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欧州No.1ビジネススクールの人気若手教授による初の著書。世界で行われている、経営のおかしなこと、間違っていることを痛快に解き明かす。余談たっぷりで読み口は軽いものの、内容はすべてアカデミックでの知見や、豊富な企業の調査やコンサルティングの経験から得た事実に基づいて記述されている。常識を裏切る内容の数々、読み物として面白さと新しい視点の気づき・発見の多さは『ヤバい経済学』にも匹敵する。紹介するトピックは、M&A、リストラ、成果主義、イノベーション、経営戦略、組織改革など。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年11月04日
・数値は意思決定の一つの(小さな)材料。最後はそれを脇に置き、直感と経験に基づいて決断を下さねばならない
・その買収でお互いの経営資源を組み合わせることによって、なぜ新たな価値を生むことができるかを説明できなければならない。三分の二の買収案件は失敗する
・経営者は普通の人間とたいして変わらない
・長...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月27日
[裸の王様にすきま風を]経営や企業運営に関して、一般の人にも広く共有されたイメージや考え方の誤りを、時に鋭く、時にユーモアあふれる語り口で指摘した作品。企業における成功や失敗、M&Aの功罪など、幅広いテーマについて思わず「えっ??」と思わせてくれる方向から新たな物の見方を読者に授けてくれます...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月12日
楽しい読み物としても良かったが、色んな言葉を覚えた。
「最適弁別性理論」:他の人と多少なりとも違った個性を持とうとすること。
「時間圧縮の不経済」:努力や成長を短期間に詰め込むのは、それを長い期間にわたって行うよりも非効率であること。
「対応バイアス」:うまくいっていると、自分の手柄にする。うまくい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月20日
久々の当たり。
東洋経済新報社の「ヤバい」シリーズ?という感じだが、もちろん話題となった「ヤバい経済学」とは直接の関係は無い。
「コアビジネスへの集中が強い企業の条件って、単純過ぎない?」「ノウハウのデータベースが悪さをすることもある」「イノベーションを起こす会社は、ほとんど例外なく早く死ぬ」「何度...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月17日
70-80%の買収は失敗、人員削減は利益に貢献しない、チーム内の賃金格差は業績が下がる、など統計が漠然とした認識を覆すものは非常に興味深い。
まずは認識を改め、その上できちんとした因果と、ではどうすれば成功させる(例えばM&Aを)ことができるかなどは振れられていないので、個別に勉強していくべ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月29日
ビジネス書や経済誌でもてはやされている経営哲学やビジネスモデルに対して、冷ややかな目線を浴びせ、世界のビジネスで起きている不都合な真実を論理的に紹介しています。ありふれた経営の指南書に食傷気味の人にとっては、本書の内容は学びが深いものであると思います。以下に、興味深かった点をいくつか紹介しておきます...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月20日
内容は多岐にわたる。常識と思われている視点について疑問を提示する、あるいは異論を唱え異なるファクトを提示する、など。よく見かける「常識を疑え」にあるような事柄だったりもするが、様々な事例を交えてわかり易く語られているので、楽しんで読める。
この本を読めば、「利益は向上し、成長路線を歩めるようになる経...続きを読む
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