久保田千太郎のレビュー一覧

  • 墨攻 3
    城攻めも最終戦まじか。死闘ぶりがなかなかいい。
    中にもぐりこんだ敵を探り出すために点を仰いで10数える間黙祷すると言っといて皆はすぐ座る 
    退却の命令をきかない2000人
    重傷を負って、そのまま敵陣に行き、大将を刺そうとする
    などなど。
    原作がしっかりしていると読み応えもある。
    結局革離は王様に追放...続きを読む
  • 墨攻 2
    穴攻になる。
    これは映画でもあったな。袁羽という顔が馬のように前に伸びている男のキャラがいい。こういうのは映画ではなかった。そのいじめを小さい時に革離がしていたというオチもなかなかにうまい。
    2作にして読み応えが十分だという手ごたえ。
  • 墨攻 5
    映画化の部分以後になって新鮮です。
    薛併への復讐モードになっていくんですね。
    今回は飛蝗の大群に話になってこれも新鮮。墨家には農耕部門があって、飛蝗を操ることで武器にするなんてのは例がない。原作がしっかりしてると読み応えもあります。
  • 墨攻 8
    股裂きの刑が印象に残る。どの程度に絵にするのかと思ったら。バキバキと音がして足が宙に舞う。本体のほうが悲惨なように思うがそれは描かないんですね。
    どちらにせよそういう目にはあいたくないものです。

    邯鄲と秦との戦いが本格化する。
  • 墨攻 6
    虫部隊の話は済み。蜂を武器とし操るというのはなかなかのアイデアです。

    次は、秦によって滅ぼされた韓の反乱の話。こちらでも秦の王に似ているというだけで処刑する顔狩りや秦の王様が通る専用道路の設置など中国ならではのネタが面白い。
  • 墨攻 10
    敵の下層階級をあじって反乱を起こさせる。
    もともと利益を受けていないのに国のために戦えといっても反発がある。敵に味方して国を倒せばかえって恩賞があるとすれば裏切ることも容易だ。
    そんな話で説得力ある。そんな作戦もアリだろうな。
  • 墨攻 9
    飛蝗を武器とする相手に爆弾で対抗する。この時代まだ爆弾はなかったんですね。猛毒の石つぶてなど武器の応酬が面白い。
  • 忠臣蔵 1巻
    12月が近づくと・・・やはり「忠臣蔵」
    ここひと月ほど 隙間時間に楽しんでいたのが
    土山しげる・久保田千太郎(シナリオ)の
    コミック本 忠臣蔵 1~5巻
    忠臣蔵と言えば今まで何度かテレビドラマで
    見たことがあるが、それから得た知識とこの本で
    読んだものとは多々異なるところも多く
    面白く興味深く読めた...続きを読む
  • 墨攻 1
    原作小説からはだいぶ脚色されているのだけど
    それが良いように作用している
    小説、漫画、映画、それぞれ気に入りを探すといい
  • 墨攻 2

    レビュー書く巻間違ったが2巻

    『竜の生まれ変わり』を自称する男、1巻から登場してるのね

    革離が志を抱いて墨者となった理由は原作でも別に描かれないんだよな
    でも原作と違って好漢に描かれてはいる
  • 墨攻 3

    森秀樹の筆致は冴えていく

    森秀樹は時代劇画と戦争劇画を主に描くようになっていく
    久保田千太郎というライターも、時代劇画誌で馴染みの名前だった
  • 鬼平犯科帳 60巻

    祝60巻! でも短編すぎる・・

    大好きなシリーズで毎回読んでいるが、少々短編過ぎて内容が浅い。
    ストーリーの骨格は面白いと思うが、もう少し深みが欲しいぞな。
  • コミック・シルクロード1 張騫の遠征 編

    史記原典に比較的忠実

    いろいろな人が何度も何度も様々に形を変えて取り上げた 張騫の物語である。元ネタは司馬遷の史記 武帝本紀の部分なのであらすじは一緒だが作者の寄ってアレンジの仕方が違うのでそれなりに面白い。この作者は史記原典に比較的忠実なアレンジで読みやすい。少年漫画風の絵柄もこれといった特徴はないがまあ読みやすい。
  • 戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六 2巻

    コミカルさとシリアスさをうまく

    絵柄はコミカルさとシリアスさをうまく混ぜていて戦国時代のストーリー描写にうまくあっている。 しかし話が進むにつれて脚色度合がどんどん強まってきて荒唐無稽のレベルにまで達している場面が出てきている。登場人物の多くが実在のものだけに、あまりにも自由奔放な描き方だとかえって興ざめになってしまう。 絵柄はゴ...続きを読む
  • 戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六 1巻

    自由奔放な描き方

    様々な作品の舞台になっている戦国時代、信長 秀吉 家康を登場させ蜂須賀小六を主役としている。 登場人物は実在のものだが言動は史実をかなり脚色してストーリーを構成している。この点評価が分かれるところであろうと思うが、書きつくされた感のある戦国末期の話だけにこのような描き方も悪くないと思う。ただどうして...続きを読む
  • 鬼平犯科帳 11巻
    読み応えのあるボリューム。
    相変わらず木村がどうしようもない奴ですがそれもまた良しです。
    おみよが可愛らしいです。
  • 鬼平犯科帳 1巻
    腕も立つが金払いも良い鬼平は大人のお手本です。
    暗剣白梅香などは予定調和な時代劇をぶった斬るラスト。
  • 鬼平犯科帳 1巻
    小説(池波正太郎)を読んでから漫画を読むともやっとするけど、普通におもしろい。
    スタバで読むときは周囲の目を気にしつつ。。
  • 墨攻 7
    秦王の襲撃は失敗、逃げることになるが追っ手がやってくる。
    「わが軍は邯鄲城を攻める。それを墨守したら自由をう与える」と言う。しかし邯鄲の趙はこの前、敵として戦った相手方、申し出は一笑にふされ処刑されることとなるが・・・。

    秦王の自信と気まぐれにしてはちょっと無理な展開かと。なんとか墨守ものにもって...続きを読む