柴崎竜人のレビュー一覧
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前編からの続き。
「冬のオリオン」よりも登場人物のエピソードが楽しく、印象に残るようになった。逆に今回は星座の話にはそんなに惹かれなくなったかも。Posted by ブクログ -
裏表紙のあらすじをざっと読んでジャケ買いしたような感じで手を伸ばした本。
主人公の、星座にまつわるストーリーは面白かったけど、とにかく現代風の口調で読みにくい印象があった。
星座の知識をつけるにはいいかもしれない。
続編を読むのは、少し迷う。Posted by ブクログ -
相変わらず和真の語り口は面白いです。
過保護な親バカ街道をまっしぐらかと思いきや、和真と元カノのお話で急展開。謎はまだ残るものの、この1冊で親子になってきたなぁと。
個人的には葵が好きになれない。
でもピカ爺と奏太とリリーが好き。Posted by ブクログ -
物語として読みにくさはないのだけれど、どのキャラクターにも感情移入ができず、誰が幸せになっても、誰が不幸になってもおもしろくないな、と思ったまま読み進め、やっぱり最後までしっくりこなかった。
ちょっと宣伝文句に期待しすぎてしまった。Posted by ブクログ -
相変わらず星座の説明が面白いw
奇妙な親子関係も少しずつ見えてみて、面白くなってきたケドあと2冊あんだよねー
個性が強い常連のお客様達も変わらずで、読んでて楽しい(*Ü*)
意外な一面が見えたりもするし。
4冊読むよーって方はぜひ!笑Posted by ブクログ -
三茶にあるバー併設のプラネタリウム。
館の店主の弟が10年ぶりにやってくる。小学生の娘を連れて。
星座で語られるギリシャ神話が心温まる物語を運んで行く。
誰しもが送る日常に、仄温かい小事件が、心を和らげる。
時には心のストレッチも必要ですね。ほんのりした一冊でした。
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夏。
美しく輝く星座が空に昇る頃、星座館に集う人々も熱さを増し、厚みも出てくる。
葵という名の女の子はいつも星座館で寝ている。
いったい彼女は何者で、何をしに来ているのか......寝に来ている、以外に。
この彼女、実は今後物語の大きな転換点となる人物なのだが、詳細はまたの機会に。
葵のいとこも...続きを読むPosted by ブクログ -
世田谷区三軒茶屋、というとちょっとおしゃれな、でも商店街も残る新旧混ざった落ち着ける場所というイメージだ。
そんな場所に一軒の星座館がある。
店主は金髪がトレードマークの和馬。
そこにやってきたのは、マッチョの物理学博士で弟の創馬。
と、娘の月子。
この星座館にやってくる人たちと星座の物語。
星座...続きを読むPosted by ブクログ -
三軒茶屋、太子堂、遊歩道、世田谷通り、茶沢通り……大好きな街が物語になるのはうれしい。
石田衣良、 伊坂幸太郎あたりが好きな人はハマるんじゃないかと。
主人公やその弟とつれ子の月子ちゃん、みんながみんな訳ありで、一生懸命生きている。
特に主人公が実は前科者だったりヤクザ出身だったり、なかなかヘビーな...続きを読むPosted by ブクログ -
家族の大きな愛に胸を打たれる。それだけに現の行動の理由に興味があったのだが、何とも短絡的に思えた。
あらすじ(背表紙より)
著名な近代日本画家の来栖現と、一途に彼を支え続ける美しい妻・佳世。家族の枠を超えた大きな愛で人々を包み込む佳世のもとには、いつもたくさんの人が訪れていた。たびたび有名人と浮き名...続きを読むPosted by ブクログ -
クール男とチャラ男が、一晩で背負った二千万の借金のかたに、ヤクザの御令嬢の政略結婚の成功を請け負うハメに。
ストーリーとしては、漫画やドラマのような
テンポ良い展開で、小説じゃなくてもいいんではないかと。
上流社会の仕組みやお見合いに対するしきたりなどは読んでいて面白かった。Posted by ブクログ -
オワコン(終わったコンテンツ)、現在の結婚システムが持つ、子どもをいかに生産的に作るか、そんなシステムの”おわった”感がよくわかる。人を愛し、共に家族を作り、共に育っていく関係の素晴らしさもわかる仕組み。Posted by ブクログ
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このストーリーのいいところは、守られるものはやっぱり守られるってところ。モデルとなってると思われる学校の人たちの生態も書き切っている。すぐに◯◯知ってる?って繋がり持つところとか。終わりがサッパリしているのもいい。サッとすきっと読めるPosted by ブクログ