あらすじ
ニューヨークの市街電車の車内にて、株式仲買人が上着のポケットに入った奇妙な凶器で殺害される
密室状態の車内には、被害者に悪意を抱く者が大勢いた
警察は元俳優の探偵、ドルリイ・レーンに事件の解決を依頼するが、第2、第3の殺人が発生するに及び、事件は意外な様相を呈し始める…
クイーンは
...続きを読む国名シリーズは読んだのだけれど、こちらのシリーズはよく考えたら読んでいなかったなと思い購入
このシリーズはXからきちんと読まないと面白さが目減りするらしい
いきなりYを読んじゃダメって事ですね
ドルリイ・レーンシリーズが日本に初上陸したのが「紙魚殺人事件」
1936年の事なのだが、この「紙魚殺人事件」の原作は「ドルリイ・レーン最後の事件」だったそう
いきなり最終作読まされた当時のミステリファンの心境や如何に…
さてさて、Xの悲劇
ドルリイ・レーンの全てが鼻についた
芝居がかったやり口(まぁ元俳優だしね)屋敷、使用人全てがもう臭かった
あと、両耳が殆ど聞こえないのだけれど読唇術を使えるので会話は完璧って、そんなもんなのか?
ついでに、あの変装は如何なものかと思ったが
いるのかあれは?
最後の変装はおいといて、最初の変装の方ね
と言うか、ドルリイ・レーンが超人過ぎて吹いた
あと警察の人間が馬鹿で粗暴な感じで書かれていたのも、探偵を際立たせる為にはまぁしょうがないのかな
サム警視に同情した
とかいろいろ書いてるけど、それでも面白かったのは間違いない
まさに正統派だなと思った