山口揚平のレビュー一覧

  • 新しい時代のお金の教科書
    お金の教科書と書いてあるが
    ”教科書”といったかたさはない
    また、お金といっているが
    貨幣のことというわけでもないし
    お金持ちになる方法や、節約方法が
    書いてあるわけでもない

    国が信頼を担保していた中央集権の貨幣経済から
    個人が信頼を担保する世界に変わってきている
    標準化、画一化、習慣化での経済発...続きを読む
  • 新しい時代のお金の教科書
    嫁の妹から面白いよと紹介されて流し読みしたが、確かに面白い。お金に関する本だが、単なる経済の本とは違う。
    ピカソが他の画家と違ってお金持ちだったのは、人との繋がりを大切にし、単に絵を描いて売るだけではなく、その絵のストーリーまで伝えて売ったというのが序盤では楽しかった。
    中盤では、現代人は基本的な生...続きを読む
  • 新しい時代のお金の教科書
    いやぁ、20世紀に成功した先進国が、21世紀の経済に一番乗り遅れる、的なことを聞いたことがあるが、まさにx21世紀の経済はこうだ、と思わされることがたくさん書かれている。

    まず、
    そもそも「お金」とは何かから紐解いていく。

    最後はお金の起源の話から、今世紀後半にかけてのお金の変遷まで、幅広く描く...続きを読む
  • 新しい時代のお金の教科書
    お金に関する哲学書。
    前半は新しい視点が得られて、わりと納得感あり。
    後半の結論部分が、夢想に近いのでは、と感じました。
    理想はわかりますけどね。そうそう格差は無くならないと思うのです。
  • 10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと 答えのない不安を自信に変える賢者の方法
    面白かった。
    以下メモ

    異文化の中で柔軟性を身につける
    価値になるのは、知識ではなく本質を考えること
    優秀=能力×謙虚さ
    3C= curiosity, creativity, credibility
    唯一個人に求められるのは、環境を選択する勇気
  • 新しい時代のお金の教科書
    モノカネの資本経済、コト時間の時間経済、モノ信用の記帳経済そしてコト信用の信用経済へ。21世紀のビジネスは多様化、個別化、肯定化。プリーマーなのに(だから?)レベル高い。
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    そろそろ会社辞めたいと考え始めていたので読んでみた。
    サラリーマンと起業家ではマインドが正反対で、今の自分は完全なサラリーマンだった。心の中で少しずつ膨らんでいる「このままではいけない」という想いを行動に移すためにどうすべきかが整理された良書です。
    とにかく何かアクションを起こさないといけないですね...続きを読む
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか 最新改訂版
    「好き」で「食う」ためにどういうことを知っていた方がいいのか読みやすく書かれています。目からウロコだったのは、技術の価値を上げることも大切だけど、売り方を工夫すれば稼ぎは増えるということでした。ディズニーやほぼ日の収入基盤の話は「なるほど」と納得しました。
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    好きで食うためには、バリュー、システム、クレジットが必要
    収入を得る工夫は、顧客、商品、課金の仕方、支払い方法、資源
    ミッションを人を伝えていくうちにステージが変わる
    能力を上げるより、プライドを下げる努力をする
    信用とは、専門性+確実性+親密度を利己心で割ったもの
  • 知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ
    【5分で弾く株の価値】
    ステップ1: 「事業価値」を見積もる。
    ステップ2: 「財産価値」を見積もる。
    ステップ3: 負債(借金)を引く。
    ステップ4: 発行済株式数で割って1株の価値を出す。p68

    ⇨実例 p75
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    相変わらず頭の良い人だなーと思う本。
    個人的に興味深かったのは冒頭と巻末の部分。中盤はそれほど目新しい内容ではなかった。
    社会システムを的確に捉えてる洞察力、身に付けたい。
  • なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?
    筆者が山口揚平さんなので、解ると思いますが、美術史ではなく、マネー本。ピカソとゴッホはあくまでも序論の摑み。

    ただ【資本論】というよりは【幸福論】で、金儲けよりも幸福感に比重を置いて書かれているのが山口さんの真骨頂。明確な主張が感じられるという本ではないのですが、言葉にならない漠然とした不安を柔ら...続きを読む
  • 知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ
    中盤にかけて身内の運営する投資家向けサービスのステマかと思いきや、後半には他の本に書いてありそうで書いていない心構えについての記載があり、タメになりました。
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    今から起業を考えている人、初心者には参考になる。

    いいものを提供すればお金が入ってくるのではない。
    「何をやるか」ではなく「どうやるか」。
    実際、200弁当、写真屋、AKB、ハーバード大学、TDL花屋、HIS、などの収益の仕組みを、顧客、商品、課金、支払い、資源の5つの要素で説明している。これは知...続きを読む
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    読み返す価値がとてもある本だ。
    タイトルよりもかなり中身は濃く、howtoとしてもいい。
    人生の考え方まで踏み込んでいるので、読みごこちが良かった。
    アイディアがたくさん詰まっているのまた読んでみよう。
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    実際に、独立後に事業にしようとしている収益の土台を、広げたり安定化するためにプロフィットモデルのパターンを、複数組み合わせる考え方が大変ためになった。

    プロフィットモデルパターンとは
     ビジネスモデルを下記の側面から捉えたパターン
    例えば顧客は、個人より法人、法人より政府のほうが収益安定しやすい。...続きを読む
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    本書では、「好き」で「食う」ためには、①バリュー、②システム、③クレジットの3つが重要であるとし、特に②について、稼ぐシステムを構築しないとダメ、ということを解説しています。

    ①バリュー: スキルや商品の価値=売上や利益に直結するもの。ミッションが社会的価値に結びついたもの。30歳くらいまで目の前...続きを読む
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
    図解やケーススタディが多く、タイトルに偽りなく、「そろそろ会社辞めようかな」と考えている人にとってはいい指南書になると思う。さて、振り返って自分は…?
  • なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?
    幸福とは期待と実体が一致した状態だ。「心を満たすお金」だけでなく「心をコントロールする意思」との両方がそろって初めて人は幸せになれる。

    広義のお金は金融機関によって日々製造されている。
    2000年には190兆ドルだった世界のお金は、金融危機以前の2006年には570兆ドルまだ3倍に膨らんだ。しかし...続きを読む
  • なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?
    お金は、非常に強力で大事なものであるが、絶対的なものではない。

    お金は、人と人とがコミュニケーションする手段の一つである。
    しかし、それが"数字"という世界中すべての人が理解可能なメディアであるがゆえに、きわめて強力な存在であるに過ぎない。

    お金が絶対的な存在でなく、数あるメディアの一つだからこ...続きを読む