田牧大和のレビュー一覧
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藍千堂菓子噺シリーズ第二弾。
職人気質でまっすぐな兄の晴太郎は、亡き母を思い起こす佐菜と恋に落ちる。何か因縁がありひっそりと暮らすお佐菜、さち親子に、暗い影が忍び寄ってくる。
あったかーい人情噺。文句なく良い。Posted by ブクログ -
前回に続き英徳が絡みます。狐と狸の化かし合い。最後の英徳と拾楽の会話は読んでるこちらま拾楽のゲンナリが伝わってきました。頑張れ拾楽
今までで一番中身が濃い読後感Posted by ブクログ -
鯖猫長屋ふしぎ草紙、4作目。
お江戸のとある長屋で、一番偉いのは猫のサバ。
賢い猫に見透かされながら、いちおう飼い主の絵師・拾楽も活躍します。
鯖猫長屋で派手な夫婦げんかが。その理由とは。
サバの妹分の可愛い猫・さくらに、化け猫疑惑が持ち上がる?
ほうってはおけない拾楽と、成田屋こと掛井同心。
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友達・おとみの騒動がキッカケで、さちはとと様との関係が気になってしまう。
さち・おとみ、伊勢屋に養子に入る夏之助、子供たちは大人が思うより様々なことを考えている。Posted by ブクログ -
藍千堂の面々は各々が、さちに甘々で大切に思っている。そんな大人達に囲まれたさちは、他人を思いやる素直な子供に育っている。
さちは、友達のおとみの母親の騒動をきっかけに、とと様が父となった今の境遇を考え始める。さちの成長する姿に気持ちが明るくなる。Posted by ブクログ -
妖の風味もほどほど、主人公と懇意な妖怪が事件解決や大立ち回りするわけでもない。謎解きをし動くのも「人」だ。その指図をするのが猫というのも面白い。
まあ、だから「ふしぎ草紙」なのか。
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話は成田屋の旦那と目明し平八の大ピンチに拾楽が奔走する回なのだけど、実は拾楽とおはまの色恋話。女盗賊あざみが残していった拾楽への仕返し。拾楽は大きな決断をするのだけれど、19歳のおはまちゃんの方が一枚上手だったよう
生霊の呪いに皆が苦しんでいるのに、一人きょとんとしている成田屋の旦那。狐の怨霊の時...続きを読むPosted by ブクログ -
女盗賊あざみが、まさかの太市坊母親⁉
いつにも増して、拾楽とご隠居のやりとりや成田屋の旦那とのやりとりが面白かったです。そしてあざみとの騙し合い?
今回の拾楽は黒ひょっとこ。なのにやっぱりサバの前ではあごで使われる子分
心配していた最後にはならなくて良かったのだけれど、ご隠居のご覚悟に見合うエンディ...続きを読むPosted by ブクログ -
イケメンの三毛猫、サバとその子分の拾楽(飼い主)が長屋の面々に関わる事件の謎を解き解決していくお話。サバ、かっこ良過ぎです。やめられないシリーズになりそうPosted by ブクログ
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黒ひょっとこの正体と黒幕は予想どおり。同情はできないけど、気持ちは理解できる。心地良く読み終えました。
子猫が新たに加わり、今後も楽しみ。「さくら」もかわいいけど、「おまめ」も愛嬌がある。Posted by ブクログ -
愛情の本 でしたね。
おさちちゃんの可愛さに癒されつつ、お糸ちゃん頑張れ!と思いつつ、いつものメンバーのいつもの様子にほっこりしつつ。
そして本当にお菓子が美味しそう。
昔は蜂蜜も梅酒も薬だったんだなぁ。
孤独や悲しさを抱えていても、みんなで寄り添って家族している藍千堂のみんなが羨ましい。
お...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりの時代小説
時代小説の良いところは
言葉使いが丁寧なため
優しい気持ちになれること
和菓子が生き生きと美味しそうに表現されていて
目に浮かぶよう
登場人物たちの行方が気になり
続巻が楽しみPosted by ブクログ -
初めての時代小説ということで、江戸ことばに戸惑ったが、家族という近い存在だからこその関わりの難しさからのほんわか心温まる作品で、面白く読めた。Posted by ブクログ
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拝み屋さんが出てきたり、大泥棒の鯰の真実が分かったり、いつも通りの妖騒ぎ
色男のサバだけでなく、お転婆娘のさくらまで
能力発揮
ホント、この長屋はサバの大将で持っている
拾楽は飼い主というより、子分だけど
猫飼ってる人って多少そういうところありです♪
鯰の介入で益々楽しみ増えましたwPosted by ブクログ -
江戸時代の本は初でした。
長屋でおこる小さな事件はそれぞれ解決していくが、もともとの大きな事件がずっとつながっていて、最後の大捕物となって面白かった。Posted by ブクログ -
まさかこれで完結?なんてことないですよねぇ〜〜。
鯖猫長屋の気のいい連中の仲間入りがしたいのか?
単に妖に遭遇したいのか?
引も切らせず入居希望者が多いが。
差配の礒兵衞。危険が近づかないように次々断る。
今回の入居希望者は、最近霊験あらたかと評判の「札書や」佑斎という。
遊女の霊、山吹を体の...続きを読むPosted by ブクログ