桂望実のレビュー一覧
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出だしのニコニコ顔から歪んだおじさんが心の中で反パクしていく物語かと思ったら全然違うって、人間らしい常識ある涙脆いおじさんじゃないですか。ケータリングの仕事に誇りを持たずいい加減で生きてく為に仕事しているだけの司の養育費の為だけの、と思いきや全部ひっくり返る。毎年行ってる妹と友人の思い出の山に1人で...続きを読むPosted by ブクログ
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終活。
私には早すぎると思ったけど以前から興味津々。
全然早くなかった!読んでよかった!
物語としてもとても面白いし、為になる情報満載。
終活に向けて『ノート』に自分自身について書き留めていく事で『人生の見直し』ができる。
それを通して人生の方向転換をするお話しです。
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いなくなった人に想いを馳せる生きている人の為のお話だと思った。誰かを亡くした人にとってはこういう風に解釈してもいいんだよと寄り添ってくれるような優しい良い本だった。Posted by ブクログ
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1話目 またまた桂望実が泣かせにきたぞ
2話目 やっぱりね
3話目 あれ?ちょっと雰囲気変わったね
これも好きだよ
4話目 上手いよ じんときちゃうよ
5話目 待った甲斐があった
読み終わった瞬間次を期待しちゃうPosted by ブクログ -
民間団体「行方不明捜索協会」に家族や身近な人の捜索を依頼した人の物語5編を収録。各短編に直接の接点はないが、職員「西山」が4つの短編で依頼者の担当となり、残り1篇では彼女自身の捜索物語となる。
身近な人がある日消息を絶ち、あるいは久々に会おうとしたら行方知れずになっている絶望感。接点がなくなってい...続きを読むPosted by ブクログ -
葬祭会社が終活の宣伝をしているのをよく見かける。エンディングノートも当たり前のように文具コーナーに売られている。だけど、今からそれらに手をつけることがなんとなく縁起でもないような気がして避けてしまっている。
しかし、この本に描かれている会社ならちょっといいかもしれない。出来たらこの会社で働きたいか...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙の目玉焼きが美味しそうという理由で
何の気なしに手に取った本だけど、
ぐっと心掴まれる作品でした。
何よりおじさんのキャラクターがとても良い!
初めての作家さんですが、
他の作品も読んでみたくなりました。Posted by ブクログ -
めちゃくちゃ泣きました。
タイトルから僕とおじさんの日々の朝ごはんの話なのかと思っていたら、全然違いました。
朝ごはんが出てくるのはたったの一度。
自分にとって当たり前の何の変哲もない朝ごはんが、誰かにとってはとても特別な事なのだと考えさせられました。
主人公はやる気のない料理人のおじさん。
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