森下裕美のレビュー一覧

  • トモちゃんはすごいブス 1巻
    登場人物がみんな謎なんだけどあまり気にならずに読み進められる。この1巻はまだまだ序章なのでこれからが楽しみ。車谷君がお気に入りです。
  • トモちゃんはすごいブス 1巻
    このタイトル大丈夫かー。とか、表紙の女の子可愛いのに何で 「すごいブス」?とか思いつつ手にとった。(表紙の子はトモちゃんじゃなかった)
    相変わらず、さらっと不幸せな状況を描くのが上手いなと感嘆。
  • 大阪ハムレット 1巻
    森下裕美といえば「少年アシベ」で、少年アシベといえばゴマフアザラシのゴマちゃんで、森下裕美はゴマちゃんの漫画家として認識されることが多い。
    でもそれは森下裕美の魅力を表していないし、かえって魅力を覆い隠してしまっている。森下裕美の魅力は、市井の人々の生活、日常の悲喜劇を活写することにこそある。嬉しい...続きを読む
  • 大阪ハムレット 4巻
    いつも、この人もマンガを(特に最近の)読んだときに感じる、安心感と、不思議な痛みは、なんなんだろうと思います。

    わたしたちは、いろんなことをデータとして知っている。でも、いちいちそれに痛みなんか感じない。
    だから、こうして物語として提示されて、はじめて想像力をめぐらすことができる。

    そうして、デ...続きを読む
  • トモちゃんはすごいブス 1巻
    ホンマにブスなトモちゃんと、気力ゼロなチコの物語☆
    森下裕美の本出てるー!って思って、衝動買いしちゃいましたΣ(・□・;)

    もうちょっと、森下ワールドなるように期待したいです♪(´ε` )
  • 大阪ハムレット 3巻
    1,2巻も良かったのだけれど、この3巻がぐっときました。特に最後のお話……。ちょっとやそっとの恵まれない境遇に嘆いている人っていると思うけど(私もかな?)、なにがなんでも幸せをつかんでやるという執念の塊のような女性にあきれつつも頼もしさを感じました。
    キャバクラ出身のお嫁さんなんて、旦那側の両親から...続きを読む
  • ウチの場合は(12)
    とうとう、追いつきました。

    ミトちゃんの成長具合が、ちょっと怖いけど、よく考えたら、ウチの甥っ子も、いつの間にか、しゃべったりして、人間らしくなってきたもんなぁ。
    子どもの1年と大人の1年は、長さが違います。
  • ウチの場合は(11)
    なぜか、10巻で終わりだとおもっていたのですが、12巻、この前、見つけました。
    で、あわてて本屋さんで探してもらって買った11巻です。

    ネタも、ものすごく最近という感じがします。KYとか。でも、この新聞連載は、あくまで毒が少なめです。
    この人のすごいところは、実は、メディァによって期待されている毒...続きを読む
  • 大阪ハムレット 2巻
    ちょっと切ないんだけど、やっぱりほっこりした気持ちになるというか、人間捨てたもんじゃないなと思わずにはいられない。
  • 大阪ハムレット 4巻
    いじめ・DV・子どもが産めない・同性愛。
    喜怒哀楽。
    介護・再婚。
    現実を真正面から描いている。
    目をそらすことができない。
    だからこそ。
    最新刊が待ち遠しい。
  • ウチの場合は(9)
    極端なんだけれど、ときどき、

    「いるよなぁこんな人…… 」

    と自分も含めて思ってしまいます。
  • 大阪ハムレット 1巻
    映画を見たばかりで比較しながら読むと面白い。次男のユキオ君は原作でもいい味です。けど映画のほうがいい。性同一性障害のヒロ君のエピソードでは、映画ではシンデレラの舞台を無理やり感動の場面にもっていってたが原作ではそうした必要がないのであっさりしていて好感だ。
    目と目の間が広いヘタウマなタッチは登場人物...続きを読む
  • ウチの場合は(12)
    大阪ハムレットもいいけど、制限の大きな4コマの方がこの人はずっと面白いと思う。新聞連載なので「ここだけ」みたいな毒は薄いけど、毒がないとは決して言えないところが森下裕美ワールド。大好き。
  • ウチの場合は(5)
    かき方しだいで、こわい話になってしまう話も、確かにあるなぁと思いながら読んでます。
    でも、そのこわい話になりそうなでならないところが、なんか、ゆるされているような気にさせられるポイントかも。
  • 大阪ハムレット 1巻
    森下作品の進化は凄い。悪意ギリギリの善意、そして根底には人間に対する大きな愛が、そこにある。大阪を舞台にした様々な男女の悲しくもおかしい生活。
  • ウチの場合は(4)
    バンさんを見てると……デジャブを感じてしまいます。

    いいじゃん、しあわせを感じているならそれで……。
  • 大阪ハムレット 3巻
    「あいの探偵」、いいなぁと思いながらも、けっこう、しあわせな人って、負い目のこともすぐに忘れてしまうということもちょっとおもったりした。

    ちょっとシリアス入った物語集なのですが、本質的なところは、「ここだけのふたり!」とそんなに変わっていません。

    「ここだけのふたり!」の笑いの中にかすかな悪意を...続きを読む
  • ウチの場合は(2)
    「これ、1巻はウチにあったっけ?」

    と妹に聞いてしまいました。
    そして、読みながら、

    「この主人公の子って、男だよねぇ」

    しっかり、ここに感想まで書いているというのに…。
    そういう意味では、森下裕美とか、谷川史子とかは、「おもしろかった」、「好き」という印象は残るのですが、ストーリーは全然のこ...続きを読む
  • ここだけのふたり! (10)
    空白の時間がありますね……。
    いきなりマンション出て、お隣がかわったりしていたので、ちょっとビックリしました。どうやら、ここで、連載されている掲載誌が変わったみたいです。

    「誕生」で終了かと思ったら、ものすごいいい加減なところで、ブチギレて終わったみたいな感じです。

    まあ、今でも、ふたりは、日常...続きを読む
  • ここだけのふたり! (9)
    あぁ、タチのいい変態の高橋さんには、覚えが……。
    他の森下 裕美のマンガの登場人物だと思っていましたが、「ここだけのふたり!」だったのですね。
    そして、登場も、こんなに後半だったんだ。

    こんな風に受け入れられていたら、悪いこともしないよなぁと、ちょっと今の世知辛い世の中を思ってみる。