唐木田 みゆきのレビュー一覧

  • ゲストリスト
    ルーシー・フォーリーの初翻訳。もしかしたらデビュー作かも。かなり評価は迷ったけど、星4寄りの星5で。

    アイルランド沖の孤島で行われる有名俳優と若き女社長の結婚式。
    嵐が近づく中、いよいよ式も盛り上がってきたところに停電が。そして響き渡る悲鳴。どうやら誰かが殺されたようだが。。。という冒頭に始まり、...続きを読む
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
    一応ミステリなのかな?いわれればありそうでなかった、シュミレーションモデルを推理の材料にしちゃうミステリ。確かに要素を恣意的に選択してプログラムかけたら傾向でまくりだろうなと。
    しかし主人公が天才過ぎてちょっとやりすぎ~。生物、化学、医療系、プログラム系、実地もおっけーとかないやろw題名からインディ...続きを読む
  • 生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人
    あっという間に読んでしまうある意味コスパが悪いミステリー
    進化を続けるクレイ博士の活躍は、マニアックに面白い。
    こんなのありかなという評価も読むが、だって小説だもの。科学的マニアックさと、展開に引き込まれ、読み終わり、翻訳ないので洋書によーいどん、すべてよみおわるひがこわいけど止められない。
  • 殺人記念日
    これはめちゃくちゃ面白い!
    翻訳とは思えないほど文章が読みやすく、500頁超えだがグイグイ読まされる。終わりに近づくにつれてどんどんのめり込み、そしてあのラスト。

    夫婦のシリアルキラー→妻の裏切り(寝たことへの復讐)→逃避行、家族総出の直接対決→妻が死に、夫は正当防衛で無罪に→そしてまた...

    ...続きを読む
  • 生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人
    第一作の破天荒な行動こそやや控えめになったものの(学者さんだしそりゃ学習するでしょ)ヒーローぶりが身に付いてきたぶん(それも意想外な特技を披露するほどに)活躍譚の内容がさらに充実してきた感じで三作目が待ち遠しいのだが、今回は控えにまわったガールフレンドがいよいよ表舞台に登場してくれるのではないかと期...続きを読む
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
    生物学探偵なる呼び名が惹起するイメージから遥かにかけ離れた破天荒かつ突飛な行動力(警察から証拠を盗みつつ自ら死体を発掘して回る)とコンピュータを駆使する冷徹な論理的思考が奇妙にも同居した新米探偵が初登場。終盤いよいよ真犯人と対峙してどんどん緊張感が高まっていく中、ランス・アームストロングをも凌ぐドー...続きを読む
  • 殺人記念日
    どうしても大好きな富樫倫太郎さんのSROシリーズを思い出さずにはいられない。アメリカの近藤房子と言いたくなるわたしの妻。

    これはおもしろかった。一気に読めた。
  • 殺人記念日
    一人称のミステリー。面白くて一気読み。新しい犯罪を計画しながら過去の事件も徐々に明かされる構成。日頃の会話から子供を大切に思ってるありきたりの家族の様だが実は‥どんどん引き込まれていった。今は今年1番かも。
  • 殺人記念日
    最初の50ページを超えたあたりから面白くなっていって、8時間くらいぶっ続けで全部読んだ。分厚くて何日かかるかと思ったけれど、嬉しい誤算。

    映画化したら絶対観る。
  • 生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人
     理科系が苦手な人はタイトルを見て本書を避けようとされるかもしれないが、理科系が苦手なぼくでもシリーズ一作目『生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者』ともども本作をしっかりと存分に楽しめたことを保証します。前作よりも理科系とかハイテク数学系などの場面に多くページが割かれている印象はあるものの、それらがス...続きを読む
  • 訴訟王エジソンの標的
    トーマス・エジソンとニコラ・テスラ(ウェスティングハウス)の直流交流戦争に立ち会った弁護士が主役の話。
    章の巻頭に格言が採用されているけど、私はエジソンのものが好きだ。
    おそらくエジソンは大衆受けも含め、処世術に物凄く長けている。発明体制の発明が凄い。
    対立するニコラ・テスラは凄く変わり者で孤独を愛...続きを読む
  • 訴訟王エジソンの標的
    面白かった。
    実在の人物が電球の訴訟に絡んで錯綜する。かのエジソンが敵役。主人公の弁護士ポールは敗戦続き。奇人二コラ・テスラは予測不能。控えめな登場をしたアグネス・ハンティントンの行動は胸がすく。
    類似の小説が思い当たらない。
  • 訴訟王エジソンの標的
    電気の黎明期を演出した3人、エジソンは発明を、ウェスティングハウスは実用的システムを、ニコラ・テスラは必要な科学と応用を橋渡しする。もうひとり、社会に受け入れられる「事業」が生まれるにあたって、弁護士がいた、、という実在の人物に魂を吹き込んだノベル。
    海外のノベルで、一読、一生忘れられなくなった作品...続きを読む
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
    久方ぶりに当たりだ!!!
    物凄い好き。これ好き。
    アメリカドラマのクリミナルマインドすごい好きなんだけどあのBAUチームを一人でやってるみたいwwwセオさん好きwww
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
    生物情報工学とは書いてあるが、主人公は生物学を包括的に引き受けている大人物という印象だった。
    天才科学者が謎解きの使命感とスリルと、他の人に疑われる不安とが一人称で語られるのが面白い。
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
    大学で生物工学を教えているセス・クレイ教授。彼がモンタナ州の人里離れた町に滞在中、近くの森で昔の教え子の死体が見つかりました。彼は教え子の死に衝撃をうけ、さらに自分が容疑者になったことから元来の偏屈気質に火がつきました。そして熊に殺されたとされるかつての教え子の死に疑問を抱き、独自に調査を始めるとこ...続きを読む
  • 傷を抱えて闇を走れ
    アメフトの選手として活躍するビリーが主人公。義父からの絶え間ない暴力が、彼を暴力人間と化していく。新任のコーチは彼の家の事情で何としても大会を勝ち上がりたい野心を抱えている。取り巻く環境は転入者に厳しいアメリカ南部の田舎町。そこで義父の殺人事件。
    どこまでも切ないミステリーだったが、私の1番救いにな...続きを読む
  • 傷を抱えて闇を走れ
    アメリカ南部の現実… 人間の醜さと歪みを余すところなく描いた社会派ノワール #傷を抱えて闇を走れ

    ■あらすじ
    アメリカ南部、高校生のアメフトのスター選手であるビリーは、ある日義理の父親と喧嘩になり殴り飛ばしてしまった。翌日義父の様子を見に行くと、なんと彼は殺害されてしまっていたのだ。一方、アメフト...続きを読む
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
    これは面白い。過去の連続殺人を、生物学の新しい視点から掘り起こしていく、全く新しいタイプの小説です。多少眉唾な部分も無きにしもあらず、ですが、久しぶりにむさぼるように読んだ本となりました。
  • ゲストリスト
    アイルランドの孤島で開かれた結婚式で起きる殺人。
    花嫁はオンライン雑誌の創設者。
    花婿はサバイバル番組に出ている人気者。
    招待客はみんななんだか暗い過去がある人たち。

    誰が殺されたのか?
    誰が殺したのか?
    最後の方まで分からないところが面白い。

    複数人の視点で物語は進んでいく。
    意外と混乱しなか...続きを読む