中山智香子のレビュー一覧
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以下、内容についてのメモ。
経済学の堕落 =「主流」とされる自由主義経済学の潮流が、(本来、政治とは切り離せない存在であるはずの経済学を)政治とはあたかも無縁のようなふりをして、次第に(定量的かつ還元主義的な性質をもつ)科学に服従していき、あげくもっぱら貨幣という数量的価値の辻褄を合わせようとする...続きを読むPosted by ブクログ -
現在の経済学の在り方にはそれ菜ありの意義があるとは思うが、完璧なものではない。実際、私の見るところ実際の経済と経済学とは全くの別物だ。その認識に立って、経済学の在り方を考え続けることは非常に大切だ。その意味で、本書は貴重な試みであるといえる。Posted by ブクログ
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経済とは経世済民の略語だった。今の経済学はそこを目指しているようには見えないけど。
精妙な科学を目指した結果、経済学って「歯医者のような存在」になっていたんだね。もう一度「価値」の学問としての経済学に光があたって欲しいなぁ。Posted by ブクログ -
自由市場主義:私的所有・競争・合理的、Winwinのみの人間関係。
マネジメント・効率の追求は、経済学の手段であっても、ゴールではない。Posted by ブクログ