大竹伸朗のレビュー一覧

  • ネオンと絵具箱
    現代美術家の大竹伸朗さんのエッセイ。

    瀬戸内国際芸術祭でも複数の作品を見ることができる大竹伸朗さん。このエッセイは彼の日常をユルい感じで書いているので、気軽に読めます。
    ですが、彼の美術的なひらめきに満ちた文章がガツンと来ること多数。そして周りの人にたいする愛や、ちょっと親父っぽい哀愁にも愛着を覚...続きを読む
  • 既にそこにあるもの
    しいくんの愛読書。
    ずっとすすめられてて、ようやく読んだ。

    最初は、読みにくい文章だなあ、
    と思っていたけれど・・・

    おもしろいっ!

    最近は、電車にのるとき、
    いつもかばんにいれています。


    わたしも、繰り返し読むことに、なりそう。
  • 既にそこにあるもの
    こんなにいい本はそうないなぁ、というくらいに良かった。この人の文章は好きだ。勿論、作品も好きなんだけど、アートとしての。パッションがある。というと安っぽく聞こえてしまうけれど、いやいや、本当にこの人にはパッションがある。そして、きちんとした視点がある。それが文章を読んでいるとわかる。(10/4/25...続きを読む
  • 既にそこにあるもの
    やっぱり天才の言うことは凄く納得がいく。
    うん、うん、頷いてばかり。
    気持ちがいい。ホント、その通り。
  • 既にそこにあるもの
    何度読み返しても飽きない。いつも持ち歩いて、ふとした時に読みたい。旅先のホテルで、テントの中で、せせらぎの傍で、鉄橋の下で、ベッドの中で。モノを創る、そのエネルギーの根幹は一体何なのか。その衝動はどこからやってくるのか。その見えないエネルギーに突き動かされて、無性にモノを創りたくなる、そんな本。
  • ネオンと絵具箱
    モロッコ旅行記「カスバの男」は
    巻末の角田光代さんの読書感想文での興奮度が理解できなかった。
    描写は妙にさめているのに、記述内容では興奮している。

    このエッセイ集は全く期待していなかったが、
    通常のエッセイ集が数年前の古いネタなのに、これは、ついこの間のことが書かれ、
    大竹伸朗、静かなその人の、感...続きを読む
  • ネオンと絵具箱
    同名の単行本に収録されたエッセイに、その後書かれたエッセイを加えて文庫化している。宇和島のアトリエとその周辺での身辺雑記と回顧展、直島銭湯の話等どれも興味深く、楽しめた。特に、宇和島のオヤジと鳥羽一郎のド演歌の話は、笑えた。文章も素晴らしい。画家には、名文家が多いが、大竹伸朗も岸田劉生、小出楢重、野...続きを読む
  • 既にそこにあるもの
    画家 大竹伸朗のエッセイ集。「既にそこにあるもの」の対峙の中から感覚的にぐっとくるものを形づくっていく大竹さんの創作物には、コンセプトでがんじがらめになったモダンアートとは違う開放感、また爽快感がある。ボアダムスのEYEちゃんとのエピソードは、お互いの感覚の素直さにおもわず笑ってしまったが、「これが...続きを読む
  • ナニカトナニカ
    無意識の層
     何も考えずドンドン上に貼ることを淡々と繰り返せ。
     気に入らなかったら破り取れ。破り取ったらそれを貼れ。

    何でもいいからやる
     徹底的に前向きで一途な思い込み 予期せぬ流れを生む

    きっかけ
     起きることを信じて続ける きっかけは些細な出来事

    理想の絵
     ゴミ収集人がこれはゴミだと...続きを読む
  • ナニカトナニカ
    2013年7月から2018年4月まで。宇和島、ヴェネチア、女木島、ロンドン、iPad、シンガポール、東京、豊島。
  • ネオンと絵具箱
    大竹伸朗の展覧会を初めて見たのが2007年の広島市現代美術館で、ちょうどそのころのエッセイであったためすっと入ってきた。松尾くんのこと、とか、林先生、とか、ちょっといい文章。