panpanyaのレビュー一覧
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相変わらずの独特な世界観。
漫画を読むというよりは、日常にあるものにそんな視点や想像があったのかと、アートに触れるような作品。
「うるう町」や「ビルの芽」という発想に驚き。
コンビニおにぎりのラベルの話で現実に戻りつつ、ラベルを剥がすための大手三社の傾向と対策で、結局見えてる世界の違いを感じた。Posted by ブクログ -
すごいゆっくりとじんわりと面白い。
panpanyaさんずっと気になっていたけど手を出していなくて、今回商店街という題名にひかれて購入してみた。
絵は素朴なんだけど描写が細かいところはとても細かくじっくりと眺めて読んだ。
内容は簡単にいうとシュールかな。でも現実的な部分もあり空想と現実がまじりあ...続きを読むPosted by ブクログ -
この作品の雰囲気をなんと表現すればいいのだろう?
日本の残して欲しい文化風土を切り取っているのかな?
日本だけにこだわっているわけではないですね。「ここはどこでしょうの旅」という短編では日本以外の国も登場していますね。このシリーズも好きです。
この作家さんの作品を書店で見かけたらきっと購入するのだろ...続きを読むPosted by ブクログ -
panpanyaワールドを堪能した。
今回も素敵な装丁。カバーを外すと外壁(いや、天井?それとも床?床下収納があるような)で、凸凹が感じられる。下に通風口があり、ここもちゃんと凸凹していて、ネジの頭が凹んでいるのも嬉しい。
生き物でないものが、生き物のように成長する話が面白い。
昔の漫才に「地下鉄...続きを読むPosted by ブクログ -
ふんわりした登場人物と、濃密な建物や、風景が入り混じってる絵がとても好きだ。
人物より、景色や、家、建物が主役になっている。
日常でふと見る景色から着想されていると思われる、変な短編は、読み手には逆に物語の元となった景色のほうを想起させるようで、過去に見た日常の風景と結びついて、読んでいてノスタルジ...続きを読むPosted by ブクログ -
毎度のことだが、panpanyaさんの漫画を通してだけ、思い出すことができる情景みたいなものがあって、今回も普段目を掠っているだけのぼんやりした風景が、急に濃密で立体的なものとして脳に復元されて、しびれた。
魚やかましくてかわいい。Posted by ブクログ -
四日間かけて寝る前にちまちま読んで読み終わった
二匹目の金魚でどハマりして、こちらを読んだけど、やっぱりおもしろい
フィリピンにゆかりがあるからすごく興味深かった
ドライグヤバノ食べてみたいね
今だにバロットだけはごめん...
次は動物たちを読むPosted by ブクログ -
短編集。著者の他の作品も読みたい。
グヤバノの味に思いを馳せながら読みました。
グヤバノ食べてみたい。
目的のある旅がしたくなる。
表題グヤバノ・ホリデー以外のお話もとても面白くて引き込まれた!Posted by ブクログ -
『おむすびの転がる町』で出てきていたカステラ風蒸しケーキのお話が盛りだくさんなところを見る限り、相当に好きなのだろうなぁ、描きたかったんだなぁと伝わってきました。Posted by ブクログ
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独特の世界観なのに、地に足がつきすぎている独特の世界観。ごくごく短い掌編の短編がバランスよく配されていて、とても満足いく作品集であった。panpanya先生の新作が安定して読めるのが、大変に嬉しいのである。Posted by ブクログ
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やっぱり面白かった。好きだpanpanya。
特に「筑波山観光不案内」(私も行ってガマグッズ手に入れたい)、「新しい土地」「おむすびの転がる町」。
異界が現実世界とそのままつながっている感じ、まことしやかにあり得ないことを(時に正しい科学知識も交えながら)語る(騙る、と言ってもいい)技術、不条理で不...続きを読むPosted by ブクログ