北原雅紀のレビュー一覧
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世の中の清濁、人の暖かみと憎しみ、この事件簿にはレコードと共に様々な人生があります。
カメラマンのお話は、良くなりそうな偶然の直後に悪い偶然が起こってしまい、ドラマチック過ぎないせいか、ひときわ悲しいです。
事件を鮮やかに解き明かすレコード探偵に驚くのも良し、弟子入り!?状態の店員さんを暖かい気持ち...続きを読む -
法医昆虫学の権威、ファーブル。
彼が昆虫を通じて見るのは、人間のエゴか、優しさか。
最後に、子を思う父親の気持ちに涙が出ます。Posted by ブクログ -
独善的なキャラクタを描かせたら、多分藤田先生(からくりサーカスとかうしおととらとか月光条例の作者様)の次くらいに最高の作家さんが
多分、この芸風をその身に降ろし、それを掴んだ切っ掛けじゃなかろうかとか勝手に思っている最高の漫画。
主人公ジキル君は心の優しい真摯に被害者加害者の事を考えて働く裁判官。...続きを読むPosted by ブクログ -
「家栽の人」の著者の魚戸おさむ氏の作品。
食べものを通じた温かいヒューマンドラマが展開します。
この作品では全体を通して、日本の食の危機に警鐘を打ち鳴らしています。
食はどうあるべきかを見直す必要性を感じずにはいられません。
美味しい物、手軽な物、安い物で食事をするのではなく、食べるべき物を食べるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
あっさりと完結してしまって寂しいですね。徹くんの話はせつなかったです。マリアさんと玄米先生は結局どうにもならないの?Posted by ブクログ
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食に対しての物語だったので最初から注目し、全巻所有しておりましたが、早くも10巻で終了となってしまいました。
もっともっと長く続けてもらいたかった。Posted by ブクログ -
舞台は大学。玄米というお名前の先生とその生徒達の食にまつわる物語です。
第2巻は、ウ○チの話や、食卓を囲むことの意味の話から持ち寄って皆で
食べる話などです。
食と切っては切れないウ○チの話は、現代の食生活のずさんさが浮き彫りに
なっています。これはマンガの中の話ではない、きっと身近な問...続きを読むPosted by ブクログ -
本屋で思わず手に取って、「面白そう!」と思い即購入しました。
舞台は大学。玄米というお名前の先生とその生徒達の食にまつわる物語です。
この時代での農業への偏見、昔ながらの食材(食事)離れ、食への意識に対して、決して強い主張ではなく、柔らかくストーリーとして表現されていて、色々考えさせられるマ...続きを読むPosted by ブクログ -
今月の本舗おすすめの一冊は、『玄米先生の弁当箱』という、そう、漫画です。ぬか漬けのお話から始まります。主人公は大学の農学部の先生です。その名も『結城玄米』先生。ぬか床を背負って、講義にやってきます。授業?と思わせるような始まりですが、その入り方が、実は深ーいとこに行きつきます。生徒さん達もぬか床作り...続きを読むPosted by ブクログ
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2巻になっていよいよおもしろくなってきた。“裁判員制度”にスポットを当てた旬の作品。今巻のメインでもある“保護責任者遺棄致死”容疑の母親の裁判はなかなか見応えあり。特殊な能力を手に入れたが故に“正義”に苦しめられるジキル。裁判員と裁判官、裁判官と裁判官。それぞれの思惑を抱え、壮絶なる心理戦が繰り広げ...続きを読むPosted by ブクログ
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大学の農学部の先生が主人公。初回の授業でぬか漬けを持ち込んだり、キャンパスに畑を作ったり。ちょっとユニークですが演台の食生活について考えさせられるコミックです。Posted by ブクログ