日曜天国で白浜のアドベンチャーワールドのパンダについて独自見解を踏まえつつ語る放送を聞いて以来、安住さんの人となりに興味を引かれ、どうしても読みたかった本。
プロローグから「皇太子様顔負け」とか言って、いやこれに引っ掛かるのは読み手の問題なんだろうけど、何かぶっこんで来てるし、
期待通りの面白さでし
...続きを読むた。
「局アナ」というタイトルにも集約されているサラリーマン魂、にも関わらず自分のやりたいこと(夢…いや、欲?)に素直なところ、
本業を軽んじず実直(そう)なところ、落ち込んだり舞い上がったりする人間味、
「自分は特別な人間だ」と思っていることが透けて見えるところ。
隙があるんだかないんだか、狙ってるんだか天然なんだか、つかみどころがないとはこのことか。
2006年に上梓された本なので、今ではもっと違うことを考えておられるんだろうか。
10年も経ってるんだし、またこういうエッセイ書いてくれないかな・・