小林弘利のレビュー一覧
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子供の頃のほのかな夢、そしてそれなりに幸せだった記憶。
ふと思い出し、そのまま思い出の一つとして心に封印するか、それとも…。
仕事とは単に収入を得るだけの手段ではない。
そんなよく聞くフレーズを例をあげて示してくれる、
ひとつの話であると思いました。Posted by ブクログ -
家族の絆がテーマの物語はいいですね!境遇は違えど主人公、肇と同じ年代の私には物語の前半で描かれている肇の自問自答や家族との一問一答に思い当たる節があり思わず胸に小さな棘がチクリと刺さりました。後半で繰り広げられる49歳デビューの肇バタデン運転士の活き活きさがとても清々しく羨ましくも泣けました。
読後...続きを読むPosted by ブクログ -
電車の中で読んでいたけど、涙がボロボロ流れ出て、
何度も鼻をかんでティッシュのパックを空にして、
待ち合わせていた友達に会うときはすごい顔になってしまった。
母と息子の関係はやはり母と娘とはちょっと違うかも。。。Posted by ブクログ -
これは反則。本を読んでるだけでも泣けるのに、中井喜一で映画となった日にゃぁ号泣必至でしょう。ただし、あざといのが苦手な人は要注意。悪い人は1人も出てきませんから。Posted by ブクログ
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良い本だった。
主人公も純粋で真っ直ぐで、著者の書き方もそれと同様に真っ直ぐで、久々に心が洗われるような感覚を持った。
幸せをつかむために自分も一歩踏み出そう。そんな気になれる本です。Posted by ブクログ -
元々映画が原作のこのタイトル、文章で読むとまた違った風景が読み取れます。
僕は実際に出雲にも行きましたが、読んでいるだけで風景がよみがえり楽しくなってきました。
そして感動もその時出ました。
映画がちょっと苦手だな?と思う人におススメ。
一畑電車の思いがここに詰まっています。Posted by 読むコレ -
自分は何のために仕事をしているのか・・・、をふと立ち止まって考えた主人公。10年後・20年後に読み直したとしたらきっと今と違うことを感じるだろう。そのときに悔いのないようにしておきたいなぁ。Posted by ブクログ
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49歳の筒井肇に自分を見た人は多いのではないでしょうか?
家庭を顧みずに仕事だけの人生、本当はやりたいことがあった・・・
人生を良く、深く生きたい。生きて欲しい。
最後の場面では涙が止まらず、東海道線内で顔がくしゃくしゃになりました。
一流会社を退職して、運転手になった。
...続きを読むPosted by ブクログ -
分かりきったストーリーなのに、こんなに上手くいく話はないって思うのに、ジーンときてしまった。
映画は観てないのだけど、観たいなと思う。
この電車の走ってる風景を見てみたいなと思う。Posted by ブクログ -
これは映画を補完する物語だと考えると、とてもいい内容だと思います。まずは皆さん、読む前に映画を。
理由はひとつ。主人公・肇だけでなく、彼以外の登場人物の心の動きをより深く知ることができるからです。
「あのシーンで、実はこんなふうに思いながら居たのか」
「あのセリフの裏にはこんな想いがあったのか」...続きを読むPosted by ブクログ -
映画がとても良かったので、余韻に浸りたくて買った本
映画に忠実で映画を壊しはしなかったけど、本ならではの世界もなかった
映画と本なら迷わず映画Posted by ブクログ -
映画を文章にしただけだが、この作品にはいろんな観点があります。
運転士を目指した筒井のその後のちょっとした人間ドラマが見えます。
この本を見る時に中井貴一イコールで考えるんでなく、やはり自分がなりきっているってことを考え見ると結構面白いです。
こんな転職もありかな…なんて(笑)Posted by ブクログ -
最近、電車の中吊りでやたら見かける映画のノベライズ版。タイトル通りの内容です。
ちなみにフィクション。こんな夢物語、あるわけ無いやん!とツッコミたい所ですが、千葉県のいすみ鉄道には50代の運転士が誕生するそうで。いやはや。
うーん、どうにも青臭いストーリー展開で、ちょっとどうなんだコレは、というの...続きを読むPosted by ブクログ -
踏み外してはいけないラインを踏み外してしまう人の弱さをつきつけます。
事件の内容はえぐいものの、読みやすかったです。
とはいえ、ラストの事件がなんとなくすっきりしなくて読み終わったとき消化不良を感じました。Posted by ブクログ -
『怪奇大作戦』は1969年、円谷プロダクションが空想特撮シリーズの後番組として制作した特撮を演出に加えたSF犯罪サスペンスドラマで、海外での評価も高く、『Xファイル』を製作したプロデューサーのクリス・カーターをはじめ、『ガリレオ』シリーズの東野圭吾らに強い影響を与えた傑作シリーズ。2013年10月、...続きを読むPosted by ブクログ
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中井喜一さん主演で島根が舞台となった映画のノベライズ本ですが、
映画を観ていない私でもとても感動を覚えた一冊でした。
筒井肇は大手家電メーカーの経営企画室長。
リストラのために工場閉鎖を淡々と進めるなど、
仕事一筋の筒井は取締役への昇進が内定するなど順調に会社人生を送っていた。
その反面、妻や娘と...続きを読むPosted by ブクログ -
ずっと実話と思ってたんですが、フィクションなんですね。
この本を読んで本当に会社を辞めて、運転手になったひとがでたとかでないとか。Posted by ブクログ -
現実はこんなに甘くない。でも信じる方が幸せだから信じたいと思う。諦めながらでなく信じながら人生を終わりたいと思う。《散る桜、残る桜も散る桜》Posted by ブクログ