フィリップ・N・モーゼズのレビュー一覧
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ニンジャスレイヤー第2部第7巻。ニンジャスレイヤー、ザイバツ、ダークニンジャ、三つ巴の戦いはザイバツ優位に進むけれど、ブラックヘイズとフェイタルが参戦し、戦線に変化の兆しを見せて上巻は幕を閉じる。
第2部最終戦であり、遊びの少ない巻かと思いきや、ラストエピソードに「ザ・ヴァーティゴVS地底科学世界...続きを読むPosted by ブクログ -
シュールなディストピアの中で蠢く巨悪とそれに抗う人々を描く、ハードボイルドSFニンジャ活劇、第2部第6巻。
ニンジャスレイヤー陣営はガンドーに加えてナンシーも参戦、ザイバツ・シャドーギルドはマッポーカリプスへと向かう儀式を始めんとし、デスドレイン陣営はランペイジを失うもアズールがニンジャとして覚醒...続きを読むPosted by ブクログ -
ハードボイルドディストピア忍者活劇、第2部第5巻。
今巻は、表紙にも登場している私立探偵タカギ・ガンドーが主役を張るエピソード「リブート・レイヴン」の存在感が強く「探偵小説めいたアトモスフィア」も感じさせる。カラス・ニンジャのソウルに憑依され非人間に成り果てても、その名に「ディテクディヴ」を背負う...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっとの時間読むだけだったのに読みふけっちゃったよ!!!
時系列は月破壊後、アマクダリ崩壊からソウカイヤ再興までの間っていうエピソードン
サイバネ者の火蛇、ハッカーの大熊猫、カタナ社の氷川は本編でも多分出るわ
1つの読み物として本当に面白かったです
フジキドもマスラダも出ません
ナラ...続きを読む -
『ニンジャスレイヤー』第2部第4巻。コミカルな道具立ての底流に流れるのは、相変わらずディストピアの閉塞感なのだけれど、ニンジャスレイヤー側だけでなく、ダークニンジャ側にも協力者や崇拝者が現れたことで、全体に虚無感は和らいだ感覚。
今巻で印象的なエピソードは、ザ・ヴァーティゴが本編に初登場する「ディフ...続きを読むPosted by ブクログ -
『ニンジャスレイヤー』第2部第3巻。
表題作の「スリー・ダーティー・ニンジャボンド」は普段と趣向を変えた用心棒もの。ニンジャスレイヤー、ジェノサイド、フォレスト・サワタリ、三人のニンジャが共闘する展開は王道で熱い。いつものハードボイルドでドライな文体でなく、叙情的な結びが印象的。
他にも、ユニークな...続きを読むPosted by ブクログ -
『ニンジャスレイヤー』第2部第2巻。
ラオモト・カンの末子、ラオモト・チバの戦いの始まりが描かれる「ライズ・オブ・アマクダリ」が面白い。チバの脇に控えるオニヤス・カネコ(ニンジャネーム:ネヴァーモア)、とアガメムノンのキャラクターが良い。3人を描いた扉絵にも雰囲気がある。
「ウェイティング・フォー・...続きを読むPosted by ブクログ -
第1部「ネオサイタマ炎上」の完結。といえど、復讐者の葛藤は解消されることはなく、第2部「キョート殺伐都市」への引きを残しながら、余韻を持って第1部が閉じる。
相変わらずのハードボイルドだけれど、最終章「ダークダスク・ダーカードーン」で、フジキドとナラクとのバディ戦が描かれる展開もまた熱い。
キャラ...続きを読むPosted by ブクログ -
サイバーパンクディストピアSFニンジャ活劇。
悪の組織に妻子を奪われた男が、古代のニンジャの力を獲得し、その力の闇に呑まれないよう抗いながら復讐のため戦う、という筋の、王道なダークヒーローもの。「Wasshoi!」「のっぴきならぬマッポーの世」「インガオホー!」「ヨロコンデー!」など独特の言語センス...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりに買いました。間飛んでるけどさほど気にならず。
ヤモト=サンちょっと切なげなところもありつつカワイイヤッター
だけで生きていけるわ私。Posted by ブクログ -
ほぼ物理書籍版1巻に合わせてかつwasshoiしたアレンジメントというスゴイワザマエ。なに、ニンジャ展開はこれだけじゃない?ヨロコンデーーッッPosted by ブクログ
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物語に引かれたのはこっちの方が強い。スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ。この一話を読んだだけで、この本の元はとれたと感じた。どんな人間にも意味がある。そして何かを伝えるそんな物語に弱いのだ。終わりも良い。託された新たなニンジャに幸あれ。Posted by ブクログ
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巷でうわさのアイエエエエ!ニンジャ!ニンジャナンデ!?です。
記念すべき一巻の話の最初が「これまでのあらすじ」・・・
どうやら時系列バラバラの一話簡潔みたいです。それでも読者そっちのけで話がぐんぐん進んでいく勢いはすごいです。Posted by ブクログ -
この巻は「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」と「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」のどちらも甲乙つけがたい。
アトロシティ、は荒唐無稽なキャラクターであるヤクザ天狗が好き勝手に暴れまわる話なようでいて、タロやヤマヒロが到底敵わない理不尽に立ち向かう話であることに気づく。
一見...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻でのお気に入りは「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」
初見ではそこまで印象には残らないかもしれないが、読めば読むほど深みが分かる。
悪の組織の戦闘員がヒーローに倒される、それだけの予定調和な、本来なら触れられるまでもない、タイトルの通りのごくありふれた夜。
それだけにレオパルドが最後に残し...続きを読むPosted by ブクログ -
アクションゲームのラストステージめいて、ニンジャスレイヤーが戦う、戦う、戦う!これまで戦って来た敵も再登場し、ボスラッシュめいて息つく暇なく戦い続ける。文章でこんな疾走感を得られるとは全く信じ難いほどだ。
鋭い社会風刺も相変わらずで、胸焼けしそうなバトルの連続に清涼感を与えてくれる。
シックスゲイツ...続きを読むPosted by ブクログ -
サイバーパンクニンジャ活劇、ニンジャスレイヤー。これが何かというのはとても一言では表せないが、本筋は家族を殺された男が悪の親玉に復讐するという単純な話。
その単純な筋にこれでもかというほど多様な味付けをして出来上がった作品と言えるだろう。
サイバーパンクやアメコミの影響はもちろん、毎回個性的な怪人(...続きを読むPosted by ブクログ -
巷で噂のニンジャスレイヤー=サンの冒険はずっと気になっていた。
単行本の分厚さに躊躇していたが、今回イヤー!とキヨミズ・プラットフォームから飛び降りるつもりで買ってみたら大正解だった。
ツイッターに投稿された時とはストーリーの順序が変えられているようで、第一話にあらすじがあった時点でこれは普通の...続きを読むPosted by ブクログ -
分かってやってるに違いない、絶妙な違和感で統一された日本で繰り広げられるニンジャ同士の構想。twitter小説ならではのスピード感、意外と王道なストーリー、そして各エピソードが時系列バラバラで、つい読み返したくなるのも中毒性高し(-_-)Posted by ブクログ