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都会の片隅でひっそりと暮らすひとりの女。何かから逃れるように、孤独で単調な日々を送る。パチンコ景品交換所、連れ込み宿の清掃、惣菜店の裏方、訪問介護の現場。自宅や仕事を転々とする彼女にも、かつて幸せな暮らしがあった。充実した日々は、ある違和感から少しずつ壊れていく。そして、ついにある事件を発端に、彼女の人生は破滅する――。秘密を抱えた女が覚悟する、愛憎の果てにあるものとは。衝撃の問題作。
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Posted by ブクログ
すごく良かった。一気読みした。 子どもは自分や夫とは完全な別人格。分かっているけれど、親なら子の幸せを願うもの。子にいくら伝えても伝わらない辛さも分かる。 主人公の真面目な人間性がすごく伝わってくる。 簡単に捨てちゃえれば・・・って思うけれど、それができないのはやはり親であるから。 最後のような施設...続きを読む、今の日本の中に現実にはないよね。実際にあったら人権問題だし。だったらどうするべきなのか?最初のときにしっかり対処すべきだったとは思うけれど、実際直面したら難しい。多分主人公と同じことする気がする。
最初は、何で逃げてるのか分からなかったけど、分かってくると、話の内容が掴めてきて面白かった。 どうしようも変えられないこと。 親であること。 こういう悩みがあることを、初めて考えたかもしれない。
ああ...。絶句。無表情で読み切ったが心は泣き崩れた。真面目で誠実な性格で、どの職場でも信頼を得る51歳の麻里。なのにふとしたことですぐに行方をくらまし逃亡生活を続ける。何が彼女をそうさせるのか。後ろ暗いことがあるのは歴然だが、その理由は根が深い。回想シーンが頻繁にあり、個人的には苦手な構成にもかか...続きを読むわらずこの作品では非常に効果的。それにしても「自分の子どもが怖い」「自分の子どもが信用できない」という親の気持ちは如何ばかりか。子どもがいない私でも胸が潰れそう。壮絶な話だったが桂作品、過去イチで面白かった。
自分の子供が平気で人を傷つける性格をしていたら?の話。母親としての責任と自分の生き方と、それを決めるのは難しいだろうなぁ。子どもといっても何を考えているか分からない、自分と違う1人の人間だし。
主人公が引っ越しを繰り返す理由は何故と問いながらのストーリー。面白かったです。 お腹を痛めたかわいい我が子であったとしても 手に負えないこともある、 現実社会にはだしてはいけない、 お金があるからこそ可能なやり方ですが読んだ後はスッキリしました。
親はどこまで子供の責任を負わなければいけないのか 主人公の麻里の最終決断は正しいと思った 悲しいけれど矯正できない人間はいると思う
タイトルがドンピシャ。 まさに息をつめて生活する女性が主人公。 51歳の土屋麻里は仕事も住む場所も転々としながら日々を送る。 どんな仕事も上手くこなし、人への接し方も丁寧。 けれど彼女は逃げ続ける。 一体何から、誰から逃げているのか先が気になり一気読み。 少しずつ彼女の怯えの正体が判明して来る...続きを読むと、その不安も逃げたくなる思いも全て共感出来た。 子が親を選べないように、親も子を選べない。 一番の理解者になってあげたくとも、その範疇を超えて理解出来ない事はきっとある。 親子と言えど別の人格。 最後に彼女が下した決断は責められない。
なんとも報われない物語だったけど こういうこと、ありますね、 多かれ少なかれ。という感じ。 時間軸がよく動くけど アスタリスクで分かりやすい。 興味をひく書き方で面白い。
切なかった。 逃げるようにこそこそ生活する母親。 惣菜屋さんのご家族と仲良くずっと働けたらよかったのに。。としみじみ思った。
人目を忍んでひっそりと暮らす女。 働く先で警察沙汰が起こると即刻辞めて、住居も変える。 極端に少ない荷物で場所を変え、勤め先でも喋らずに孤独で単調な日々を送る。 過去に何かあったのだろうと想像しながら読み進める。 何故なのか…理由がわかったときにこれはどうしようもない誰にも言えないことだと感じて辛...続きを読むくなった。 自分を否定したくなるような気持ち、と言った方がいいのだろうか。 生きていく限り、ずっと気になり続けることで、だけど自分の思うようにはできないし、存在が恐怖だと感じることに嫌悪しながら隠すことすら限界を感じている。 母親を降りたい。 その思い、痛いほど感じた。 まさしくタイトルどうり、息をつめて。
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息をつめて
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