万城目学のレビュー一覧
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子どもの頃、きっとこうだった。
子どもの、猫の経験する別れは、等しく悲しく、相手への想いがあふれ、そしてまた別の世界を歩んでいくものなんだな、と感じた。Posted by ブクログ -
シュメール人の繁栄と没落と今となってはわからないことではあるが、真実としてなにが当時起きたのか興味を持たせてくれる本。情景描写が私には、読解力不足なところもあり、楽しめない場面があった。今どんな地形で何をしてるのか、場面理解できるとハラハラ度はより高まると感じた。Posted by ブクログ
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これってファンタジー?SF?
最後まで読むと、SF寄りかな、という感じだけど、そこはまあどちらでも良いとして。
メソポタミアという言葉にロマンを感じる身としては、手にとってしまったら買わずにいられなかった。
設定がなかなかユニークで面白いのと、背景となる幅広い分野の知識というか情報がしっかりしてい...続きを読むPosted by ブクログ -
小学一年生の目線で日常を見ることができる小説。歯が抜けた時のことや、夏休み中のプールのことを思い出し、懐かしく感じました。
人間になったマドレーヌが商店街で何を買ったのかが明らかになるシーンで感動しましたし、玄三郎が亡くなるシーンで泣きそうになりました。Posted by ブクログ -
ティラノサウルスの発掘から、いつの間にかイラクに舞台が変わる。いやいやなかなか強引だ。
神は何でもできるのか?神の民は、現代にもいるのか?
文明と神の関係。
メソポタミア文明の発生と崩壊。
古代から現代につながる新たな神話が展開される。Posted by ブクログ -
3つ子の不思議な能力の話かと思えば、それが壮大な物語へと展開していく。とにかく先が読めない話で夢中で読み進めた。面白くなってきたので下巻も購入!続きが楽しみ!Posted by ブクログ
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今年、2023年第170回直木賞ノミネート作家の作品を手にした。
こちらの作品もノミネート作品。
とても、心温まる作品。
小学生かのこちゃん、赤トラ猫のマドレーヌ夫人、その猫の主人である老犬玄三郎の1年間通してのハートフルストーリー。
不思議な現象もあり、なかなか読み進め感あり。魔術的要素のあるマド...続きを読むPosted by ブクログ -
一章、二章あたりは、物語がどう進んでいくのか分からず読みにくさがあった。大きく物語が動き出してからは面白く読めた。
風太郎の勘所の悪さや鈍感さには少しイライラしましたが、やはり物語にはどうしても必要な設定。Posted by ブクログ -
いつも通りぶっ飛んでいる。それなのに、そういうこともありそう、とか思う。期待通りの万城目ワールド。楽しいよね。砂漠の匂いがするよね。知らんけど。Posted by ブクログ
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読み漁りはこれで一旦終了。
大阪弁が苦手で万城目作品でもこちらはあまり興味なかったが、読後変わった。
確かに大阪には独立した、東京に媚びない何かを感じる。
建築気になる!ので建築デラックスもポチろう。Posted by ブクログ -
胸に刺さる言葉がいくつかあった。
後藤先生が大輔に向けて世の中で1番難しい事は何か?との問いかけ。
ずっと、正直な自分であることや。
幸一は、自分が大切やと思うものは、自分で守れ。
大きな壁に立ち向かう子に向けた言葉は考えさせられるものがあった。Posted by ブクログ -
元気いっぱいな小学生のかのこちゃんと、猫のマドレーヌ夫人の、何気ないけど幸せの詰まった日常が描かれたお話でした。
人目線だったり猫目前だったり、
角度によって見え方も感じ方も違うけど、
みんな大事にしあってるところが何よりもほっこり。
読んでる間中、かのこちゃんとマドレーヌ夫人をそっと見守る気分に...続きを読むPosted by ブクログ