フリーク・ヴァーミューレンのレビュー一覧
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ISO9000SとTQMをウイルス呼ばわり。
サウスウェスト航空の復活はラッキー。
年間計画を立てる事例にも深く共感。Posted by ブクログ -
これは面白かった. 普段,職場での事業計画,中期計画で感じる疑問,腑に落ちなさを一刀両断バッサリ切り捨ててくれて痛快だった.Posted by ブクログ
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・数値は意思決定の一つの(小さな)材料。最後はそれを脇に置き、直感と経験に基づいて決断を下さねばならない
・その買収でお互いの経営資源を組み合わせることによって、なぜ新たな価値を生むことができるかを説明できなければならない。三分の二の買収案件は失敗する
・経営者は普通の人間とたいして変わらない
・長...続きを読むPosted by ブクログ -
[裸の王様にすきま風を]経営や企業運営に関して、一般の人にも広く共有されたイメージや考え方の誤りを、時に鋭く、時にユーモアあふれる語り口で指摘した作品。企業における成功や失敗、M&Aの功罪など、幅広いテーマについて思わず「えっ??」と思わせてくれる方向から新たな物の見方を読者に授けてくれます。著者は...続きを読むPosted by ブクログ
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楽しい読み物としても良かったが、色んな言葉を覚えた。
「最適弁別性理論」:他の人と多少なりとも違った個性を持とうとすること。
「時間圧縮の不経済」:努力や成長を短期間に詰め込むのは、それを長い期間にわたって行うよりも非効率であること。
「対応バイアス」:うまくいっていると、自分の手柄にする。うまくい...続きを読むPosted by ブクログ -
久々の当たり。
東洋経済新報社の「ヤバい」シリーズ?という感じだが、もちろん話題となった「ヤバい経済学」とは直接の関係は無い。
「コアビジネスへの集中が強い企業の条件って、単純過ぎない?」「ノウハウのデータベースが悪さをすることもある」「イノベーションを起こす会社は、ほとんど例外なく早く死ぬ」「何度...続きを読むPosted by ブクログ -
70-80%の買収は失敗、人員削減は利益に貢献しない、チーム内の賃金格差は業績が下がる、など統計が漠然とした認識を覆すものは非常に興味深い。
まずは認識を改め、その上できちんとした因果と、ではどうすれば成功させる(例えばM&Aを)ことができるかなどは振れられていないので、個別に勉強していくべき。Posted by ブクログ -
ビジネス書や経済誌でもてはやされている経営哲学やビジネスモデルに対して、冷ややかな目線を浴びせ、世界のビジネスで起きている不都合な真実を論理的に紹介しています。ありふれた経営の指南書に食傷気味の人にとっては、本書の内容は学びが深いものであると思います。以下に、興味深かった点をいくつか紹介しておきます...続きを読むPosted by ブクログ
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会社の経営基盤、財務状況、営業戦略等を適切に理解してないと、適切な経営戦略をとる事は難しいです。
管理職でない方(将来管理職になる方)にもお勧めです。Posted by ブクログ -
著名な経営学理論を斜に構えて冷静に論じている。
成功している会社は、社内の複数のビジネス活動や組織の個々の部分を、高い次元で調和させている。
それには、目に見えない特徴も関係する。
成功している組織の能力は育成し開花させるのに時間がかかる。
イギリス人の庭のように。
成功している会社の経営者...続きを読むPosted by ブクログ -
内容は多岐にわたる。常識と思われている視点について疑問を提示する、あるいは異論を唱え異なるファクトを提示する、など。よく見かける「常識を疑え」にあるような事柄だったりもするが、様々な事例を交えてわかり易く語られているので、楽しんで読める。
この本を読めば、「利益は向上し、成長路線を歩めるようになる経...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなかおもしろい本でした。経営でみんな何となく思っているが口にされないことなどが言語化され、分析された上で掲載されており、爽やかな読後感さえあります。
<メモ>
・戦略の中の数字は意思決定の材料にはなるが、真実の全てではない。数字は作ることができる。数字は脇におき、あなた自身の感覚と判断をうまく...続きを読むPosted by ブクログ -
「ヤバい経済学」の二番煎じかと思ったら、意外や意外、おもしろかったです。
日々のビジネスにおける素朴な疑問に目を向け、アカデミックな研究を紐解いて、目からうろこを落とさせる―――といったところでしょうか。常識と思っていることを疑ってかかり、別の視点で見ることの大切さを学びました。
タイトルに「経...続きを読むPosted by ブクログ -
表題からして裏の世界の話かと思ったが違った。現代の企業の抱える問題点を学問的にあぶり出しているのが本書である。会社員にとっては、「あぁ、うちだけじゃないんだ」という妙な共感を得られる書物でもある。
経営とは何か?
買収は何故繰り返されるのか?
企業は誰のものか?
株主の利益の最大化は正しいのか?
...続きを読むPosted by ブクログ -
小さな新聞紙に印刷するほうがコストが小さいのに、集団惰性で大きな新聞から抜け出せなかった
MR活動の無駄
アビリーンのパラドックス=皆が望んでいない旅行
イカロスのパラドックス=成功体験による自信過剰
ファイアストンとラジアルタイヤ
マーケット・ガーデン作戦
うまくいていないときはイノベーション...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネス書籍、雑誌、セミナー等でかまびすしく喧伝されている事柄、すなわちビジネスの”常識”が、本当に正しいのかどうかについて、タイトルの軽さに反して、学術的な研究を引用しつつ結構真面目に論じている。
主たるものは、
・企業戦略や意思決定が本当に重要なのか
・得意なものへの集中が本当によいのか
・企...続きを読むPosted by ブクログ -
「ヤバい経営学」は別のヒット書籍からの転用らしいですが、この邦題の軽さが、内容の軽妙さとシンクロしていると思いました。「会社って組織ってやつは…」「経営者って存在ってやつは…」なんかデータと事例を多用して皮肉っぽく展開していくのですが、その根底は決してネガティブなものではなく、会社という仕組み、会社...続きを読むPosted by ブクログ
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経営学のエッセイ集。だが実際の論文をベースに議論を展開しているので結構鋭い。
常識に一石を投じるまさにthat's interesting的な面白さに溢れた一冊。Posted by ブクログ -
翻訳タイトルは「ヤバい経済学」の二番煎じ。
内容は関係ない。
でも、けっこう面白かった。
-企業戦略の作成は、役に立たない。成功する戦略は偶然の産物であることが多い。
-成功の罠。過去の成功分野にこだわる会社はダメになるが、実は一番成功した会社は、成功した分野にこだわった会社だ。
-企業のサイズ、...続きを読むPosted by ブクログ -
企業の意思決定は実は合理的でなかったり、とんでもない間違いをおかしたりするケースが多々あるといことが事例と共に紹介されている。
元々は著者のブログから始まったということもあり、本の構成としては全然まとまってない。1日1コラム(2ページ分)ずつ読むにはいいかも。Posted by ブクログ