総選挙ホテル

総選挙ホテル

704円 (税込)

3pt

○著者の言葉「働く現場でしか学べないことがたくさんあると思っています。育った環境も、考え方も、年齢も違う職場の中で揉まれることが、人として成長させてくれると思っています。しんどいけれど喜びもある、それが職場。そこにある感動を小説にしたいと考えました。」桂望実
○単行本時帯推薦文より 「一丸となって」でも「勧善懲悪」でもない感動的な人間ドラマがここにはある。まさに極上のエンタテインメントだ。松田哲夫(編集者・書評家)

○内容紹介 ある中堅ホテルを立て直そうと、外からやってきた変わり者の社長が提案したことは「総選挙」! そう、ホテル内の従業員の配置を“選挙”で決めるという斬新な人材シャッフル案でした。しかもそれだけに終わらず、管理職の選挙まで! 果たして従業員の反応は? 今の日本の働く環境の閉塞感を打ち破るお仕事小説。さまざまな年代の男女が抱え働く悩みに答え、働くことの意味、働くことで成長できる喜びを読書で味わえる、お仕事エンタメ作品。

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総選挙ホテル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「相続レストラン」に続き「総選挙ホテル」と似た名前の全く違う作品。自分には思いも寄らなかったところでそれぞれが能力を発揮する。サービス業って難しくて素晴らしいと思った。

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    「県庁の星」も「嫌な女」もおもしろかったけど、これもおもしろかったです。そして、泣けました。いろんな人の隠れた才能が適材適所で開花するんだけど、実は唯一ポジション変わってない支配人さんの能力がすごかった。石ノ森章太郎さんの「HOTEL」の支配人さんレベル。物語もHOTEL級だったと思います。

    0
    2024年01月06日

    Posted by ブクログ

     赤字を垂れ流し経営破綻寸前のホテルを立て直すため投資ファンドより派遣された新社長の意向により、全従業員の総選挙が実施されるとなったところから物語が始まる。てっきり総選挙の行方を面白おかしく描くのかと思ったら、そこは潔くばっさりカット。本人のやりたい仕事ではなく、適材適所に割り振られてからの各人の仕

    0
    2022年11月21日

    Posted by ブクログ

    経営不振なホテルの社長として任命された心理学者が、従業員による総選挙で部署の人員整理するなど、変わった方法で経営を立て直そうとするお話

    選挙ルール概要
    ・働きたい部署で立候補できる
    ・パートもバイトやバイトなども勤務時間が一定ラインを超えれば立候補、投票の対象
    ・今と別の部署での立候補も可能
    ・投

    0
    2022年08月29日

    Posted by ブクログ

    心理学者(という設定)が潰れかけのホテルの社長になったらというお話し。
    いろいろと現実的に無理がある施策の実践が多いけど、人を動かすのではなく、人が動くにはどうしたらいいかというアプローチは大事だなと改めて気付かされた本である

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    読み始めてすぐは、雑念(この作者、AKBとかが好きでこんな内容にしたのだろうか…などと)を持って読んでいたが、
    後半の展開は王道ながら気持ちよかった。
    みんな完全にハッピーじゃないんだけど
    それでもここで生きていくんだ、という明るさがある。


    以下、好きな箇所。

    メールで休みの連絡って、なんだよ

    0
    2021年12月23日

    Posted by ブクログ

    面白い!!

    ホテルだから登場人物も所属部署も多くて途中まで誰が誰だか混乱してしまった。

    でも鈴木みたいな嫌なやつは嫌なやつだし、
    女性人気がある中西はそれに気付いて隠さないし、
    後藤さんはお節介が面白くて、嫌味な主任にコーヒーのお代わり持って来させちゃう。

    みんな自然体でニヤニヤしちゃう。

    0
    2020年12月30日

    Posted by ブクログ

    この作品は一言で言えば、企業再生のために奮闘する会社員(ホテルの従業員)たちのサクセスストーリーです。どうすれば業績が上がるのか、どうしたら社員たちのモチベーションが上がるのか新しく社長になった元山の奇想天外な改善策をどう受け取るのか、合理的でもいいのかと感じられた作品です。

    0
    2020年09月13日

    Posted by ブクログ

    いまいちやる気のない従業員で売り上げが落ち込む中堅ホテル、フィデルホテル。支配人の永野は改善策を打ち出せないでいた。そこに社長としてやってきた変わり者の社会心理学者・元山が提案したのは、“従業員総選挙”。落選すれば解雇もやむなしという崖っぷちの投票制度だ。ざわつく従業員を後目に、さらに管理職の選挙も

    0
    2020年07月23日

    Posted by ブクログ

    チャプターズという本と人が出会うマッチングサービスをしている会社のYouTubeで、紹介されていた一冊です。

    売り上げが落ち込む中堅ホテル、フィデルホテル。
    経営改善のため着任した新しい社長は社会心理学者。

    人事が機能していないなら、
    従業員が選べばいい。

    会社の新陳代謝、適材適所、息し改革。

    0
    2023年12月10日

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