平岩弓枝のレビュー一覧
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一話目のちっちゃなかみさんで早速ホロリ。
短編小説は基本的に読むのが楽なので好きですが、感情移入が難しいこととかもあってなかなか・・・
でもこれはおススメしたい一冊です。Posted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズの続編。
明治時代を舞台にかつてのかわせみの面々の成長した姿が描かれています。
表題作含め6編収録
前シリーズ「御宿かわせみ」のエピソードをしっているとさらに面白い作品も掲載されています。
できれば、前シリーズからどうぞ
江戸から明治へ移る時代を生きた人物と彼らをとりまく環境の...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱ、江戸の東吾さんいないと物足りない。千春ちゃんが麻太郎の出生の事実を知ってしまった…。つらいよね〜 あぁ、しかし、遺書まで出てきて、もぅやはり帰らぬ人なのかPosted by ブクログ
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御宿かわせみシリーズの中で、好きな巻のひとつ。
表題の「十三歳の仲人」は、こどもたちの成長が感じられてぐいぐい引き込まれました。
麻太郎くん、かっこいいな。どんな大人になるんだろう。Posted by ブクログ -
時代小説でも読みやすい短編集。
こどもの手を 「紅葉」 という表現が大好きです。
時代関係なく、ひとのあったかさに触れるのはジーンときます。
~木が大きく枝葉をひろげて下の者をかばおうとすると、
下の者はお日さまに当れなくて伸びようとしても伸びられない。
程よく育ったら一人一人、...続きを読むPosted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ7編。表題作では子を愛さない母親、「吉松殺し」では無軌道な子供が出てくる。江戸時代も現代と一緒と読むより、平岩さんは現代の事件を江戸時代に移し替えてるようだ。滑稽編の「初春夢づくし」や三家の子供が絡む人情物「招き猫」も面白かった。シリーズでは良いレベル。Posted by ブクログ
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TVドラマシリーズになった『御宿かわせみ』シリーズ。
本当に平岩弓枝の時代小説は面白い。
江戸時代の話なんだけど、現代の人の感情の表現の仕方で
ほんのささいな日常を語らせたら一番面白いかも。
るい役の高島礼子は本当私のイメージぴったりです。Posted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ8編。「花世の冒険」がダントツに楽しい。お転婆の花世ちゃんには、るいも霞む。花世ちゃんと元締コンビがシリーズを喰ってしまいそうだな。畝一家と麻生一家が絡むと子供中心の人情物になってしまう。これからは、花世ちゃんファンとして、このシリーズを楽しもう(笑)Posted by ブクログ
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2月3日~2月7日
麻生家に通う途中で見かけた新内流しの娘の視線に、思惑を量りかねる麻太郎。ある日その娘がひったくりに遭い、その荷物を麻太郎が取り返してやるのだが…。麻太郎、花世、源太郎たちが大活躍する表題作をはじめ八篇を収録。次巻より、文明開化の東京へと舞台を移す人気シリーズ、「江戸のかわせみ」の...続きを読むPosted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ短編7編。宗太郎と七重は、その組み合わせがあったかと嬉しくなる。連作でも展開があるとマンネリ防止にいい。次巻でるいと東吾の関係にも変化が起こりそうな含み。今回の作品レベルはそれほどでもないが、内輪ネタが楽しめた。復活予告で気になってた悪役も、やっと登場して極刑になったし(笑)Posted by ブクログ