青海野灰のレビュー一覧

  • 逢う日、花咲く。
    途中、読んでいて辛くなるところがあったけど感動するし、素敵な物語だった。
    青海野灰さんの小説が本当に大好き。
  • 逢う日、花咲く。
    うまく言葉にできないけれど、ドナー制度に関して思うところが沢山あった。
    人の体の一部をもらって生きること、人に自分の体の一部をあげること。全く想像がつかない。

    最初から最後まで引き込まれる文章だった。
  • あの日見た流星、君と死ぬための願い
    時間がループしているから、自分がいつの今日を読んでいるのか少しわからなくなった。
    でも話はすごく面白いし、読み終わった後にタイトルの意味を理解して胸が熱くなった。
    登場人物に青海野灰さんの以前の本に出てきた人物が出てきて嬉しくなった。
  • この星で君と生きるための幾億の理由
    忘れられない初恋の女の子、夜間高校で同じ席に座る死にたがりの女の子、公園で一緒に野良猫を愛でる女の子
    何のために誰のために生きていくのか、繊細に、けれども力強く描かれた小説。

    全てがつながったクライマックスでは思わず泣きそうになった

    美しいだけでない展開、納得な結末に満足
    面白かった

    以下覚書...続きを読む
  • 逢う日、花咲く。
    ある少女の心臓を、主人公に移植した。移植したことによって、少女の感覚を寝ている間に感じることができた。その感覚は、今から3年前の少女の感覚だった。少女の心臓をもらったということは、少女は過去に死んだということ。それを救うというのを生きがいにし、主人公は様々な行動を起こす。その中で、主人公も少女もお互...続きを読む
  • 逢う日、花咲く。
    主人公の八月朔日(ほずみ)は拘束型心筋症と診断され、13才で心臓移植を受けます。その後、ドナーと思われる女の子の夢を見るようになりました。八月朔日は明るくて素敵な夢の中の女の子、葵花(あいか)に恋をしてしまいます。葵花の心臓を移植された八月朔日にとって、決して出会うことも、恋がかなうこともない残酷で...続きを読む
  • 明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に

    忘れなくてもいいことを知った

    忘れなきゃいけないと思っていたことを、忘れなくてもいい、その記憶とともに生きて、進んでもいいんだと実感した。
  • 逢う日、花咲く。
    命について再度考えさせられる小説 
    久しぶりの小さな文庫本であったため、すらすらと読んでしまった
    明日からはまた、1秒1秒を大切に生きていきたい
  • 逢う日、花咲く。
     個人的に、深夜ドラマの『謎の転校生』を彷彿とさせるような作品だった。文章の調べが流麗で淀みがなかった。タチアオイの花がアクセントになっていて、深い葛藤を各々が抱えているのだ、と。感じた。御門違いだが現実的に見れば、星野先生のしたことは看過できることではない。それを差し引いても、しっとりとした良い作...続きを読む
  • 逢う日、花咲く。
    ジュブナイルって感じの小説で良いですねぇ。    
    これは映画化しますねぇ間違いない。    

    しかし電撃小説大賞って日本最大級の新人賞なんですね。今や。
  • 逢う日、花咲く。
    ドナーの生前の記憶の一部が引き継がれる記憶転移の話とパラレルワールド的な要素もあった。
    読んだ時に「君の名は。」と「僕だけがいない街」を思い出したかな。
  • 君を、死んでも忘れない。
    無気力に生きている時に突如として現れた少女・ナナミ。
    難病でもうすぐ死ぬから、恋人ごっこしない?
    初対面での突然の告白に戸惑う樹。いつしか、会う回数が増えていくうちにナナミのことを意識するようになった。
    しかし、樹はある事実を知るようになった。ナナミの難病は嘘で、樹の方が難病だった。それは、ある事故...続きを読む