寿木けいのレビュー一覧

  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない
    基本的につまみなのがいい。たまに鬼のようにおしゃれなやつもあるけど。
    沢村貞子の「わたしの献立日記」と並べて、台所に置いておこう。
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ
    タイトルは沢村貞子氏のエッセイ「私の浅草」に登場する母の台詞。
    長女誕生にまつわる困難と共に紹介されている。
    子供の前では涙を見せない。家事をしていれば涙も忘れられる。

    個人的には、過去のネガティブな感情や些末な出来事に対して、長々と書いている部分が多く感じられて好きになれなかった。
  • 土を編む日々
    どのレシピも季節や土の匂いの近くにいて、一冊丸ごと、どれも試してみたいなぁと思った。
    この本を読んで改めて、故郷というものが持つ「威力」を知った気がする。私は明確な故郷と呼べる土地を持ってなくて、こんなふうに原風景に根付いた食への関心を体感したことがない。ちょっとうらやましいなぁと思った。
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~
    10品のレパートリーと組み合わせについて参考になった。それぞれに詳細なレシピがあればもっと良かった。
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~
    文体がどんどん沢村貞子に似てきているなと思った。意識して近づけているのか、主婦が思いのまま書くとこうなるのかはわからないが。
    これを知識として持たないと、この本の意味はないんだろうなと思う。何を作ろうかな、と開く類いの本ではない。
  • 土を編む日々
    ひとつひとつのレシピに添えられるエッセイの、きまじめな丹精さ。食材を食を食卓を愛おしみ、丁寧に整えていく凛とした姿勢に頭が下がります。
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない
    140字でまとめられるなんて、すごい。
    しかも作り方だけじゃなく
    時折、日々の雑記のようなものまで
    その中にひそませてある。

    実際料理することに興味がうすいので
    めっちゃ速読しましたが
    料理好きな人なら
    例えば寝る前に見開き1ページ読んで
    明日のおかずを考えるとか
    そういうのも楽しいかもしれません...続きを読む
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない
    365日ハレのごちそうの本では、ありません
    実は私はそう思って読み始め、?
    レシピとよぶほどのって書いてあるじゃん!
    本当に肩肘張らない、普段着の食べ物の本です。
    ゆず胡椒の作り方、こんなに簡単なの?
    散歩の足を延ばしてフルーツポンチ買いに行こう。
    生活の中に、あ!コレ出来るかも?
    を発見出来る本で...続きを読む
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~
    料理好きな人が行き着いたシンプルなメニュー。
    レシピもそこに至った話も書かれてて読み物としても面白かった。
    私は料理好きじゃないからすごいなぁと感心。
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~
    レシピ本ではなく、著者の食・料理に関するスタンスや現在に至るまでの生活上の変化もとらえつつ、最終的に行き着いた”きほんの10品”とそこから派生させた品々を紹介した本です。

    この本を読むと、料理とは生き様やその人の生活スタイルを表すものであるな、ということに改めて気づかされます。

    紹介されている料...続きを読む