[ 内容 ]
常に時間に追われ、効率を追い求める生き方が、現代人の心を破壊しつつある。
今こそ、ぼんやりと過ごす時間の価値が見直されてよいのではないか。
では、そうした時間を充実させるために何が必要であり、そこにどんな豊かさが生まれるか。
さまざまな書物にヒントを求め、自らの体験もまじえながらつづる
...続きを読む思索的エッセイ。
[ 目次 ]
1 「ぼんやり」礼賛―常識に逆らった人びと(「ぼんやり」という貴い時間;「いそがなくてもいいんだよ」;散歩の醍醐味;放浪―マムシと眠る;夢想にふけって;ぼぉっとして生きる;自然にとけこむ;気分を変えるために)
2 ぼんやりと過ごすために―その時間と空間(「むだな時間」はむだか;心安らぐ居場所で;静寂のなかでこそ;温泉の効能)
3 「ぼんやり」と響き合う一文字(「闇」―蛍と星とダークマター;「独」―独りでいること;「閑」―逆茂木に囲まれて;「怠」―「一日四時間労働」の夢;「瀬」―心の余白)
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