作品一覧 2023/08/18更新 がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法―(新潮新書) 試し読み フォロー コンビニ外国人(新潮新書) 試し読み フォロー となりの外国人 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 芹澤健介の作品をすべて見る
ユーザーレビュー コンビニ外国人(新潮新書) 芹澤健介 コンビニの外国人スタッフをよく見かけるようになったことや知り合いの工場で技能実習生が失踪したという話も聞いたので、その背景と現状を知りたくなってお取り寄せ。本著は2018年発行。現在の数値を調べる必要がある。危機感だけでなく、これらの課題に取り組んでいる企業や自治体の紹介もある。著者のように、まずは...続きを読む日本で働きにきてくれている店員さんに、どこの出身か怪しまれない程度に尋ねてみたい。 全国に55000店舗を超えるコンビニ。移民不可にもかかわらず、コンビニ勤務の外国人はすでに4万人超えとのこと。政府の方針を「移民は断じて認めないが外国人が日本に住んで働くのはOK、むしろ積極的に人手不足を補っていきたい」と読み解く。政府が移民という言葉を避ける理由は一般市民の移民(経済水準の低い国から高い国へ入国して生活するものというイメージ)アレルギーがあるからなのでは、という指摘は鋭い。移民の定義は国際的に統一された定義はないらしい。定住外国人という文言を提言する報告書もあった様子。 コンビニで働く理由、在留留学生の週28時間までという上限、国別の内訳の推移、労働力に依存している現状を数値や図表でわかりやすく説明。ベトナムやミャンマーの日本語ブーム、留学生同士の人種差別、技能実習生の過酷な状況、日本語学校による講師からも学生からも搾取している闇(2017年643校で全国私立大学より多い乱立数、教員対学生数2020年法務省規定で40以下だが、100を超す学校あり)、ローソンのベトナム国内に独自の研修施設と奨学金制度、沖縄ファミリマートの留学生インターンシップや日本初の公立日本語学校開設した北海道東川町の紹介があった。 ネパールは識字率65%だが、大学進学率約50%、大学院進学率約12%日本と同率 日本学生支援機構JASSOによると外国人留学生64%が日本での就職を望むが実際就職できるのは約30% 失踪する実習生2015年から3年連続で毎年5000人以上 Posted by ブクログ がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法―(新潮新書) 芹澤健介 / 小林久隆 画期的ながんの治療法である光免疫療法についての解説とその現象の発見から治療法としての開発過程をまとめた本だが、小林久隆の研究者としての発想の素晴らしさと心意気がライターの芦澤健介の筆力でユニークな読み物となっている.これまでのがん治療法は、外科療法、放射線療法、化学療法、がん免疫療法があるが、対象と...続きを読むするがん細胞の根絶はできても、周囲の健全な細胞にもダメージを与えるという欠点はどうしようもないと認識されていた.光免疫療法はミサイル療法と例えられるようにがん細胞だけを消滅させる.がん細胞は正常細胞のコピーミスから突然変異で生まれるもので、人間の体の中では1日に5000~1万個のがん細胞が生まれていると言われ、通常は私たちの体に備わっている免疫システムなどによってほとんどが摘み取られる由.それをくぐり抜けてひそかにがん細胞が成長する.それをこの光免疫療法で根絶できる日は近いと感じた. Posted by ブクログ がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法―(新潮新書) 芹澤健介 / 小林久隆 光免疫療法に関して、詳しくは小林先生御本人の著書を読むとしても、第5のがん治療として分かりやすく書かれているので、導入としては最適だ。また、小林先生の生い立ちと苦労されてきたこれまでも語られるため、それも相まって光免疫療法に興味を持つことができる。まだたくさんの解決しなければならないことがあるけれど...続きを読む、がん治療の前進を、これからも見続けていきたい。 Posted by ブクログ がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法―(新潮新書) 芹澤健介 / 小林久隆 こんながんの治療法があることをはじめて知った。まだ、一部の部位でしか認められていないようだから、もっと治験が進んであらゆるがんの治療で行えることを期待したい。 Posted by ブクログ コンビニ外国人(新潮新書) 芹澤健介 少し前に未来年表を読み日本の人口減少と少子高齢化問題、外国人労働者の必要性を目の当たりにした。 外国人は増え日本に来たがっているのでwin winと思っていた。 しかし、本書を読んで外国人労働者の抱える問題や近い将来借金を作ってまで日本に留学に来る価値がなくなって行く可能性を知りこのままこの問題を...続きを読む放置しておけば日本の未来はどんどん暗くなって行くと感じた。 問題は複雑というが、バカでかい学費を安くすればいい問題なのでは? 実験をするわけでも講師にお金がかかるわけでもないのにとんでもない学費を支払わせて学校側が搾取している。 バイトの制限時間では学費が払えず違法をして強制送還。 学費さえまともな額になれば問題は落ち着くと思う。 Posted by ブクログ 芹澤健介のレビューをもっと見る