ゴーシュを追うという大きな話の中に、手紙を届けるお話が入っていて、今回は、レイお嬢様とキミドリのお話と幻灯台守のお話がよかった。
レイお嬢様とキミドリのお話は、キミドリの手が汚れているところから、絵手紙の差出人の予想はついてましたけど、コルバッソは悪い女ですねー。解雇されたみたいですけど、人の手柄
...続きを読むを自分のものにって、ほんとラグの心弾がなければあぶなかったです。
幻灯台守のお話は、最初に出てきたルーグがラグに似ているなって思ったんですけど、塔に残ったこころに影響されていたんですね。途中で身体に出てきた痣らしいものが、ニッチの叩いたあとだったっていうのは、巻末のサンダーランド博士の復讐ページを見るまで分かってなかったです。
最後はゴーシュのお話ですが、記憶をなくしたあと、自らノワールとなったみたいなゴーシュ。女の子で出てきたロダは、あのロダではなかったって分かりましたけど、ちょっとはこころが残っているのかなぁ。妹であるシルベットを覚えていないっていうのは、ちょっとひっかかりますけど・・・