書店で表紙を見て一目ぼれしてしまったコミック。今のところ3巻まで出ているんだけど、3巻とも表紙がめちゃかわゆいんである。
(←この画像は1巻の表紙)
買ってきて開いてみると、もうさらにかわゆさ満点! なにしろオールカラーなのだ。このチーという子猫のみならず、人間たち(ヨーヘー、オトーサン、オカーサ
...続きを読むン)もかわゆい始末。すごく良い家族なのですよ、これが。(涙)
ストーリーとしては、
家族からはぐれて迷子になった子猫と、外で遊んでいたヨーヘーとが出逢い、ヨーヘーの家に引き取られるものの、そこはペット禁止のマンションだった。懸命にもらい手を探すがなかなか見つからず、そのうちヨーヘーたちがチーに愛情を抱くようになり、手放せなくなってしまってさあ大変。果たして隠し通せるのか!
という感じ。でもこのマンションについては、3巻のラストでちょっとした展開があったので、4巻がまた楽しみなのだ。
うーん、これを読むと猫が欲しくなってしまいますね。でもたまに「やっぱりいいや。大変そうだから」と思ってしまうところもあったりします。猫好きにはたまらないコミックではないでしょうか。
ただチーの言葉がね、幼児語なんです。たとえば「おうちかえる」が「おうちかえう」だったり、「ミルクだー」が「ミウクらー」だったり、「ちゃんとおしっこできました!」が「ちゃんとおちっこれきまちた!」だったり。これが気にならないようなら、このかわゆさには大満足でしょう。
わたしは……実はちょっとだけ気になった。始めは読みづらくてね。基本的にひらがななので。でも子猫なんだし、とっても切なくてうるうるしちゃうこともあるし、読んでいるうちに慣れて気にならなくなりました。
ちなみにこの作者こなみかなたさんは、やはり猫のコミック『ふくふくふにゃ〜ん』の作者でもありまして、このふくふくが一度だけ特別出演するんだけど、それもまたかわゆかった〜♪
ちなみにあたくしは黒くてでっかい猫の「クロいの」が大好きです。クロいのを主人公にした話を読みたい……と切望しております。編集部にお手紙出そうかな。マジで。(2006.6.5)