フィリップ・N・モーゼズのレビュー一覧
-
ツイッターで話題のニンジャスレイヤーを書籍に纏めた1冊。
破茶目茶な文章表現とは裏腹に、内容はいたって真面目。
熱きニンジャソウルに触れれば、ニンジャの魅力にハマること間違いなし。
ツイッターならただでは読めますが、やはり紙で読みたいので私的にはコチラが好きです。
ただ、難点を上げるなら時系列になっ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ニンジャスレイヤーって、プロレタリアート文学ですよね」
私ではなく、ツイッターのフォロワーさん(書店員)がおっしゃった一言なのだけど、これってなかなか正鵠を射ているのでは。
忍殺語、世界設定、絶妙な言葉選び……というのは三巻目ともなると新鮮味も薄れて「もうあきた」となってしまいがちなのだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
忍殺語と呼ばれるオリジナル・スラングを交えた文体が楽しい、爽快ニンジャ・アクションかと思いきや……サツバツ! 変な日本語と突飛なニンジャに笑っていられたのは最初の十ページだけだった。
舞台は磁気嵐により世界から孤立し、重金属酸性雨が降り注ぐジゴクめいたマッポーの近未来日本・ネオサイタマ。繰り広げら...続きを読むPosted by ブクログ -
シルバーカラスサンほどにんさつっぽさを廃したキャラはいないんじゃないのか。
にんさつっぽさとはオハギ中毒だったりとかマグロだったりとかそういうのです。
シルバーカラスサンは善人ではなくて善行を行ったわけでもなくて、道を後世に繋ぎたくてヤモトサンを利用したに過ぎず、それを自覚しているからこそ尊いイン...続きを読むPosted by ブクログ -
そして二冊目。というか、書店にこれしかなかったので、最初にこちらを購入したのですが。
他のレビューでも絶賛されている「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」、ヤモト=サンとシルバークロウのエピソードが普通に名作で泣いた。ネタ小説だと思って手にしていたので、背後からのアンブッシ...続きを読むPosted by ブクログ -
きっかけはツイッターのTLに流れてきたことだったか……。元々カンチガイ系ファンタジーや、「ぼくの考えたさいきょうの××」ネタが好きなので即フォロー。そして今に至る。
忍殺語と称される作中用語の出来があまりにもよいし、ネタやツボを心得ているので、最初は「天外魔境」シリーズのように「自称日本通のガイ...続きを読むPosted by ブクログ -
ニンジャが出て殺す!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
Twitterで大好評連載中のサイバーパンクニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』待望の第2巻!
1巻に引き続き、既存のアトモスフィアを維持しながらに、さらにマッポーのニンジャ世界観に磨きをかけている。
重篤なニンジャヘッズにはもちろん、ニュービー・ニンジ...続きを読むPosted by ブクログ -
ゴウランガ!
スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウが至高!
ヤモト!アイエエエ!Posted by ブクログ -
サイバーパンク・ニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』第1部ネオサイタマ炎上の1巻です。
マルノウチ・スゴイタカイビルにて妻子の命を奪われたフジキド・ケンジですが、ナラク・ニンジャのソウルを宿すニンジャスレイヤーとなり復讐を誓います。
多くの登場人物がいる割に時系列順ではありませんが、目茶苦茶な世界観に...続きを読むPosted by ブクログ -
...たぶんねぇ、なんかのSF作品紹介のページで見たから読んだと思うのよね。
1ページ目捲ったら、「...ネオサイタマ...」
.....ニンジャスレイヤーやないか〜い笑
ニンジャスレイヤーは3巻ぐらいまで読んだけど、短編ばっかなのと、世界観に飽食したので(折り鶴のやつは不覚にもほろりとしたけどw)...続きを読むPosted by ブクログ -
今巻は今までより背景が白い気がしてしまった。でもそれを差し置いてもやっぱり面白い。
レッドゴリラ=サンがオタッシャしたり、デッドムーン=サンの初登場。
ダークドメイン=サン率いるザイバツVSヒューネラル=サン率いるアマクダリセクトの集団戦。
そして何より大人気のドラゴンベイン=サンの登場!
...続きを読む -
ある漫画を見るために初めて買ったんですが、他の漫画も思ったより面白かったです。
-
マスタートータス=サンVSフジキド戦がメインな
残念ながらメテオストライク=サン達のバトルは結構ダイジェスト
でもメテオストライク=サンが楽しそうなので良かったです
第二部ラストやグランドマスター戦に比重置きたいから駆け足進行なのは仕方ないね!
サラマンダー=サン戦やサイバネアームになるラン...続きを読む -
読書って異文化に親しむものなのだな、とこの本を読んでしみじみ思った。
サイバーパンクもヤクザものも今まで全く馴染みがなかったので、「サイバネ」などの単語を一つ一つ調べながら読んだし、独特の言葉の使い方をするので意味が取りにくい。でもそんな作業が入っても読み続けられるほど面白い。
「ニンジャ」や「ヤク...続きを読むPosted by ブクログ -
『ニンジャスレイヤー』第2部第1巻。舞台はネオサイタマからキョート共和国(リパブリック)へ移るも、終わらない復讐劇が描かれる。
主人公が孤独に戦いを始めた第1部開始時とは異なり、すでに協力者たちが現れつつあるので、物語への今後の関わりが楽しみ。敵方のニンジャたちもいちいち個性的で面白い。Posted by ブクログ -
『ニンジャスレイヤー』シリーズ『ネオサイタマ炎上』編第3巻。
今巻は、エピソード「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」にて、怨敵ラオモト・カンに協力者ナンシー=サンを攫われ幕を閉じる。エピソードの時系列が「ランダムにカットアップ」されているとはいえ、物語の終結が見えてきた印象。
「...続きを読むPosted by ブクログ -
ネオサイタマ炎上篇の第2巻。
今巻では、少女忍者ヤモト・コキが、不治の病で余命幾ばくもないニンジャ、シルバーカラスに出会う「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」が印象的。誤った日本文化の描写は相変わらずおかしいのに、シルバーカラスの立ち居振る舞いや台詞が、ハードボイルドでいちいち...続きを読むPosted by ブクログ -
設定、世界観に深く食い込む「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ」
新敵キャラを魅せる「ザイバツ・ヤング・チーム」「ミッドナイト・ブルー・オトノサマ」
シチュエーションアクションの傑作「マグロ・サンダーボルト」まで、超速筆でありながらいずれも一定以上のクオリティ。本当奥深い。Posted by ブクログ -
まだ未熟なニンジャスレイヤーの不安定なダークヒーローぶりが格好いい。ユカノの健康的セクシーさは眼福だが読む目が泳ぐ気も。敵ニンジャデザインの達者さはますます伸び伸びとして1コマ1コマ麗しい。Posted by ブクログ
-
窮地からの完全復活といういわばお約束に満ちた展開が、おざなりじゃなく熱のある好シーンになっている漫画力の高さ。アクションに隠れがちなニンジャデザインがじっくり見れる設定画も楽しい。Posted by ブクログ