土居伸彰のレビュー一覧
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アニメ界の巨匠たち、宮崎駿や高畑勲、富野由悠季、押井守、細田守と同列に並べて考えてしまいやすけれど、現実を肯定する姿勢において、彼らとは一線を画する。また、『君の名は。』と『天気の子』とで、同じように災害を扱った作品のように捉えてしまいそうだけど、『君の名は。』:主人公たちは「器」でしかなかった、『...続きを読むPosted by ブクログ
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新海監督の映画は【巨大な個人制作】と呼ばれるらしい。
完全な個人制作はリソースが限られるが、映画に限らず制約ある環境下での傑作は多いと思う。
際限ない選択と集中が働くからだろうか…Posted by ブクログ -
個人作家として監督デビュー。一人でPCでアニメを作った。
脚本と編集だけは、今もひとりで行う「巨大な個人製作」。
「彼女と彼女の猫」1999年 猫の視点からの女性の物語 テレビアニメ化
「ほしのこえ」2002年 SFロボットアニメ DVD10万枚以上売り上げ
「雲のむこう、約束の場所」2004年 集...続きを読むPosted by ブクログ -
新海誠をタイトルに冠しているが、作者は新海誠その人自身に焦点を当てたいわけではなく彼の作品を順にたどりながら、アニメーションというものの歴史も紐解きたい、という本。
タイトルだけ見て買うと、肩透かしを喰らうかもしれない。
しかし、読んでいくと新海誠の異質さみたいなものが論理的に理解できて面白いし、「...続きを読むPosted by ブクログ -
手描きアニメがCGに変わっていくことで、作品の一部が野生化していくという考え方と、そこに生まれた空洞(空虚ではない)に観客の経験などを滑り込ませて共感を得ていくという展開が面白かったです。Posted by ブクログ
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『君の名は。』『この世界の片隅に』『聲の形』を皮切りに様々な作品を通して現代アニメを考察した一冊。「私」から「私たち」への変化、ディズニー・プリンセスとセカイ系、近年のディズニー作品と『君の名は。』の共通点など抽象的な話も多くて難しいけれど興味深いものばかり。逆に有名作品が次々紹介されるアニメ史のよ...続きを読むPosted by ブクログ
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マッケイ
50
巨大な個人制作、アレ・アブレウ
53
スタジオジブリの意識=個人ではなく工房
55
スタジオジブリの制作部門の解体
69
言葉と音楽によるマルチメディアな朗読劇
動きのような視覚的なものでリアリティを作らない
84
動きのないアニメの再開発
95
人がいない背景→emotion...続きを読むPosted by ブクログ