舩山むつみのレビュー一覧
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経済や社会構造、価値観の変化により、シングル(結婚していない人、離婚した人、パートナーに先立たれるなどして独身になった人)が増え、そもそも、結婚を選ばない人も増えてきている。
日本では、国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、男性の約30%、女性の26%は恋愛をしたいとも思っていないと回答してい...続きを読むPosted by ブクログ -
最初のページで、難しくて読めないかも……と思ったが、その後はシャーロック・ホームズをなぞらえてるだけあり読みやすかった。実に面白い。江戸川コナンくんも面白がるだろう(笑)Posted by ブクログ
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初めは読みづらかったが、
慣れてきたらさくさく読めた。
正典シャーロック・ホームズと同じ時代の香港が舞台となった、秀逸なパスティーシュ作品。
その時代の香港に感じる背景の描写と
所々にあっと思う部分もあり
かなり楽しく読めた。
4部作であり、次回作は日本人にとっても特別なお楽しみもあるようなの...続きを読むPosted by ブクログ -
四部作の予定とのことなので期待を込めて星5。
凄まじい取材量で、作者はオタクの鑑みたいな人なんだろうな…と思った。Posted by ブクログ -
Twitterで怒っている人をよく見かける。自分が当事者にならないよう、怒りについて学んでいる。
本書は、2千年前のローマ人(しかも、総理大臣の右腕のような人)が書いたものだが、現代の『アンガーマネジメント理論』を網羅していることに気づいた。昔から人間が豊かに暮らすには怒りのコントロールが不可欠、...続きを読むPosted by ブクログ -
最近イライラしていませんか?
たぶん、小さな怒りも含めたら1日1回以上はしています。
私は怒りを覚えたとき、2,3日ははらわた煮えたぎっている感覚があり、イライラしてしまいます。普段、このイライラを忘れていたりもしますが1週間ぐらい経って、ふと思い出すこともあります。その際、顔を真っ赤にして、本人を...続きを読むPosted by ブクログ -
探偵小説の名を借りたスリップストリームなのかなと思いきやしっかり探偵小説でした。確かに文明論や台湾人論、日本人論など、主人公の探偵の「しゃべり」が多くてその点は探偵小説の枠を超えてるけれど。ハードボイルドでありながらどことなくユーモラスな感じもあり分厚くて読めるか心配してましたが、パラパラと読めてし...続きを読む
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少年の水死体が発見されてからインドに蔓延る巨悪を倒そうとする主人公がカッコよかったし、伯父から相続することになった子象のガネーシャが要所要所でいい仕事をしていて「変わってるけど良いコンビだなぁ。」と思った。続編が出るなら読んでみたい。Posted by ブクログ
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著者は<中国のスティーヴン・キング>と呼ばれるベストセラー作家らしい。
バスで隣り合わせた女性から預かった謎の箱を幽霊客桟に届けに行った作家、周旋から毎日届く長文の手紙。そこに描かれる幽霊客桟は不気味な雰囲気に満ちており、宿泊客も謎めいていた。手紙は日に日に現実離れした話になっていき、ついに…
本筋...続きを読むPosted by ブクログ -
幸せな人生を送るためには結婚はマストであるという固定概念と、シングルに対するスティグマが未だに根強く残っていることを解説し、選択的シングルの可能性を提示している。
シングルが増えている要因として、第一に考えられるのは離婚のリスクが高いこと。離婚は人の幸福を危うくする一方、結婚はそれほど幸福を約束し...続きを読むPosted by ブクログ -
・あらすじ
インドの大都市ムンバイが舞台。
心臓疾患のため警察を退職することになったチョプラの退職当日に青年の死体が発見される。
警察では事故死と判断されるがチョプラは死の真相を暴くため独自に捜査を開始する。
そんなチョプラ警部の相棒は叔父さんから贈与された子象のガネーシャ。
不正、賄賂、汚職と貧困...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かったー!!
本家シャーロックホームズのお話は実は全然知らないんですが、なんとなく面白そうの予感が当たり〜。
フー・アルとホア・ションの2人の友情やそれを取り巻く刑事、事件解決の経緯も楽しいのだけれど、何より1880年代の香港の煌びやかで玉石混同な街の様子が生き生きと書かれていて、読んでるこちら...続きを読むPosted by ブクログ -
読むボリウッド映画!RRRを皮切りに昨年は10本程度のボリウッド作品を見ましたが、そんな経験を元にこの小説を読むと脳内でボリウッド映画として再生されました。前半の象がアパートにやってきたシーンでダンスが入ってタイトルコールなんかがいいんじゃないかと妄想できました。内容で好きなところは、主人公は早期退...続きを読むPosted by ブクログ
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★まとめ
・幸福の秘訣は「世間」に流されないこと。
・世界各国で「シングルの日」というのがある。
→パーティーをしたり、シングルであることを肯定してより楽しむ日のこと。
・配偶者と一緒にいるときに感じる孤独感の方が、別居している時よりも大きく強く感じる。
→「理解してもらえない孤独感」
・寂しさ(孤...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学初心者の私にとっては少し難しい本でした。
「怒り」という感情について書いてあります。
怒りという感情は例え表に出なくても誰もが持っているものです。また、怒りは上手く飼い慣らす必要があると思いました。この本には怒らない方法以外にも人と接する時のスタンスのヒントとなることが書いてありました。
...続きを読むPosted by ブクログ -
“香港版ホームズ”。1880年代の英国統治下の香港を舞台に、ホームズである“フー・アル”とワトソンである“ホア・ション”が活躍する短編集。この時代の香港の文化や地理はあまり知らなかったので難しいところもあったが、どの話も面白かった。「訳者あとがき」を読むと、『辮髪のシャーロック・ホームズ』は全4巻に...続きを読むPosted by ブクログ
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独身差別はあるってことを認識しとけば、それに対して、耐性が強くなる。それは差別であり、相手が悪いこと。自分が悪いわけじゃない。
結婚しても、別れたらより孤独感を感じる。しかも、孤独に慣れてないからなおさらキツくなってしまう。今や50%は離婚する。
大丈夫、誰でも最終的には、一人。Posted by ブクログ -
ブク友様のレビューから手に取った1冊!
面白かった〜!
長編だったけどページをめくる手が止まらない。
登場人物の名前が日本人じゃないからそこがちょっと苦戦した笑Posted by ブクログ -
読みものとして充分面白い。
よく練り込まれた物語にグイグイと引き込まれ、展開も早くレイアウト上下段で300頁(原稿にすると600枚くらいか)も苦もなく読める。
また実際のところはわからないが、沸き上がる事象との距離感にお国がらが上手く表出されている様に感じられた。 亡き人達への畏怖、畏敬の念が日...続きを読むPosted by ブクログ -
数十年ぶりにシャーロックホームズに再会した気持ちになりました。
舞台が香港で中洋折衷の世界観もステキでした。
話はまさにホームズで面白いのですが、1つ難点があります。
それは「読みづらい」事です。常用ではない漢字が多く、読みも複雑です。
うーん残念!って感じでした。Posted by ブクログ