらかに分かれると思う。
    自分はとにかくその世界観というか、考え方というか、JDCの世界にハマった。

    そして、龍宮城之介に夢中になった。今でもこのキャラクターが大好きだ。