水木しげるのレビュー一覧

  • 河童の三平 水木しげる漫画大全集(上)

    水木しげるらしいコミック

    水木しげるらしい紙芝居のようなのんびりとしたストーリーだ。今風のコミックのようなカッコ良さは無いがノスタルジアを感じる。
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)

    オカルト漫画の金字塔

    「オカルト漫画」と言う言葉を聞けばこの「ゲゲゲの鬼太郎」を逐一連想する人が圧倒的に多いでしょう。この少年漫画、半世紀前にTVアニメ化されて、「クイズタイムショック(このクイズ番組、MBS系列で放映されていました「ダイビングクイズ」や「アップダウンクイズ」と共に「3大恐怖クイズ番組」と呼ばれていました...続きを読む
  • 河童の三平 上 貸本まんが復刻版
    全3巻(もともとは8巻)。死というものが、悲しいけれど悪いものではない描かれ方をしていて、とても穏やかな読後感。大切な人を亡くしたときや、自分の死期がせまったときに読み返したい。

    ※ちくま文庫版は「全」と言いつつすべて収録されているわけではないらしいので、読むならこちらがよいかも。
  • ねぼけ人生
    朗らかなニヒルという表現が素敵過ぎる
    荒俣宏氏と水木しげるの旅行誌から水木しげるさんに興味湧いて読みました。
  • 猫楠他 水木しげる漫画大全集
    南方熊楠という人物を俯瞰するのにちょうどいい。
    なにしろ博物学的な人物なので水木しげるが描くというのはベストなマッチングだ。
  • ほんまにオレはアホやろか
    水木しげる先生の激動の人生。信じられないようなことばかりが続き、戦争を乗り越え、仕事をあれだけやっても貧乏生活が続く日々。それでものんきさとユーモアがあり、思わずクスッと笑える場面もあった。中身が濃い人生を駆け抜けて、今も楽しめる作品を残してくれたことに敬意を表したい。
  • ゲゲゲの鬼太郎 スポーツ狂時代

    楽しめました

    田中ゲタ吉くんの高校生時代、面白いと思いました。
    テレビアニメのゲゲゲの鬼太郎しか知らなくて、ちょっと意外な一面など楽しめました。
    個人的には好きな作品です。
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)

    ここから始まった

    水木先生のゲゲゲの鬼太郎
    知らない人はほぼいないと思われる作品です。
    アニメだとリメイクされたりと人気は続いています。
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)妖怪が目覚めた日【試し読み】
    アニメオリジナルのヒロインが出てくることがこれまでにもありましたけど、今回のまなは妖怪との戦いにどう関わっていくのでしょうか?
  • ゲゲゲの鬼太郎(4)襲来! バックベアード軍団【試し読み】
    鬼太郎のアニメ作品は子供のころから何作も見ましたけど、今回のは猫娘たちの姿がリアルな感じになってるなんて思いました。
  • ゲゲゲの鬼太郎(3)妖怪アパート秘話【試し読み】
    自分の顔が気に入らなくて妖怪の力で顔を変えてしまうきらら、結構共感できる奴は見渡してみると多いんだろうと思いました。
  • ゲゲゲの鬼太郎(2)まくら返しと幻の夢【試し読み】
    目玉の親父がまさかあんな姿をして見せるとは初めて見ました。今回のアニメシリーズは色々と意表を突かれます。
  • 猫楠 南方熊楠の生涯
    興味範囲が異分野過ぎておもしろいし、魅力的なキャラクターだし、水木しげる先生もすごい。
    坂本龍馬のマンガに寄与した武田鉄矢なみにスゴイ(微に入り細を穿つ的褒め)
  • 改訂・携帯版 日本妖怪大事典
    凄くわかりやすい。私の好きなタタリモッケが載ってて嬉しい。妖怪のことが全て載っています。水木しげる先生の絵も可愛くてつい微笑んでしまう。妖怪好きにおすすめです。
  • ゲゲゲのゲーテ
    水木しげるさんのとんでもなさがとても面白かった。し、どんな風に生きることを捉えているのか水木しげるさんが教えて下さっているようで、なるほどなぁ、と思いました。ゲーテはもう少し時間がかかるけど、水木しげるさんのフィルターを通したゲーテならいける、と思いました。
  • 悪魔くん ノストラダムス大予言 水木しげる漫画大全集

    90年代に描かれたストーリー

    湾岸戦争もヒトラーの息子であるダニエルの企みによるものですか。作画は昔と余り変わらず今風のかわいい女の子が描けなかったようだけどそれがかえって水木さんらしい。紙芝居のようなストーリー展開で読んでいて楽しくなります。
  • のんのんばあとオレ
    どこからどこまでが、フィクションでノンフィクションなのか不思議なお話
    作者の水木しげるにとっては全て本当のことなんだろうなぁ、と
    不思議体験をこんな日常茶飯事は大変だろうけど、妖怪にはやっぱりあってみたいなぁと童心に帰りました
  • ゲゲゲの鬼太郎(2)まくら返しと幻の夢【試し読み】

    違った視点から見えてくる

    この作品シリーズは、鬼太郎がかなり冒険しているような印象が伝わってきます。たとえばあまり触れそうもなかった学校の七不思議に挑んだり、目玉親父のさらなる擬人化に思わず目を疑ったりと、原作ではなかなかみられない新しい要素がふんだんに取り入れられていて、楽しかったです。
  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)
    この世界観!秀逸です!
    子どもの頃はただただ怖かった…
    点描=鬼太郎の世界
    今になってみるとそのシュールさも魅力!
    「暴力も無力に…」って!鬼太郎もたんこぶ出来とったやないかい。
    ところどころ抜けてる鬼太郎。ピンチ多数。
    編集、解説かなり豪華。
  • 普及版 屁のような人生 水木しげる生誕八十八年記念出版
    漫画家水木しげるの88歳を記念して出版されたもので、エッセイや漫画で漫画家人生の集大成。美大に入ったのにそんなに上手く無い絵とか白土三平との逸話があったりと興味深い。40代直前の貧困の中で結婚し、その後10年で大人気漫画家になる。結構遅咲きだったんですね。漫画家ってこんな感じなのかな。随筆コミックの...続きを読む