芹澤健介のレビュー一覧

  • コンビニ外国人(新潮新書)
    コンビニの外国人スタッフをよく見かけるようになったことや知り合いの工場で技能実習生が失踪したという話も聞いたので、その背景と現状を知りたくなってお取り寄せ。本著は2018年発行。現在の数値を調べる必要がある。危機感だけでなく、これらの課題に取り組んでいる企業や自治体の紹介もある。著者のように、まずは...続きを読む
  • がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法―(新潮新書)
    画期的ながんの治療法である光免疫療法についての解説とその現象の発見から治療法としての開発過程をまとめた本だが、小林久隆の研究者としての発想の素晴らしさと心意気がライターの芦澤健介の筆力でユニークな読み物となっている.これまでのがん治療法は、外科療法、放射線療法、化学療法、がん免疫療法があるが、対象と...続きを読む
  • がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法―(新潮新書)
    光免疫療法に関して、詳しくは小林先生御本人の著書を読むとしても、第5のがん治療として分かりやすく書かれているので、導入としては最適だ。また、小林先生の生い立ちと苦労されてきたこれまでも語られるため、それも相まって光免疫療法に興味を持つことができる。まだたくさんの解決しなければならないことがあるけれど...続きを読む
  • がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法―(新潮新書)
    こんながんの治療法があることをはじめて知った。まだ、一部の部位でしか認められていないようだから、もっと治験が進んであらゆるがんの治療で行えることを期待したい。
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    少し前に未来年表を読み日本の人口減少と少子高齢化問題、外国人労働者の必要性を目の当たりにした。
    外国人は増え日本に来たがっているのでwin winと思っていた。

    しかし、本書を読んで外国人労働者の抱える問題や近い将来借金を作ってまで日本に留学に来る価値がなくなって行く可能性を知りこのままこの問題を...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    コンビニで働く人から起業家まで。出稼ぎ留学生から上司は外国人まで。色々な軸で、いろいろな動機での分析が興味部会。確かにより情報の少ない国から来るようになるのだろう。日本人学校ビジネスは結構荒っぽいもののようだ。
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    日本のコンビニで外国人が働く。もはや当たり前の光景だ。なぜ彼らは日本で働くのか、どんな将来を夢見ているのか。外国人労働者の立場と彼らを受け入れる日本の立場を調べていくと、そこには矛盾や闇が存在する。

    途上国の若者からすれば、物価の高い日本で働くことは金を稼ぐ手っ取り早い手段だが、基本的に日本政府は...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    コロナの影響がなかった2018年の本、それから3年、外国人労働者はどうなってるんだろう?ーアルバイトができる留学制度を持っている国は少ない。ただし週28時間まで。100万人の外国人労働力に依存している。在留外国人は250万人で訪日外国人は年間2800万人。留学生が増えているのはベトナム、ネパール、ミ...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    昨今、コンビニのレジで対応してくれる店員さんの多くが外国人であることに、あらためて気づきます。
    少し前までは中国・韓国の方かな、という印象でしたが今ではいんどやネパールから来たと思われる人が多くいらっしゃいます。
    日本語も(業務に支障がない程度には)不自由なくコミュニケーションができますし、接客態度...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    自分自身が、こんがらがった紐の1本になってしまってないか、考えてしまう内容だった。

    私は今外国人人材紹介会社で働いているが、在留期限が切れそうな外国人に、簡単に『もう1年学校を延長して就職活動したらどう?』と提案している。

    たった40分の面談では、相手の背景も十分には知れないし、本音で話してもら...続きを読む
  • となりの外国人
    本書は近年増えている、技能実習生を中心とする外国籍の人たちのことを扱っている。

    「移民」という言葉に、明確な(というより統一的な)定義がないということを、初めて知った。
    日本政府の定義では、永住権を持って入国する人、となるそうだ。
    この定義のよれば、日本には移民はほぼいないことになる。
    こうして日...続きを読む
  • となりの外国人
    少子高齢化などにより、日本のこれからを考えることはより一層大切になると思います。

    "私たちは、これから、いままで誰も見たことのない日本を見ようとしている"

    本書の中の言葉です。

    日本では、アジア人の見た目で日本語を話す人を日本人と受け取りがちですが、その認識では非常に視野、考え方が狭いことを痛...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    ミクロな視点から外国人労働者の実態について述べている。日本は移民政策は行わないと政府が掲げているにもかかわらず、実態は2016年時点で外国人労働者数は世界四位であり、2018年10月末時点で146万人もの外国人労働者が働いている。この数に大きな影響を及ぼしているのが技能実習制度・外交人留学生だ。これ...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    他文化、他国籍の人々に(ある意味)不寛容と言われる日本だけれど、実はコンビニや飲食店等で外国人アルバイトが増えていて、もう彼らなしでは難しい状況になりつつある、という内容。

    ただ、労働時間の上限が厳しく、違法な働き方をしている人も多いそうだ。もっと他国籍の人にも開かれた法や労働環境が整うといいんだ...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    コンビニで働く外国人はなぜアルバイトをしてまでも日本に住みたいのか。

    世界的に見ても難しいと言われる日本語を習得してまで、なぜ日本に住みたいのか。

    このような疑問がこの本を手に取った動機だ。

    日本へ来ている留学生達は主に、
    ・働きながら勉強できる日本の制度に魅力を感じたから
    ・彼らにとって日本...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    ベトナム人留学生の推測「東京五輪後は来日する外国人は減る。成長率が伸びたのはアトランタオリンピックのみ、低金利が上昇し人手不足を補う為の外国人の受け入れが進んでいない」 日本語能力試験 出入国管理法(週28時間まで働いて良い) p28「「移民」は断じて認めないが外国員が日本に住んで働くのはOK.むし...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    コンビニだけではない、外国人の働き手としての導入の方法としての留学。日本への留学は週28時間バイトができることが魅力、それにより借金をして、日本語学校でボラれつつも借金を返しつつ留学することも可能。
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに4万人超。「移民不可」にもかかわらず、世界第5位の「外国人労働者流入国」に日本がなったカラクリと、知られざる隣人たちの切ない現実に、丹念な取材で迫ったルポルタージュ。

    うちの近所のコンビニも時間によっては外国人ばかりの時がある。なかなか興味深い本。
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    普段、この手の新書は殆ど読まない。
    だけれど東京に住んでいた時、アパートの近くのコンビニにも海外のスタッフがいた。
    そして職場は新大久保にあったのでコンビニはもとより、日本人より海外の人の方が多く、ここ日本だよね!?状態だった。
    この海外の人達は一体、どこから来てるの?とずっと謎だった。

    でもこの...続きを読む
  • コンビニ外国人(新潮新書)
    新聞の書評で興味を持った。個人的には、コンビニ店員に外国人が多いとは感じていないが、小売業や飲食店にはたしかに外国人が増えたように思う。著者は、1年にわたり、外国人が留学生や実務研修生として来日する仕組みやその実態、そして、当の外国人に取材するだけでなく、日本の労働力を実際に外国人が担っていることを...続きを読む