赤江瀑のレビュー一覧
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赤江さんはこの頃が頃が一番好きです。
耽美とはこういう物ですよ!というような内容と文体。
この話に触発されて、大学時代に歌舞伎もの描いていた事を思い出しました。Posted by ブクログ -
5つの短編に共通するのは、狂気とも言える執着心だ。
執着の対象は、芸術品であったり、女性の毛髪であったりするのであるが、話は思わぬ方向へ。
最初の2編は会話の京言葉の理解に神経が集中してしまった。
後半の3編は面白い。Posted by ブクログ -
死の気配が色濃くつきまとう、8編からなる短編集。
たぶん、ずいぶん前に読んでいたと思われる。昨年連城三紀彦を再読していたら、古い耽美的な作品を振り返りたくなり、この作者のものを電子書籍でいくつか購入。登録用にはないので、文庫版を用いた。
近頃は耽美と銘打っていても、うわべだけのチャラチャラしたもの...続きを読むPosted by ブクログ