内澤旬子のレビュー一覧

  • 飼い喰い 三匹の豚とわたし
    千葉県旭市に車の免許も持たずに乗り込み、人に乗せてもらって取材するって甘えすぎ。。と少し怒りながら読む。でもこの人を巻き込むパワーが持ち味なのか。これだけ色々な人に感謝して最後豚を食べるときには300人が参加、豚肉料理は無事完食され、良かった良かったとこちらも嬉しくなる。テーマ的にしょうがないのかも...続きを読む
  • 内澤旬子の島へんろの記
    前著「着せる女」がとっても楽しかったせいか、これも明るい遍路道中もの(タマキングの「だいたい四国八十八カ所」みたいな)だろうと思って読み始めたのだが…。うーん、ちょっとヘビーな読後感だ。考えてみれば、これが書かれたのはストーカーとの戦いのすぐ後であるし、だいたい女性が一人でお遍路をしようというのは、...続きを読む
  • 世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR
    BookBarで紹介されていたので、読んでみる。
    肉は食べるし、昨今「肉をたくさん食べようぜ!」という風潮が強い。
    しかし肉大好き、食べたい!という者の中の何人が屠畜の現場を知っているのだろうか。
    きちんと命を頂いているということを、この本は教えてくれる。
  • 世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR
    世界の食卓に並ぶ肉の背景を取材した作品。

    殺して食べるからには残さず美味しく食べなくちゃね。
    肉を食うからには一度は真剣に考えたいこと。

    恥ずかしながら、日本も含めて多くの国で屠畜業が差別の対象になっていたことすら知らなかった…

    普通にこの仕事をする人がいるから美味しく肉が食べられると思ってい...続きを読む
  • 世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR
    二日で読み切った。彼女の屠畜フェチっぷり全開って感じで旅が貫かれてる。これと言った心境の変化が著者の中であるわけではない。いちいち気にしてしまうナイーブさを持っていたらこんなには回れなかったんだろうけど、これだけ回り切ることに何の意味があるのかというとよく分からない。好きだから回ったんだなーってこと...続きを読む
  • 世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR
    世界各国で生き物が食べ物になる過程をまとめた本。品川に行くとSONYの目の前に食肉処理場があることにずっと物凄く違和感を感じていたが、この本を読んで、さらに、そんなに莫大な量の食べ物が作りている事にも驚いた。
    肉を作る人達の事を差別する歴史があることは知識として知っていたが、実感値としては全くわから...続きを読む
  • ストーカーとの七〇〇日戦争 無料試し読み版【文春e-Books】

    悪くない

    自身のストーカー被害を基に書いている作品です。生々しく恐ろしい実体験に身の毛がよだちました。強いメッセージ性を感じました。