峰隆一郎のレビュー一覧

  • 虚陰十郎必殺剣(上) 冥府の妖鬼

    密書を巡る死闘!

    虚無を抱えた浪人のぶらり旅。修羅の連続。
    峰作品らしくSEXシーンも多いが、珍しくエロの尺がことごとく短い。
    戦闘のシチュエーションはバラエティ豊かで、オススメの一作。敵は旅先で色々出てくるが、メインは薩摩藩士や忍者集団。
  • 刀根又四郎必殺剣 孤狼が斬る

    大迫力のチャンバラミステリー!

    大奥中臈の怒りを買って殺された御家人の敵討ちと又四郎が助けた女を追う謎の藩士たちとの死闘が同時に展開する。
    後半からは女が又四郎に残していった暗号の謎解き要素も加わる。

  • 剣鬼・岡田以蔵
    時代小説特有の質の高い虚構を活かしながら、以蔵の生涯を追った重厚な小説。以蔵を扱った小説の中でも、女性関係が多岐に渡って描かれている点が特徴的でもある。そうした点が苦手な方は注意されたし。

    「武士ではない」という言葉が繰り返し使用されるように、自身が足軽であることを認め、武士になりたがらない以蔵が...続きを読む
  • 人斬り弥介 その一
    旧・その1。享保4年(1719年)。弥介33歳。娘5歳。弥介は妻と娘を人質にされ大岡越前(44歳)の犬(狼)となり人斬りをさせられることになる。今後の相方となる仁助(28歳・つぶて術・絶倫の女好き)。浪人仲間の左柄次郎左衛門(38歳・元赤穂浪人士)と九沢半兵衛。もちろんエッチ場面満載ですよ。
  • 会津の牙
    牙シリーズは各巻時代も場所も主人公もバラバラ。あだ討ちがテーマ。エッチ場面満載の濃厚な官能時代小説です。峰作品によく題材となるハンドパワーを扱った作品。1652年。柿崎主水(39歳頃・ハンドパワーを利用した揉み治療する)が出戻り女や武家のご新造や大店の妻や娘たちなどなど濡れ場シーン満載。
  • 越前の牙
    牙シリーズは各巻時代も場所も主人公もバラバラ。あだ討ちがテーマ。エッチ場面満載の濃厚な官能時代小説です。主人公猿丸周介(25歳)。お勢(33歳・未亡人)とは3年前から肉体関係。他にもたくさんの女性たちとの絡み・銭湯などでの愛撫など満載。牙シリーズでの主人公の死亡確認は初めて。
  • 秋月の牙
    牙シリーズは各巻時代も場所も主人公もバラバラ。あだ討ちがテーマ。エッチ場面満載の濃厚な官能時代小説です。銭湯などでの愛撫など満載。又七郎は妻と男の密通現場を発見。男のあだ討ちの旅で妹と叔父との禁断の絡みシーンは興奮しますよ。
  • 相馬の牙
    牙シリーズは各巻時代も場所も主人公もバラバラ。あだ討ちがテーマ。エッチ場面満載の濃厚な官能時代小説です。銭湯などでの愛撫など満載。1765年。刈谷兵介(25歳)村娘や武家の人妻お祐(29歳・終盤40歳で再登場)。
  • 飛騨の牙
    牙シリーズは各巻時代も場所も主人公もバラバラ。あだ討ちがテーマ。エッチ場面満載の濃厚な官能時代小説です。銭湯などでの愛撫など満載。時雨掃部(24歳・バイセク)。抜けますよ。
  • 奥州の牙
    牙シリーズ。エッチ場面満載の濃厚な官能時代小説です。1790年。水無流三郎(25歳)あだ討ちの子連れ武家未亡人との絡みや町娘などなどいつもどおり堪能できる作品ですよ。
  • 加賀の牙
    エッチ場面満載の濃厚な官能時代小説です。銭湯や湯屋などでの愛撫などや絡み満載。羅宇甚八(28歳)。さすが峰隆一郎作品はどれもエッチ場面満載で良いですね。
  • 人斬り弥介その四 修羅が疾る
    旧・その4。前作から1年と数ヶ月経過。享保7年(1722年)。神坂孫四郎(実は越前の犬)。深川は博徒(ヤクザ)7人衆で浪人を抑えている。弥介の首に千両。平三郎の首で登場した取手又四郎が助っ人として再登場。120人の浪人に囲まれ自害にまで追い込まれる弥介(旧・新すべて読んで今回のみ)。左柄次郎左・重症...続きを読む
  • 蛇目孫四郎斬刃帖 老中斬り
    蛇目孫四郎シリーズ第5弾。文政10年(1827年)。シリーズ全部読んだ結果、個人的に桃色寺→老中斬り→修羅の悪女→修羅の首→首切り。と読んだ方が全体の流れがスムーズに読めますよ。石翁の道場の7人の師範代の1人の茂呂十兵衛()に誘われて老中斬る手助けする。エッチ場面満載。
  • 蛇目孫四郎斬刃帖 修羅の悪女
    蛇目孫四郎シリーズ第6弾。文政12年(1829年)。前作、老中を斬って京に潜伏していた蛇目が2年ぶりに江戸に帰ってきたところからが今作のスタート。津香さんが嫁いでおり新たに綾さんが今後相手。再び十五屋に狙われ毒矢によって生死の境目を見た蛇目。エッチ場面満載。
  • 人斬り弥介その三 暗鬼の剣
    旧・その3。前作から約10ヶ月。弥介が記憶を無くす所から始まる。九沢半兵衛(越前の犬)に再会。今作登場している五鬼荘彦齋(55歳・弥介の養い親父の弟)。偽の妻と娘。川越
  • 人斬り弥介その二 平三郎の首
    旧・その2。前作のすぐ続きで、弥介・仁助は関八州を密偵として回る旅の話。途中で左柄次郎左も合流。坊主の示現(越前の犬・棒術・本名は取手又四郎)。エッチ場面満載ですよ。
  • 蛇目孫四郎斬刃帖 首切り
    蛇目孫四郎シリーズ第8弾。峰作品によく登場するハンドパワーを題材にした作品。お馴染みの壮絶な人斬りシーンは圧巻。エッチ場面満載。
  • 蛇目孫四郎斬刃帖 正雪の黄金
    蛇目孫四郎シリーズ第3弾。エッチ場面満載。埋蔵金をエサに大量の浪人を集めて処理しようとする幕府の企み。
  • 虚陰十郎必殺剣(下) 斬人無慙

    敵は隠密!

    旅の終わりは江戸でのライバルとの一騎打ち!
    新たな敵に偽陰十郎や加賀藩も登場。個人的にはエロ外人とのフェンシング対決が面白かった。
    手裏剣使いの女武芸者・松浦範が魅力的だが、最後は悲惨。というかメインキャラの大半が死に至る。
    話を2巻で終わらせるためか、強引にキャラを大勢殺して収拾した感はある...続きを読む
  • 阿修羅の女族(下) 幻影の巻

    胎児の仇を取れ!

    ようやく敵の首領である妖婆・丹を倒して決着。ラストで丹の幻術を破るシーンは結構面白かった。
    まあ一応敵組織といっても、女達からは気にいられまくってたけど。
    下巻は無法者集団とか反老中派の侍などが主要な敵。とりあえず主人公の妹さん助かって良かった。