野村喜和夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「言葉の意味は一瞬である。
だが言葉の実在の輝きは永遠である」―天才詩人ランボーの『地獄の季節』は、いまなお最高の「現代詩入門」です。
詩人になりたい人へ向けて、この「詩と格闘する詩人の物語」を鮮やかに再現します。
詩人の心構え、詩的言語の独自性がまっすぐに伝わる本書で、あなたも実作への扉を開けてください。
[ 目次 ]
テクスト―「錯乱2―言葉の錬金術」
第1回 詩がみえてくる(イントロダクション;『地獄の季節』はどう読まれてきたか;『地獄の季節』の現代性;「美」を膝に乗せること―序文のメタポエティック;描写と教訓の否定;「私探し」を超えて―詩人のステータス;「わが無垢のひろ